「BALMUDA The Toaster」で一世を風靡したあのバルミューダが、まさかの赤字転落。一体何が彼らをここまで追い詰めたのか?
【前提知識】バルミューダ、栄光と挫折の軌跡
デザイン性の高い高級家電で名を馳せたバルミューダは、2003年創業の日本のベンチャー企業だ。2010年代には「The GreenFan」や「BALMUDA The Toaster」といったヒット商品で市場を席巻し、2020年には東証マザーズ市場(現グロース市場)への上場も果たした。しかし、その輝かしい道のりは、2021年に参入したスマートフォン事業「BALMUDA Phone」の失敗によって暗転する。
2025年12月期の通期業績予想では、当初1000万円の黒字見込みから一転、15億円の赤字へと下方修正。この経営悪化の背景には、高価格ながら性能が伴わないスマホが市場に受け入れられず、2023年に事実上の撤退に追い込まれたことが大きい。 この一連の出来事は、バルミューダのブランドイメージ全体に大きな打撃を与え、消費者が製品に求める「価値」の本質を問い直すきっかけとなっている。
より詳細な情報は以下の記事でも確認できるぞ。
「BALMUDA Phone」が引き起こした波紋
https://news.yahoo.co.jp/articles/2576fc2e8a309f2ca7611b6fe5ad55163928dcb4
「BALMUDA The Toaster」などで知られる高級家電ベンチャーのバルミューダが2025年11月7日、2025年12月期通期業績予想の下方修正を発表した。従来、純利益は1000万円の黒字を見込んでいたが、一転して15億円の赤字予想となった。従業員数約100人規模の企業にとっては小さくはない赤字額だ。一世を風靡した同社に何が起きているのか。
■スマホ参入が転機に苦戦
2003年創業のバルミューダは2010年代、独創的なデザインと機能性を兼ね備えた家電で市場を席巻した。10年に発売した扇風機「The GreenFan」、15年の「BALMUDA The Toaster」は大ヒット商品となり、高級家電ブームの火付け役として注目を集めた。
その勢いは止まらず、20年には東京証券取引所マザーズ市場(現グロース市場)に上場。北米、中国、韓国、アジア諸国へも進出し、日本発のデザイン家電ベンチャーとして順調な成長を遂げていた。
転機となったのが21年に発売したスマートフォン「BALMUDA Phone」だった。革製品を思わせるデザインが話題になったものの、約14万円という強気の価格設定に対して処理性能やカメラ性能が同価格帯の他社製品との比較にさらされた。
そのため、家電では通用した「デザイン重視・高価格」の戦略が、性能とコストパフォーマンスが重視されるスマホ市場では受け入れられず、販売は低迷。23年に事実上の撤退に追い込まれた。
この苦戦が業績を直撃する。22年12月期の連結純利益は前期比99.7%減の300万円に急減。23年12月期は純利益が20.7億円の赤字に転落した。24年12月期は6700万円の黒字に転換したものの、今回発表された25年12月期の予想では再び15億円の赤字に。従来は1000万円の黒字を見込んでいただけに、見通しの甘さも指摘されている。
深刻なのは売上高の減少だ。25年12月期の売上高予想は前期比21%減となっており、顧客離れの進行もうかがえる。スマホ撤退後も本業の家電事業で勢いを取り戻せていない状況が浮き彫りになった。
拘ってないよ
画面は4.8インチがベストですが妥協して4.9インチにしましたって自分で言ってる
≫12
バルミューダ「これでお願いします」
京セラ「無理、絶対無理、パーツ全部入んない」
バルミューダ「はあ?……しゃーない」
これで開発停止ができたならまだ上がり目もあったろうにな
これ言わなければマシだったのに。
デザイン妥協をバラしちゃうとか
失笑の発表会だったしな
情弱向け家電だけだと短命になるって
ドウシシャのは製氷器買って使ってるわ
スピーチまでして、さらにジョブズに捧ぐとか言っちゃて
扇風機トースター炊飯器とかアホやろ
バカを良い感じで騙していたけど、バカがバカなことしてバカっぽいことがバレてしまったホップステップ客離れ
俺バカなんだけど金は無限にあるから
見た目良かったらなんでも良いんだよねー
家電なんて好きなの買えばいい
経済不安から主な顧客層がバルミューダすら買えなくなった人が増えたのも原因の1つだよ
