さて、今回我々が覗き見るのは、現代日本の片隅で繰り広げられた、「クマVS自衛隊(ただし木の棒)」という、にわかには信じがたい物語だ。秋田県を襲う「災害級の非常事態」に、国民の期待を背負って出動した陸上自衛隊。しかし、彼らの手には実弾ではなく、「木銃」が握られていたという衝撃のニュースが飛び込んできた。一体全体、何がどうなっているのか? スレの住人たちの困惑とツッコミを追いながら、この奇妙な事態の真相に迫っていこう。
衝撃の出動、まさかの「木銃」装備に困惑
熊駆除はしないので銃は必要ないだろうとの判断で小銃(実銃)の携行は見送られた
https://www.asahi.com/sp/articles/ASTC52D3CTC5UTIL01JM.html?ref=tw_asahi
>自衛隊は今回、小銃などは携行せず、クマの駆除は実施しない。隊員はゴーグルと防弾チョッキを装備するほか、クマに襲われた際には銃身の長い銃と銃剣を模した「木銃」やクマよけスプレー、超高強度ポリエチレン製の網を放つネットランチャーで対応するという。
物語の始まりは、スレ主(イッチ)からの衝撃的な投下だ。クマ対策に出動した自衛隊の主要武装がまさかの「木銃」。しかも記事まで添えられている。朝日新聞デジタルによると、自衛隊はクマの駆除はせず、小銃も携行しないとのこと。隊員はゴーグルと防弾チョッキに加え、クマよけスプレーやネットランチャー、そして「木銃」で対応するという。 これには一体どんな意図があるのか、読者も困惑を隠せない。
熊が出没する地域に行って熊捕獲わなを運搬・設置するだけなので熊と戦うわけではないから銃は必要ない
万が一熊と遭遇した場合でも隊員は身体を鍛えているのでなんとかなると思う
なるほど、任務は「後方支援」に限定されているのか。クマと直接戦うわけではない、というイッチの説明に、少しだけ納得…いや、いや待てよ? 熊と遭遇したらどうするんだ?という疑問がすぐに頭をもたげる。
余計な荷物だろ
自衛隊員は訓練で使い慣れている木銃なら熊と格闘になってもある程度は戦えるということらしい
イッチ曰く、「訓練で使い慣れている木銃ならある程度戦える」、そして「熊避けスプレー」で安全確保…だと? うーん、この根拠はどこまで信用できるのか、読者の疑念は深まるばかりだ。
木銃の有効性? まさかの「竹槍」論争勃発
銃の形をしているので威嚇効果が期待できる
ここで飛び出したのが、「竹槍と何が違う?」という鋭いツッコミ。それに対する「威嚇効果が期待できる」というレスも、どこか心もとない。クマは銃を認識できるのか?という疑問が、この状況の滑稽さを一層際立たせる。
銃を撃っても追いかけてくるんですがそれは
クマは銃を認識できるの?
撃たれたことのある熊は銃を持った猟師を恐れるようになるのでなんとかなる
イッチの「撃たれたことのある熊は銃を恐れる」という発言は、もはや哲学の領域。果たして、木銃でその「経験」を積ませるというのか…? 読者のツッコミも止まらない。
「戦前から変わらぬ」日本の現状と、自衛隊装備の悲哀
戦前から変わってないどころかもっとひどくなってんじゃん
戦前はちゃんと三八式持たせてくれたと思う
「何なのこの国」という悲痛な叫び。戦前は三八式小銃があったという指摘には、思わず頷いてしまう。そして「国防(木の棒)」というパワーワードが炸裂。この一言に、多くの読者の感情が集約されている。
持ってないものは持っていけない自衛隊ってこういう装備品がすげえ貧相なんだよ
米軍や中国軍の装備品みたあとに自衛隊のをみると悲惨すぎて泣けてくるぞ
「持ってないものは持っていけない」という装備評論家のレスは、自衛隊の現状を厳しく指摘している。米軍や中国軍との比較で語られる「悲惨な装備」。この国の防衛体制は、本当にこれで良いのだろうか。
・B29
・熊
これもう税金の無駄遣いやろ
理想 国を挙げたクマ全滅作戦
現実 罠運び、防具はヘルメットと木の棒
80年後👉木銃何なのこの国😅
小銃とか持ってるだろ
「竹槍B29に通ずるものがあるな」という指摘が多数寄せられる。80年前と80年後で変わらない「竹槍」と「木銃」。この国の進歩はどこへ行ったのかと、嘆き節がこだまする。しかし、本当に小銃はクマに効かないのだろうか?
「小銃は熊に効かない」は本当か? そして現場のリアル
89式小銃の5.56ミリ弾では熊に効果ないぞ
んなわけってググったらガチっぽくて草
米軍のM4小銃でも5.56ミリ弾だから結果は一緒やね
最も米軍はそれ以外にも豊富な装備を用意できるだろうけど
「89式小銃の5.56ミリ弾では熊に効果ない」という装備評論家の衝撃的な発言。ググったらガチ、というレスには驚きを隠せない。米軍のM4小銃でも同じ結果だというが、彼らは他の豊富な装備がある。自衛隊の隊員の安全は、本当に確保されているのだろうか。
マジであんな装備で隊員さんに戦えって言われるのおかしいよ旧日本軍ですらもっと多様な付帯装備持ってたのに
さすが統一自民
自国の兵士をむざむざ死にに行かせるのかよ
そういやどっかのPKOだかでもロクな装備を持たせずに戦闘に巻き込まれて…おっと!?
