
序章:PCパーツ、まさかの高騰劇
PC自作勢、あるいはPCの購入を検討している諸君、心して聞いてほしい。今、PCパーツ市場でとんでもない事態が進行中だ。特にメモリの価格が、我々の想像をはるかに超えるペースで高騰している。今回のスレッドは、そんな絶望的な現状をイッチが嘆くところから始まる。
この画像が全てを物語っている。価格が文字通り垂直上昇しているのだ。これは一体、何が起きているというのか?
昨日までDDR32GB 14000円だったメモリを
たった1日で30000円にしてくれて
あまりの価格に、思わず政治にまで矛先が向かうのも無理はない。しかし、この異常事態の裏には、より構造的な問題が潜んでいるようだ。
問題なのはメモリとストレージのダブル需要だからグラボだけ値上がりしていた頃より厳しい状況ですね
あと円安もありますしね
「マイニングブームの再来」という指摘は的を射ている。そして、追い打ちをかけるように円安まで加わるとは、まさに泣きっ面に蜂だ。
今回はAIセンターやで
仮想通貨は関係ない
中古市場に一縷の望みをかける者もいたが、その希望はすぐに打ち砕かれる。今回の高騰は、仮想通貨とは全く別の要因によるものだった。
ありがとうございます、そうなんですね、それなら当分下がりそうにないですね。コロナ禍に買ったPCを買い替えようと思ってたので残念です
メモリ製造メーカーが言うには今後は永遠に下がりそうにないとのことです
「永遠に下がりそうにない」というメーカーの公式見解。これはもう、PC自作勢にとっては絶望的な宣告ではないか。
「分かってると思うけど、今後最低10年間値上がり続けます、半導体が別の天体から取れでもしない限り確実に起きる高騰です」
今サンディだからそろそろPC買い替えるかなおじさん、一生買い替えるタイミングを失う
第二章:AIデータセンターが引き起こす市場の激変
では、一体何がこの未曾有の事態を引き起こしているのか?スレ民の疑問と、それに対する的確な回答を見ていこう。
AIデータセンター需要とメモリ規格の切り替わりが重なった供給不足
AI需要や
各企業がこぞってAIデータセンター建築してる
やはりAIデータセンターの需要が原因か。しかし、その規模は想像を絶するようだ。
なるほど
電気足りるんか?
鋭いツッコミだ。メモリだけでなく、その莫大な消費電力もまた、新たな問題を引き起こすだろう。この高騰は、PC購入を検討していた人々に容赦なく襲いかかる。
32GBとか1万円くらいだったはずでしょう…
PCが壊れたタイミングでこの高騰は、まさに悪夢。しかし、先見の明があった者もいるようだ。
これメモリ売って16Gにすればタダになるのではないでしょうか
マイクロソフトのアプリケーションが過剰なリソース消費で不安定になるようになったら困るのでそのままにしておきなさい
賢明な先行者にも、さらなる賢者の助言が飛ぶ。そして、自作PC界の格言が飛び出す。
時期が悪いおじさんですらこう言い出す始末ですよ
仮にAIバブル弾けても安いメモリが出回るわけではないんですよ
第三章:止まらない高騰、未来への暗雲
メーカーが一般向けメモリの生産を縮小しているという衝撃の事実。これはもはや、一時的な現象ではない。PCパーツ市場は、不可逆的な変化を遂げているのかもしれない。
最終的に3万で終わるならな
まだ上がり始めたばかりですしもっと上がる可能性高いぞ
しかも上限なく上がり続けている状態です
むしろこれからもっと上がる
「まだ上がり始めたばかり」という指摘に、背筋が凍る。PCパーツの価格は、どこまで上昇するのだろうか。そんな中、幸運にも買い替えを済ませていた者たちの声が響く。
買い替えタイミングを逃した者たちの悲痛な叫び。しかし、一筋の光明を指す意見も。
ただDDR6への端境期が近づいてるのもあるし大規模投資からの増産は数年先になるかも
最先端追いたければ黙って金払え
型落ち運用という選択肢は現実的だが、その型落ちですら価格が高騰しているのが現状だ。
Keepa使ってその型落ちのDDR4の相場を見てみてください
10月1日に16GB 5,700円だった相場が
11月1日時点で14,500円ですから
その型落ちも生産縮小もしくは廃止のところに既存システムの保守、拡張用途で…
型落ちすら高騰する状況に、PCユーザーの未来は暗い。DDR6への移行期も、すぐには解決策にならないだろう。
セールを待っても、状況は変わらないどころか、さらに悪化する可能性すらある。もはや、悟りの境地に至るしかないのか。
個人用のは需要がないからほとんど生産してない
高市が総理の間は無理
HDDやグラボ、モニターにまで影響が及ぶとは。もはや、PCパーツ市場全体が構造的な変化の渦中にあると言えるだろう。
知的好奇心
今回のメモリ価格高騰は、単なる一時的な需給の偏りではありません。背景には、生成AIの爆発的な普及に伴うAIデータセンターからの膨大な需要が存在します。
AI向けメモリの優先生産
主要なメモリメーカーは、高利益が見込めるHBM(High Bandwidth Memory)やサーバー向けDDR5といったAI向け高性能メモリの生産を最優先しています。これにより、一般消費者向けのDDR4やDDR5メモリの供給が大幅に減少しています。(出典: itmedia.co.jp)
価格上昇トレンドの長期化
業界アナリストやメーカーは、この価格上昇トレンドが2025年第4四半期を通じて継続し、少なくとも2026年末まで続く可能性が高いと予測しています。半導体市場が「AIデータセンター優先」の構造へと不可逆的にシフトしていることを示唆しており、一般消費者にとってPCの新規購入やアップグレードはますます困難になるでしょう。(出典: itmedia.co.jp)
円安の追い打ち
さらに、日本のPCパーツ市場においては、急激な円安が輸入品の価格をさらに押し上げる要因となっています。これにより、海外市場以上に国内での価格高騰が顕著になっています。(出典: gazlog.com)
さて、今回のスレ鑑賞会はここまで。PCパーツ市場がこんなにも激変しているとは、驚きを隠せないな。君たちのPCライフに、この情報が少しでも役立つことを願うばかりだ。
※本記事は掲示板の投稿をまとめたものであり、その内容は個人の意見に基づいています。