「バルミューダフォン」の登場は、まさに衝撃だったな。しかし、その「こだわり」がまさか「妥協」の裏返しだったとは…。京セラとのやり取りを想像すると、胸が締め付けられるぜ。このスマホが、これまで築き上げてきたブランドイメージを揺るがす引き金となったのは間違いない。
「情弱向け家電」という辛辣な意見も飛び出す中、バルミューダの「デザイン重視・高価格」戦略がスマホ市場では通用しなかったのは明白だ。
ブランドイメージの転換点
そのスマホの発表イベントで日本人のオッサン社長がドヤ顔でメディアに顔を出して日本のオッサンがやってる会社って日本中に知られたことが失敗だったんじゃないのかなエレクトロラックスみたいな欧米の謎の会社ってイメージは崩壊した
普通にでかいの焼けるからってアイリスオーヤマのをチョイスして安心したわ
ここでバルミューダとかアラジンとかの意識高い系選んだら普通に離婚を検討するレベル
あのプレゼンがイタすぎて、特に上客だった
フワッと憧れてた層にしていますは厳しかったんだと思う
アラジンはヒーターが日本製だぞ
長いことストーブ作ってたんだから一緒にしたら可哀想
今のアラジンとストーブのアラジンは別物だね
あの丸いストーブは100年経っても使われてるからすごい
イギリスの町工場みたいなのが作ったんだろうけどすごいよね
バルミューダもそんな製品一つ作れたら名が残るんだけど
ちっ
離婚しろよ
体験を売ると言い訳をして
低品質なものを高価格でぼったくる会社と周知されただけではないか
ツインバードは最近少しまともな品質の家電を小出しにしてるからな。
トースター探してたときに良さそうなみつけたらツインバードだったw
ツインバードは値段通りの機能だが耐久性は悪くないし良選択だと思う
山善 コイズミ 瀧住あたりの製品も大企業家電屋より安くて十分使える
扇風機 LEDシーリングライト トースター等の構造が複雑では無いものに限るけど
ブルーボトルの西海岸の人並みの破壊力
信頼をこなごなにしたと思う
「日本人のオッサン社長がドヤ顔で…」という指摘、耳が痛いな。欧米の謎めいたブランドイメージが崩壊したことで、消費者の購買意欲に与える影響は計り知れない。
「体験を売る」という美辞麗句の裏で、「低品質なものを高価格でぼったくる」という認識が広まってしまったのは、ブランドにとって致命傷だろう。
「意識高い系」の顧客層が離れていく様は、まるで潮が引くようだ。ツインバードや山善といった堅実なメーカーに目が向くのは、至極当然の流れと言えるな。
競合との比較と消費者の本音
音楽に合わせて耳をゴンゴン打撃するとか、社長のトークが勝手に流れるとか
電源を入れたら社長のギターがポロリンって流れるんでしょ?
ポロリン Bluetooth 接続しました
こうですか?
セブンイレブンのコーヒーマシンでやらかした佐藤可士和と
ローソンPBでやらかした粘土デザイン佐藤オオキ
という佐藤兄弟がもたらしたもの
機能美って概念が理解できないんだろうな
そういうそんなことあったなあ、と思ったらローソンがまたやらかしてたらしい
https://www.j-cast.com/2025/11/13509287.html
多分飲んでる人のカップが見られることによる宣伝効果を狙ったんだろうけど、そういう時はロゴ使えや…
さんざんスレ立ってたのに「またやらかしてたらしい(ドヤッ)」
…人間原理って知ってる?
いや、スレ立ってたのは知らなんだ失礼失礼
その形状だと必ず油が鉄板部と外装部の間の隙間に流れ落ちると思うけど
拭き取りできるのかどうか
鉄板に取っ手付いてるから大丈夫そうだね
会社の先輩がボーナスで買うと話しててワロタ
まだ刺さる層には刺さるみたいwww
本来「デザイン」とは、そうではなく、機能を含む
デザインが好きな人が飾っておく物なんです。
つまり、高い置物なんです。
通常販売価格が55万円のところ、本日に限りジャパネット特別価格でなんと1980円!
しかも金利と送料もジャパネットが負担!
毎朝車での通勤時間にジャパネットの通販番組流してるせいであの中島なんとかさんの声で再生されたやないかい!!
以前は社長の声だったのにすっかり忘れてしもた
本日はジャパネット大感謝祭という事で、御自宅にある懐中電灯を1500円で下取りします!
つまり、あのバルミューダの55万円ランタンが実質480円で手に入る絶好の機会です!
社長の演奏するロックに合わせて
ライティングが変化するその機能、いる?
