【悲報】大企業が農業参入に失敗するワケ、利益だけでは語れない深すぎる闇


大企業が農業に参入できないのは利益が小さいから?

今回取り上げるのは、大企業が農業に参入してもなぜ失敗するのか、という深遠なテーマだ。イッチの素朴な疑問から、その複雑な構造が見えてくる。

1: スレ主 (1/2)
利益が小さすぎる模様
3: スレ主 (2/2)
大資本投入して集約化、大規模化なんて幻

大規模化の幻想と現実

ネットでよく聞く「小規模農家がいなくなれば大規模化が進み、価格が下がる」という説。果たしてそれは真実なのだろうか?どうやら話はそう単純ではないようだ。

5: 疑問投げかけ人 (1/1)
じゃあネットでよく言われてる小規模がいなくなれば大規模農家が台頭して米も野菜も安くなるってのは嘘なん?
13: 補助金推し (1/1)
≫5
それに加えて補助金突っ込まないとね
15: 現実主義者 (1/6)
≫5
そんなはずがないでしょう
39: 論破の達人 (1/3)
≫15みたいな考えが浅い人が毎回いるのなんでだろ
42: 現実主義者 (2/6)
≫39
小規模が撤退しても大規模がその農地に手を出さないからだよ
思い描いてたような集約は無理ってのはもう国も分かってるから今は小農増やす方針なわけ
はっきり言って周回遅れの論説
44: 規制指摘人 (1/1)
≫42
それは農地の取得規制が厳しいからでは?
47: 現実主義者 (3/6)
≫44
農地というか所有権の問題が強い
19: 生産性重視派 (1/2)
≫5
大規模農家の方が生産効率性、1haあたりの収穫量とか費用も段違いにいいのは別に嘘ではない
日本は作らないことによる補助金だけど、大規模移行には大量生産による補助も前提ではある
日本の農業、畜産、漁業の仕組みが異質すぎる
20: 現実主義者 (4/6)
≫19
「大量生産による補助金」という前提が担保されていない状況で「小規模潰せば」という前提を謳うのがおかしい
完全に不誠実な人かただの楽天家
33: 生産性重視派 (2/2)
≫20
だからそれが前提って言ってるじゃん
というか、小規模農家は現状維持でももう消滅する道しかないからもう強制移行になってくるだろうし

土地、気候、人手不足。多角的な課題

日本の農業が抱える問題は多岐にわたる。特に、農地の問題と、補助金を巡る議論は避けて通れないテーマだ。人手不足も深刻さを増している。

6: 土地問題提起者 (1/1)
そもそも大規模やれる土地がないやん
7: 悲観論者 (1/1)
温暖化で不作になるし肥料も高いしやる理由あんまなくね
10: 人手不足指摘 (1/1)
人手が確保できん
16: 増税論者 (1/1)
農家支援のために新しい補助金が必要
農家支援税など食料品の販売などに新しい税を作って財源確保が望まれてる
減税なんか言ってる場合じゃない
21: 面積・価格問題児 (1/3)
日本の畑の面積が小さいから
22: 面積・価格問題児 (2/3)
既存の農家がほぼボランティア価格でやってるから
23: 現実主義者 (5/6)
そもそも論として日本の農業にかける補助金は額も割合も低い
何に使うかという質以前の問題
68: 補助金反論 (1/1)
≫23
いや補助金は先進国平均レベルはあるだろ
73: 事実確認者 (1/1)
≫23
なぜすぐに事実と異なることがわかる発言をするのか

建設業との意外な親和性

そんな厳しい農業の世界で、意外な活路を見出しているのが建設業界だ。重機とノウハウが、新たな可能性を拓く。

9: 建設業推し (1/1)
建設会社が農業参入するパターンで根付いてるとこは結構あるな
重機使えるのはデカい
12: 費用指摘人 (1/1)
≫9
一番費用かかるところが強みみたいな
17: 現実主義者 (6/6)
≫9
最も親和性高い業種だからね
将来的に子供に農家継がそうとしてるなら市場か農薬メーカーか肥料メーカーか建築業のどこかに就職させるべき
30: 歴史探求者 (1/5)
≫9
農家の方が出稼ぎでお世話になる機会の多い業界でもある

