日本のITエンジニア150万人の光と影:なぜ「IT後進国」と呼ばれるのか?

経済産業省の調査によると、日本のITエンジニア数は世界4位の150万人にも上ると言われている。しかし、多くの人が「日本はIT後進国だ」という印象を持っているのはなぜだろうか。このスレッドでは、その疑問に対し、辛辣ながらも日本のIT業界が抱える構造的な問題点や人材の質について、熱い議論が交わされた。

【前提知識】日本のIT業界を取り巻く現状

「日本のITエンジニア数は世界4位の150万人にも上るのに、なぜIT後進国と呼ばれるのか?」——この疑問は、多くの日本人が抱く、IT大国というイメージと現実との間のギャップを浮き彫りにします。経済産業省の調査データが示す「150万人」という数字の裏で、一体何が日本のIT競争力を阻害しているのでしょうか。本スレッドでは、この問題に対し、多岐にわたる辛辣な意見や実体験が交わされ、日本のIT業界が抱える根深い構造的問題、人材の質、教育、そして国際的な立ち位置について激しい議論が展開されています。この導入では、その議論の前提となる背景情報と、なぜこのテーマがこれほどまでに注目されるのかを解説し、深掘りされた真実へと誘います。

「自称エンジニア」問題と中抜き構造の闇

4: Fラン文系さん (1/1)
…え?
もしかして、俺みたいなFラン文系卒でプログラムも書けないし、CUIも使えない、エクセルでスケジュール管理だけしかしてないけど「SE職」って言われてる人もカウントしてませんか?
5: 中抜き評論家 (1/1)
真面目な話
頭数そろえるために何も出来ない自称エンジニアが大量にいるだけ中抜きJAPANの賜物

7: コロナアプリ経験者 (1/1)
コロナアプリ開発で中抜き97%だか98%だかで下請けに丸投げしてたような連中でもエンジニア名乗れるんだろ
31: 社長目線ニキ (1/2)
≫7
ITの社長(人売り)なんかも大きな顔できるからね
17: デジタル土方提唱者 (1/1)
デジタル土方ばかりだし
76: メモリ知識ニキ (1/1)
≫17
土方すらできない技術力皆無の自称エンジニアのほうが使い物にならんと思う
下手したらメモリの意味すらよくわかってない連中がエンジニアって言ってるんだもん
92: 建設業比較論者 (1/1)
≫76
デジタル土方は業界構造が建設業と似てるから産まれた言葉なんだよね。現場=プロジェクト
ゼネコン研究室=先行開発部
設計=設計部、SE
統括=チームリーダー
現場監督=プロマネ
基礎設備外構=プログラマ
各種業者=各種業者
立ちん坊=派遣

建設(プロジェクト)が終わると終わると次の建設(プロジェクト)が始まるが集まるメンバーは知った会社と人々なのも同じw

19: 指示待ち批判ニキ (1/1)
言われたことしかできない無能ばっか
23: 先回り批判者 (1/1)
≫19
言われてない事を先回りして手を付けると怒られるんすよ
27: アホ上司体験者 (1/1)
≫23
アホ上司「考えて行動しろ。あと経営者の視点でものを見ろ」
60: 報酬目線ニキ (1/1)
≫27
「経営者並みの報酬がなかったら経営者目線なんかになれないっすよw」
って切り返しがあったな。
39: みずほ事例提示者 (1/1)

みずほ銀行だけで数十万人のエンジニアが関わってた

> 新システム「MINORI」の開発に参加したITベンダーの数は、前代未聞の規模に膨れ上がった。取りまとめ役であるみずほ情報総研(IR)の1次委託先だけで70~80社。2次委託先、3次委託先を合わせると約1000社に上る。総務省の調査によると情報通信業を手掛ける企業数は5474社で、子会社や関連会社を含めても9806社(2015年度)。実に日本中のITベンダーの少なくとも約1割が集結した。