これ以上は記録抹消したんだっけかw
防衛費が増えても現場の装備は貧相、という悲しい現実が浮き彫りになる。旧日本軍ですら多様な装備を持っていたという指摘は、現代日本の軍事体制への皮肉か。WW2から進歩がない、という嘆きも深く響く。そして再び、「懐かしき竹槍」が言及される。
「木銃は棒じゃない!?」まさかの反論と、現実の任務
銃剣道に使う木銃は棒じゃないぞ
https://twitter.twitter.com/camp_toyokawapr/status/1482984637408645121?s=46&t=S_asGai3RG43cR1g-BMy_g
棒…
想像以上に棒だった
ここで銃剣道ガチ勢から「木銃はただの棒じゃない」という反論が! しかし、提供された画像を見てみれば…「想像以上に棒だった」という棒確認班のコメントに、読者も思わず草が生える。
スピード感あるんやろ高市は
ナパームで山ごと焼き払え😡😡
基地害プロ市民が暴れるからムリや
そいつらごと駆除したらええよ
「自衛隊がクマを射殺できる法改正を」という強硬派の意見も飛び出すが、プロ市民の存在がそれを阻むという社会情勢ウォッチャーの意見も。そして、改めて小銃の有効性が問われる。
さすがに5.56で撃たれたら死ぬ
最近民家に入って撃ち殺されてたクマの動画あったよね
「5.56で撃たれたら死ぬ」という反論も。最近のクマ駆除動画の存在が、この議論に新たな視点をもたらす。やはり、実銃は必要なのではないか?
https://news.yahoo.co.jp/articles/883910dcc5863363999340894ff4b76adfefa1acマジでなにしにきたんやこいつら
4人チームを1県辺り2チーム投入とか
鬼滅の柱ぐらい働かないと何の意味も無さそう
そして、現実のニュースが投下される。Yahoo!ニュースによると、警察官がライフル銃でクマ駆除を開始したとのこと。 「警官がライフルで自衛隊は木銃なの差別やろ」という正論パンチャーのツッコミが、この国の状況を的確に表している。
運搬穴掘り穴埋め得意やし役に立ってるやん
自衛隊員が駆除されたクマの運び出し、ドローンで果樹園の探索も…秋田・鹿角市
2025/11/06 13:13
#クマ被害
クマの駆除支援で陸上自衛隊の派遣を受けた秋田県鹿角市で6日、自衛隊員が猟友会員と駆除されたクマの運び出しを行った。
同市農地林務課によると、午前10時頃、同市花輪のリンゴ畑近くの箱わなにかかっていたクマを猟友会員が銃で駆除した。
自衛隊員約10人と猟友会員がクマが動かないことを確認後、
猟友会の軽トラックで運搬して、別の場所で穴に埋めた
https://www.yomiuri.co.jp/national/20251106-OYT1T50064/
しかし、自衛隊の任務は「運搬穴掘り穴埋め」というポジティブ思考のレス。実際に読売新聞オンラインの記事が添えられ、駆除されたクマの運び出しやドローンでの探索など、後方支援として活躍している姿が報じられている。 彼らは彼らで、できることを精一杯やっているのだ。
熊VS自衛隊VS左翼の三つ巴や
自衛隊は銃は持ってませんっていくらアピールしても集まって来るやろうな
熊以上に地元の迷惑になるんじゃないか?
他の国なら軍でさっさと熊掃討して早く平和にするのにほんまアホな国やで
自衛隊が武装して出動すれば、反対派が押し寄せ「熊VS自衛隊VS左翼の三つ巴」というカオスな状況になるのでは、という政治評論家の予測には、苦笑いしか出ない。なんとも日本らしい、回りくどいやり方…この国の特殊性が浮き彫りになったスレだった。
知的好奇心
「木銃」を携行する自衛隊の背景
近年、日本各地でクマによる人身被害が急増し、特に秋田県では「災害級の非常事態」とまで称される深刻な状況にあります。これに対し、秋田県知事の要請を受けて陸上自衛隊が派遣されましたが、その主要武装が小銃や銃剣を模した「木銃」であったことが大きな話題を呼んでいます。
自衛隊の任務は「後方支援」
今回の自衛隊の任務は、クマの駆除そのものではなく、捕獲用の箱わなの運搬・設置、駆除されたクマの輸送、ドローンによる監視といった「後方支援」に限定されています。隊員はゴーグル、防弾チョッキ、クマよけスプレー、ネットランチャー、そして「木銃」を携行しますが、これらはあくまで自衛や威嚇を目的としたものであり、クマを殺傷するための実銃は携行していません。
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法的制約と役割分担
この背景には、自衛隊法における災害派遣時の武器使用に関する厳格な制約と、クマ駆除が本来の自衛隊の任務ではないという法的・組織的区分があります。自衛隊の今回の派遣は、自衛隊法第100条に基づく「民生支援」と位置づけられています。
警察との連携
一方で、2025年11月からは秋田県と岩手県で警察官がライフル銃を用いてクマ駆除を行う体制が始まり、役割分担の明確化が進んでいます。これは、国防を主たる任務とする自衛隊が、国民生活の安全確保という新たな側面でどのような役割を果たすべきか、その限界と可能性が問われる事態を示唆しています。
参考情報: news-postseven.com, pinzuba.news, nippon.com, aab-tv.co.jp
さて、今回の「木銃」を巡る一幕はこれにて終劇。明確な答えは出なかったが、現代日本の抱える複雑な事情と、現場の隊員たちの奮闘が垣間見えたのではないだろうか。最終的な判断は、読者である君に委ねよう。

この国はいずれ滅びる近いな
こんな国に子供作りたい思いますか