規制の壁と歴史の教訓

大規模化を阻む農地法や所有権の問題、そしてソ連の失敗例まで。農業の難しさは、その歴史と制度の複雑さに根差している。

26: 水田専門家 (1/1)
水田である以上はガチな大規模化が難しい
水田だと下流に水の流れを考慮する関係で2町くらいの大きさが限界
陸稲にすれば良いが基本的に自前で圃場整備する必要がある
27: 規制の壁 (1/1)
≫1
農地の買取規制とかあったはず
とにかく規制が多くて異常に守られた産業
高齢になっても辞めない程度には旨みがあるんだろうよ
29: 歴史探求者 (2/5)
ソ連のルイセンコ農法が失敗したのと同じ理由だよ
現場からのフィードバックが機能せず上から間違った理論を押し付けられるだけの組織じゃ臨機応変なんて無理
31: 地域密着派 (1/1)
日本でちゃんと利益出してる農家は地元の繋がり強いやろ
そりゃ大企業がいきなり入ってもうまくいかんて
32: 大規模化提言 (1/1)
大規模化するなら地区ごと買い取るくらいしないとなあ
成田空港みたいになるんじゃ
34: 歴史探求者 (3/5)
今後はコルホーズみたいのを作ってそこに民間資本を参加させるパターンになるんじゃねえの
そこだけ労働法とかが適用外になる特区みてえな仕組み作るとか生活保護受給者や年金受給者が集まるような構造になるとか
35: 農業法人肯定派 (1/2)
大企業というか規模の大きな農業法人ほど売上、利益率高いのは事実
39: 論破の達人 (2/3)
≫35
それは日本だけのデータでも明らかなのに
60: 農業法人肯定派 (2/2)
≫35
それって利益率が高い農作物を選んで作ってるからちゃうの?
米でそれ出来るんか?

「大企業なら安くなる」という誤解

大企業が参入すれば全てが解決し、価格も下がると考えるのは早計だ。彼らもまた利益を追求する存在であり、農業の特殊性を理解しなければ失敗は目に見えている。

36: 役人批判 (1/2)
そもそも役人主導で農業やってもその辺の本で手に入れた知識でやろうとして盛大にコケるからな
なんなら手入れしないのに余計なもん植えたせいで
作物に異物が混じり売り物にならなくなるとかやらかしてたはず
37: 規制の壁 (1/1)
あと日本はガチガチの岩盤規制で農業や農地取引への自由な企業参入が未実現
38: 論破の達人 (3/3)
日本独自の農業、畜産、漁業の仕組みで生産量も漁獲量も価格も大きく劣っているんだからまずは日本のやり方が間違ってたと認めないと
41: 利益追求論者 (1/1)
大企業にやらせれば値段は下がる!←これおかしくね?大企業って利益優先主義だよな?
43: 桃鉄プレイヤー (1/1)
桃鉄やったことない素人が農業に手を出すからや
ワイらは利益率低いのよく知ってる
54: 歴史探求者 (4/5)
≫43
災害イベントめっちゃ多いしな
キングボンビーのせいで借金持ちになっても売れない利点も薄れてしまった

広大な土地と機械化の限界

アメリカのような広大な土地がない日本で、大規模な機械化や効率化はどこまで可能なのか。そして、若手農家の厳しい現実も浮き彫りになる。

45: 土地の限界 (1/1)
アメリカや中国みたいな広大な土地がないと効率化は無理やろ
46: 広大な土地論者 (1/1)
農地そのものが少ないからだよ
アメリカ並みに土地が非常に広大なら話が変わる
48: 機械化懐疑派 (1/1)
機械化しようとかよく言われてるけどできるところは大体やってあれなんやっていう現実
49: 若手農家批評 (1/2)
儲かってますとか言って誇らしげに取材とか受けてる若い農家居るけど良く見てみると年収1000万とかで笑うんだよな
リスク取って個人事業主してるんならもっと稼げなきゃ効率が悪いだろう
52: 食料自給派 (1/1)
≫49
作ってるもん食えるってのがデカいんやけどね
56: 歴史探求者 (5/5)
≫52
余った土地で自家菜園やりまくるのも強みだな
農業のプロがやる自家菜園は素人のとは別格
51: 土地狭小論者 (1/3)
土地が狭すぎる
山を平に削りまくるしかない
57: 労働基準指摘 (1/2)
今の労働基準と農業が合わな過ぎる
58: 後継者不足論者 (1/1)
農家が困ってるのは後取り不足であって人手不足ではないんよ
59: 素人論破 (1/1)
規模を大きくすれば利益も出やすいという素人でも思い浮かぶ案を大企業が考えないわけないしその上でどこも事業撤退してるってことは余程の問題が他にあるんやろ

植物工場は万能か?