48: SES批判者 (1/1)
SESという奴隷供給制度がいけない
51: 車輪の再開発批判者 (1/3)
他業界だと失笑されるような
車輪の再開発みたいな事を美徳としてる奴が
多いのも日本のITドカタの特徴コピペするなとかサイト見るなとかな

127: 多重請負批判者 (1/2)
日本は多重請負のピンハネに伝言ゲームばかりで
仲介管理する奴が管理できてる気になるためのお手伝いが仕事の大半。
134: 多重請負批判者 (2/2)

日本のITにおいて市場が本当に必要としていることとか二の次

とにかく「自分は」失敗したくないが優先で費用対効果無視して
「あれもしなくちゃこれもしなくちゃ」の足し算ばかりする
おまけに多重請負でこれら無駄の相乗効果が出ている。

こんなことしてて海外に勝てる訳ないんだわ

137: 規制問題提起人 (1/2)
Googleストリートビューを例にして考えたらいい
仮にあれを日本のベンチャーが世界で最初に実用化して日本中でGoogleカーみたいなのを走らせて映像化してみ
海外でも同じようにGoogleカーを走らせて海外サービス展開する前に霞が関が何らかのイチャモンをつけたり規制法案を素早く作ってこのサービスを潰してくる、または、B-CASのような「認証機関」みたいな霞が関謹製の規制団体を作ってそこに多額の有料の認証料を払わないとサービスを提供できないようにする
その展開が日本のIT界隈では読めてるから独創的なアイデアがあってもまずをれを具体化しない
5chのような独創的なサービスが継続しているのは、ひろゆきがへそ曲がりな性格でサービス終了しなかったことと、ひろゆきがサーバーを日本の当局が手を出せない外国に移転したから
この5chも本来は当局の圧力で潰されてたはずの掲示板
143: 低学歴擁護派 (1/1)
プログラマーなんかは低学歴でええわけよ
144: AI進化論者 (1/2)
≫143
設計のできないプログラマーのことだったら、AIの発展で居場所無くなるだろう。
150: AI進化論者 (2/2)
≫144
AIの誕生でプログラマーでも設計やプロジェクト管理ができるようになってきてるのも事実なw
シリコンバレーの開発現場では実際に案件、インシデント管理、工程管理はAIに任せてPM職が無くなってきてる
プログラマーが首になってPMとSEが残ると思ってるのは甘すぎるわw
162: コミュ強再評価論者 (1/2)
≫150
暗黙的了解を前提とする日本型の「コミュ強」が、AIに対しては「コミュ障」になる
理屈っぽくて細かいことを気にして口にする、それまで「コミュ障」と呼ばれた人たちが、AIに対してはコミュ強になりうる
148: 効率重視ニキ (1/1)
無能でもできるような仕事の進め方してるから死ぬほど効率が悪い
153: 車輪の再開発批判者 (2/3)
≫148
人月計算の場合は効率悪い方が儲かるんだよ
優秀な1人でこなせる仕事より無能5人派遣した方が儲かる事がある日本経済の進歩は鈍化するだろが
そんなの関係ないってのが日本人の思想

247: 営業批判者 (1/1)
営業が内弁慶なんよ
仕事取ってくれば数字になり成績になり評価される営業は
身内の負担になることを無責任に引き受けて自分の手柄にする
249: 営業の犠牲者 (1/1)
≫247
あるあるw
顧客が要求する機能を実装してない製品を平然と売ってくるからなwww
251: 営業の犠牲者 (2/2)
≫247
これ多過ぎるんだよねぇ
営業成績加算できた営業一人だけ得する契約して苦労は全部丸投げ
248: 自称エンジニア批判者 (1/1)
自称ITエンジニアが多すぎるんだよなあ
WebデザイナーとかITコンサルとかまでエンジニア名乗ってたりするし
256: AI時代論者 (1/2)
≫248
今やAIによって全国民がITエンジニアを名乗れる時代だぞ
むしろ今までのエンジニアのほうがレベル低かったのがバレてしまったわけだ
262: AI時代論者 (2/2)
現代ならGoogleのtransformerをゼロから設計して専用TPUを開発して製造できるレベルになって初めてエンジニアを名乗れるよ
日本人でできる奴は1人もいないだろうなw
267: 文理年収比較者 (1/1)

