唾液はどこから出ているのか?、目の動きをコントロールする不思議な力、人が死ぬ最大の要因、おならはなにでできているか?、「深部感覚」はすごい…。人体の構造は、美しくてよくできている――。
外科医けいゆうとして、ブログ累計1000万PV超、Twitter(外科医けいゆう)アカウント8万人超のフォロワーを持つ著者が、人体の知識、医学の偉人の物語、ウイルスや細菌の発見やワクチ○開発のエピソード、現代医療にまつわる意外な常識などを紹介し、人体の面白さ、医学の奥深さを伝える『すばらしい人体』が発刊された。
坂井建雄氏(解剖学者、順天堂大学教授)
「まだまだ人体は謎だらけである。本書は、人体と医学についてのさまざまな知見について、魅力的な話題を提供しながら読者を奥深い世界へと導く」と絶賛されたその内容の一部を紹介します。
● 実弾と空砲
「実弾と空砲の区別がつかない」。肛門の手術を受けたことがある私の知人は、自分の悩みをこう表現した。肛門の機能が落ち、おならと便の区別がしにくくなったのだ。表現はユニークだが、全くもって笑いごとではない。
肛門は、精密機械のようによくできた臓器である。降りてきたのは固体か液体か気体か」を瞬時に見分け、「気体のときのみ排出する」という高度な選別ができるからだ。固体と気体が同時に降りてきたときは、「固体を直腸内に残したまま気体のみを出す」という芸当もできる。こうしたシステムを人工的につくるのは不可能であろう。
おならと便を識別できないと、生活はとても不便になる。なぜなら、毎度トイレに行って便座に座らないとおならができなくなるからだ。日頃トイレに行きづらい職業の人なら、オムツが手放せなくなってしまう。
このような話をすると、必ず少数の人から、「私の肛門はたまに気体と液体を間違える」と指摘を受ける。確かに肛門が健康であっても、水のような液体の便は、気体と出し分けるのがやや難しいこともある。だが、その頻度は高くないはずだ。せいぜい、お腹を壊して下痢気味のときくらいだろう。「たまに」ならご愛嬌だ。
それはともかく、肛門の素晴らしい機能は他にもある。
<続く>
https://news.yahoo.co.jp/articles/fab9b113b77180437044560c018aa362f6a7baa8
肛門には、出口を常に締めている括約筋が二種類ある。一つは外肛門括約筋、もう一つは内肛門括約筋だ。外肛門括約筋は、自分の意図で動かせる筋肉、すなわち随意筋である。一方、内肛門括約筋は不随意筋、つまり意図とは関係なく動く筋肉である。
肛門をぎゅっと締めるよういわれれば、従うことはできるはずだ。
このとき動かすのは外肛門括約筋(と恥骨直腸筋)である。もちろん、直腸の容量に限界はあるため、十分な量の便が降りてきて直腸の壁が引き伸ばされると、排便反射によって内肛門括約筋が弛緩する(ゆるむ)。このとき、意識的に外肛門括約筋を弛緩させれば排便できる。
乳幼児は、これらを調節する機能が未熟なため、反射的に排便してしまう。一方、成人は大脳皮質からの指令によって外肛門括約筋を収縮させ、排便しようとする無意識の反射に意識的に逆らえるのだ。
これらの高機能な筋肉と、極めて繊細なセンサーが、私たちの日常生活を支えている。普段の生活では肛門のありがたさを実感しづらいが、実は替えのきかない優れた臓器なのである。
<続く>
性的な目的で肛門にコップや人形などを挿入し、取れなくなって病院を受診する、というケースは比較的多い。直腸や肛門を傷つけて出血したり、穴が開いて重篤な腹膜炎になったりすることもある。手術が必要になるケースも少なくない。
肛門への異物挿入については、これまで多数の研究報告がある。患者は二十~九十歳代と広い年齢層に及び、男性は女性の一七~三七倍多い、とされている(1)。挿入された異物は家庭内で使用する日用品が多く、ボトルやグラスが約四二パーセントを占める(1)。その他、歯ブラシやナイフ、スポーツ用品、携帯電話、電球などの報告もある。
他にも、遊び半分でエアコンプレッサーの空気を同僚の肛門に吹きつけ、相手を死亡させるという事故が何度か報道されたこともある。いずれにしても非常に危険な行為である。また、肛門を使用した過剰な性交渉によって肛門や直腸に怪我をする事例も少なからずある。
特に、直腸の表面はやわらかい粘膜でできているため、乱暴に扱うと裂けたり出血したりする。膣に比べると、肛門や直腸の壁はデリケートだ。
肛門や直腸をひどく損傷すると、治るまでしばらく使えなくなる。その場合は、手術で人工肛門をつくり、便の通り道を変更しなければならなくなってしまう。無事に治療ができても、術後に肛門の機能が完全に回復せず、後遺症が生じることもある。
肛門の機能が落ちると、日常生活に甚大な影響を与えるというのは、前述の通りである。もちろん、こうした事態が起こるのは肛門外傷だけではない。直腸がんや肛門がんなど、直腸や肛門の病気に対する手術後にも肛門の機能障害は起こりうる。病巣を切除するためには、肛門周囲の筋肉や神経を傷つけざるをえないことがあるからだ。また、交通事故やスポーツ中の事故などによる脊髄損傷も、こうした神経障害を引き起こすことがある。
<終わり>
その人の性癖が分かる
ほんとこれ
いやほんと酷いよね
不思議なほど経験則が通じない
それは脳がバグってる
そこを快楽の行為に使うなんで頭おかしい
今年で2回w
意外だった
これを見に来た
尻もちで入っちゃうとかガバガバなんですかねぇ
入浴中に尻もちついちゃう事って多いんだなー
いつ見ても「常習者」に笑う
必死で考えた言い訳が
風呂で尻餅
なのに、ちゃっかり被っててワロタ
ペットボトルや哺乳瓶よりもシャンプーやらの容器が刺さった人がいないと状況的におかしいよね
偶然尻餅ならさ
50代のオッサンが暴漢に?ってなんだよ…
圧倒的な男の多さ…
ホモ多すぎ
自慰だと保険下りないから転んでちょうどいいとこにコップがあって入ってしまった事故ってことにする
お医者さんも察してくれるから大丈夫だよ
そういう嘘かどうかわからんのに、保険屋てそういうことにしてくれるもんなのか?
本人がそう言っている以上否定するにはそれが嘘であると証明する必要があるから、そういう事にするしか無いんだよ
風呂場で尻もちのありえねぇだろ感だいすき
75歳男が自慰…
うんこをいつしても問題ないように社会がなるだけ
肛門周囲膿瘍になったときは何するのも苦痛だった
特に座ると立ち上がるのが超大変
以上
たまに失敗というか怪しい時はあるけれど、
それでも凄い機能だと思うよ
くぼんだところで引っ掛かったらしい。
粗末に扱ったら将来おむつだぞ
と言われたんだって。たかが痔となめてはいけないんだね
なめたくもないけど
腸の不思議を実感できる
まあ人間のとは多少仕様が異なるが
屁と下痢と軟便、硬弁分類できるからな
チョーハイテクセンサーが付いてるようなもん
セ、先生、そこは入り口じゃなく出口です!!と、 俺はひとりでツッコミを入れてました。
精密機械の割には、ウチの銭湯の
ジェット風呂うんこたまに浮いてる…。
ジェット避けながら出入りしないと、エア浣腸になるゾ!
本文>>21
「そもそも肛門はウンチを出し入れする箇所だろ」
出すのはいいけど、入れるのはちょっとねえ。
やったことないよ。
1 Guy 1 Cup …か