「デザインの敗北」という言葉が飛び出すほど、現代の消費者は機能美を求めている。佐藤可士和氏や佐藤オオキ氏のデザイン論争はまさにその象徴だろう。
「高い置物」という表現は、バルミューダ製品の本質を突いているのかもしれない。しかし、それが悪いわけではない。問題は、その「置物」としての価値すら揺らいでしまったことだ。
ジャパネットのパロディが飛び出すあたり、もはやネタとして消費されている感すらあるな。電子レンジでロック演奏は…いらない、絶対に。
迷走するデザイン哲学?
そこにビジネスチャンスがあると見いだして実際に切り込んだ有能な会社だとは思うスマホでやらかすまでは
ビジネスは成功してたんだからw
どうしてもジョブズを気取りたかったのだから仕方ない
ほぼアレのせいだろ
そもそも爆売れしたトースターですらアラジンの方がいいしな
アラジンはいちいち水なんか入れなくてもヒーターが数秒で一気に高温に達して
外はさっくり中はもっちりに焼き上がる
日本人は機能美にこそ重きを置く感性をもつから
見た目重視の張りぼてウンコなんてすぐ飽きられちまうだろ・・・
アラジンのも見張ってないとすぐに焦げると批判あるがね
高級じゃなくて高額なだけだったわ…
社長はジョブズ信者なのでiPhone
メーカー社員が自社製品を使うのは当たり前
実際は内部事情知ってるから凄く嫌がるけど
スズキなんて社長もコンパクトカー、CMキャラクターにも自社製品のらせるのに
広瀬すず=ワゴンRスマイルcm出演
愛車→ミニクロスオーバー→ゲレンデ
2重価格つけて90%オフセールで10万円が1万円で!とかやってる謎商品を、値下げせずに売ってるようなもん
トースター以外だと除湿機やファンヒーター、
ちょっと高くなるけど冷蔵庫や洗濯機のオシャレデザインな製品作れ
国内メーカーが手薄だった「デザイン家電」のニッチを切り開いたバルミューダの功績は大きい。しかし、その成功体験が、スマホ市場という土俵違いの場所で裏目に出た形だ。
「社長はジョブズ信者なのでiPhone」というレスには思わず膝を打った。自社製品を使わないメーカー社長…これはあるあるネタとして、ぜひとも後世に語り継ぎたい。
「高級じゃなくて高価なだけ」という痛烈な一言は、多くの消費者の本音を代弁しているだろう。
知的好奇心
「デザイン家電」の夜明けとバルミューダの挑戦
2000年代以降、日本の家電市場は機能性や価格競争が激化する一方で、デザイン性が二の次になりがちだった。そんな中、バルミューダは「美しいデザインと感動体験」を掲げ、扇風機「The GreenFan」やトースター「BALMUDA The Toaster」で新たな市場を創造した。 これは、単なる製品ではなく、「所有する喜び」や「使う楽しみ」といった感情的価値を重視する消費者の潜在ニーズを的確に捉えた結果と言える。彼らは、家電を「生活を豊かにする道具」へと昇華させることに成功したのだ。
「BALMUDA Phone」失敗が示す市場の厳しさ
しかし、その成功体験がスマートフォン市場では通用しなかった。約14万円という高価格ながら、処理性能やカメラ性能が同価格帯の競合製品に見劣りしたことが致命的だった。 スマートフォンは、単なる通信ツールではなく、現代生活の「インフラ」としての機能性が強く求められる。デザインだけで勝負できる領域ではなかったのだ。この失敗は、企業が新しい市場に参入する際、既存の成功体験に囚われず、その市場固有の「価値観」を深く理解する必要があるという教訓を与えている。
ブランド戦略の再構築と未来への展望
バルミューダの赤字転落は、表面的なデザインやマーケティングだけでなく、製品の本質的な機能性や、それが価格に見合うかという消費者の厳しい目を浮き彫りにした。 今後、同社は再び家電事業に注力し、ブランドイメージの回復を図る必要がある。単なる「デザイン家電」ではなく、「機能性とデザインが両立した真の高級家電」として、消費者の信頼を再構築できるか。その道のりは決して平坦ではないだろう。
関連リンク
- バルミューダ、赤字転落の背景に「スマホ事業の失敗」と「ブランドイメージの失墜」 – livedoor.com
- ローソンPB、またやらかしてたらしい – j-cast.com
- BALMUDA Phoneの失敗がバルミューダに与えた影響 – khitc.com
- バルミューダのスマホ事業撤退から学ぶこと – Business Insider Japan
※本記事は掲示板の投稿をまとめたものであり、その内容は個人の意見に基づいています。