IT業界における文系と理系の年収比較を見たら日本ではいかに文系が優秀なのかがわかる

ITコンサル → 文系1500万円

システムインテグレーター → 文系1200万円
受注・接待・要件定義

システムエンジニア → 文系960万円
基本設計

中間搾取 → 文系800万円
恫喝部隊

中間搾取 → 文系650万円
営業

中間搾取 → 文系500万円
営業

プログラマー → 理系250~400万
詳細設計・実装・テスト・検収・保守運用

275: 教育批判者 (1/1)

質だよ 義務教育がダメ

英語出来ない
自分で答えを作る教育や
問題解決教育がない
文系がItやってる

281: 車輪の再開発批判者 (3/3)

ITドカタはコミュ力がないせいで同じ日本人同士なのに通訳みたいなのが必要になる場合がある

ちいかわのはちわれ的存在が居ないと
何言ってるか分からない奴がいるんだよ
余計にコストがかかる

286: 理知的思考疑問視 (1/1)
これだけITに従事してるならさぞ理知的で論理的思考できるんだろうな
と思ってしまうが普段の会話や思考は全然関係ないんだよな
298: コミュ強再評価論者 (2/2)
≫286
海外は知らんが日本では、普段の会話で理知的で論理的な言い方をしたらコミュ障扱いされるだろ
299: 文系優位論者 (1/2)
プログラミングなんて1週間もあればたいてい習得できる
しかもAIがやるから更にやる必要すらないだけど設計とか顧客の要望聞いて資料に落とし込むとかSE的なことはAIではなかなかできない
なぜならAIは顧客のこと聞かずに勝手に僕が考えた最強の設計を作るから

顧客と会話ができないんだから今後もSEは残り続ける

301: 文系優位論者 (2/2)

理系は顧客と話せるコミュ力はないし、脳みそが日本語理解に乏しいからデジタルのようにゼロイチでしか考えられない

しかし文系は顧客の要望を細やかに把握しつつ最善の提案ができ予算内に収めることもできる
そしてそれを設計し、あとは下っ端プログラマーたちにやらせるだけ

この世は文系が支配していて文系が理系を使って便利にしている構造を理解すべきだな

スレの意見を総合すると、「日本のITエンジニア数が多い」という数字の裏には、名ばかりの「自称エンジニア」が大量に存在し、多重下請け構造による「中抜き」が横行しているという現実が浮かび上がってくる。まるで建設業界を彷彿とさせる「デジタル土方」という言葉が示すように、現場の技術者には十分な報酬も評価も与えられず、その結果、非効率な「人月商売」がまかり通っているようだ。この構造では、優秀な人材が育つ土壌も、革新的なアイデアが生まれる余地も限られてしまう。

【深堀り】日本のIT業界を蝕む構造的病理

「IT後進国」というレッテルを貼られる日本のIT業界の構造的な闇と、その核心を突く具体的な問題点について、ユーザーからの深掘りリクエストに基づいて徹底的に調査しました。以下にその結果を報告します。

「IT土方」の具体的な定義と境界線: 「IT土方」とは、IT業界における多重下請け構造の末端で、低賃金かつ長時間労働を強いられ、単純作業に従事する労働者を指す蔑称です。スレッド内でも、Excel管理(≫4)やテスターといった業務がその例として挙げられています。この言葉は、建設業界の「土方」になぞらえ、肉体労働に近い状況を揶揄したもので、2000年代初頭のITバブル崩壊後に多重下請け構造が深刻化した時期から広まったとされます。「IT土方」と「本物のエンジニア」の境界線は、単にプログラミング言語を使えるか否かではなく、「問題解決能力」「創造性」「設計能力」「提案力」といった付加価値を生み出すスキルにあると一般的に考えられています。 スレッドの議論でも、単に「言われたことしかできない無能」(≫19)が「土方」と呼ばれ、メモリの意味すら理解しない「自称エンジニア」(≫76)と区別されるべきだという意見が出ています。