土地の制約を乗り越える「植物工場」というアイデアも登場するが、それが日本の農業の全てを救うわけではない。解決すべき根本的な問題は、まだまだ山積している。

61: 植物工場推し (1/1)
土地とか言ってる人は今だと何階建てにもなってる工場で野菜作られてるってこと知らんのかな
62: 現実主義者 (6/6)
≫61
それがスタンダードにならない理由も考えないとダメだぞ
63: 野菜限定論者 (1/1)
≫61
サニーレタスだけ食べてればいいならそれでええけどなw
65: 労働基準指摘 (2/2)
≫61
それで米も育てられるんか?
66: 面積・価格問題児 (3/3)
≫61
で?
67: 土地狭小論者 (2/3)
≫61
ビルで畜肉量産できるワケないやん、お言葉ですが
72: 効率悪論者 (1/1)
≫61
効率悪過ぎるやろ
64: 若手農家批評 (2/2)
冬場の人件費をどうするんだ問題が解決出来なきゃ農家が会社化するのは無理
69: 役人批判 (2/2)
企業に土地渡しても採算取れなきゃ勝手になんか建て始めるから無理よ
70: 労働法問題児 (1/2)

自分らでやろうとした場合、労働基準法が前提の企業に農業は無理

作物だけ吸い上げようとしても、「これだけ時間と金を費やしたならこれだけ利益を出せ」というのが通じる業界でもない
天気その他で駄目な時は駄目やからね

71: カルビー質問者 (1/1)
カルビーはポテチのためのじゃがいも畑持ってるのではないのですか?
74: 労働法問題児 (2/2)
外国人選手が「夢は牧場経営」とか言うと日本人感覚では謎すぎるけど
アメリカは個人農家が東京都くらいの土地持ってるもんな
麦とコーンと葡萄作って自前のワインとか売る
76: 土地狭小論者 (3/3)
≫74
そんなのアルワケない
77: 東京都サイズ指摘 (1/1)
≫74
東京都ってめちゃくちゃ小さいぞ
78: 個人農家否定 (1/1)
≫74
それは流石にもはや個人農家の域越えてるやろ
75: 利益の少なさ嘆き (1/1)
農家に転身した先輩が一区画で米作っても10万しか入らんって言ってたな
謎の使命感がないと続けられないわな
81: 農協大規模化提言 (1/1)
日本農業的には
跡継ぎの居ない零細農家から土地を召し上げさせて
素直に全国の農協が大規模経営すれば良いんだよ
一般人をリーマンとして雇って働いてもらうのが一番

知的好奇心

 

日本農業の「岩盤規制」と農地法の壁
日本の農業に大企業が参入しにくい大きな理由の一つが、農地法に代表される「岩盤規制」です。特に「耕作者主義」の原則は、株式会社が農地を直接所有することを困難にし、効率的な大規模化の妨げとなっています。smtb.jpによると、国家戦略特区での例外的な試みはあるものの、全国的な規制緩和には至っていません。近年では食料安全保障の観点から外国資本による農地取得規制を強化する動きも見られます。

 

スマート農業と植物工場、未来への希望と課題
人手不足解消や生産効率向上、安定供給の可能性を秘めるのが、IoTやAI、ロボット技術を活用したスマート農業や植物工場です。トヨタ自動車、NTTデータ、クボタなどの大手企業もこの分野に参入しています。smartagri.jpが示すように、植物工場は天候に左右されず計画的な生産が可能ですが、高額な初期投資が必要であり、主に葉物野菜に限定されるという課題も抱えています。

 

深刻化する「人手不足」と「高齢化」の現実
日本の農業は深刻な人手不足と高齢化に直面しています。2023年の農業従事者の平均年齢は68.7歳に達し、後継者不足が深刻化。農業の過酷な労働条件、収入の不安定さ、長時間労働が若年層の就農意欲を削いでいます。この解決策として、外国人労働者の活用が進められています(出典: guidablejobs.jp)。持続可能な農業のためには、働きがいのある労働環境の整備と多様な人材の確保が不可欠です。

※本記事は掲示板の投稿をまとめたものであり、その内容は個人の意見に基づいています。

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