人月商売の真の闇と利益構造: 人月商売(人月単価契約)は、システム開発において「一人あたりの一ヶ月の作業工数」を基準に費用を算定するビジネスモデルです。スレッド内でも「効率悪い方が儲かる」(≫153)という指摘がありましたが、これはまさにこのビジネスモデルの「闇」を突いています。 プロジェクトが長期化したり、効率が悪く多くの人員が必要になったりすればするほど、元請けや中抜き企業はより多くの人月単価を計上でき、結果として利益が増大する構造になっているためです。 コロナ接触アプリ開発における「中抜き97%だか98%」(≫7)といった報道が、その深刻な実態を示唆しています。

「Fラン文系」がITコンサルになれる謎と企業組織のメカニズム: スレッド(≫267)で示された「Fラン文系がITコンサルになれる」という構図は、日本のIT業界における「コミュ力」と「ビジネス理解」への偏重を象徴しています。 ITコンサルタントや上位SEの役割は、顧客の業務課題を理解し、ITを活用した解決策を提案することであり、高度なプログラミングスキルよりも、コミュニケーション能力、論理的思考力、提案力が重視されるためです。 IT知識ゼロの文系が高給な役職に就き、実務を担う理系が低賃金で現場に追いやられるという、スレッドで指摘されたような逆転現象が生じます。

AI時代における「IT土方」の生存戦略: AIによるプログラミングコード自動生成技術(Copilotなど)の進化(≫144, ≫235)は、「IT土方」と呼ばれる単純作業に従事するプログラマーやテスターの職域を脅かす可能性があります。 AI時代における「IT土方」の生存戦略としては、上流工程へのシフト、AIを使いこなすスキル(プロンプトエンジニアリング)、ビジネス・ドメイン知識の深化、そして常に学び続ける姿勢が不可欠です。 スレッド内(≫161, ≫162)でも、AIを使いこなすには「要求事項を言語化できる」能力や、「理屈っぽくて細かいことを気にして口にする」コミュ強が有利になるという指摘があり、これまでの「コミュ障」とされてきた理系人材の強みが再評価される可能性も示唆しています。

「コピペするな」文化の非合理性: スレッド(≫51)で「車輪の再開発を美徳とする」文化や「コピペするな」という風潮が指摘されていますが、これは日本のIT業界に根強く残る非合理的な慣習の一つです。 プログラミングにおいて、既存のライブラリやフレームワーク、オープンソースのコードを適切に活用することは、開発効率を高め、品質を担保するために不可欠です。 しかし、日本では「自分でゼロから書くべき」「安易なコピペは悪」といった考え方が根強く、結果として非効率な「車輪の再開発」が繰り返されることがあります。

これらの問題は、単一の要因ではなく、多層的に絡み合い、日本のIT競争力を蝕む根本原因となっている。早急な意識改革と構造改革が求められていると言えるだろう。

【緊急発表】AIが自動選出した日本のIT業界がIT後進国と呼ばれる主な理由 TOP3

1位: 多重下請けによる「中抜き」構造
2位: 名ばかりエンジニアの多さと人材の質の低さ
3位: 時代遅れの企業文化とコミュ力偏重主義

知的好奇心

海外へ流出する「天才」たちの実情
日本のIT業界が抱える問題の一つに、優秀なエンジニアの海外流出が挙げられる。特にアメリカのシリコンバレーでは、日本の倍以上の年収や、成果主義に基づいた自由な労働環境が魅力となっている。GoogleやMetaといったGAFAM企業では、経験豊富なエンジニアが年収2000万円〜3000万円以上を得ることも珍しくなく、ストックオプションを含めればさらに高額になる。日本では長時間労働が常態化し、非効率な作業が強いられるケースが多いが、海外では個人の裁量や創造性を尊重する文化が根付いている。こうした報酬面、キャリアパス、労働環境の格差が、日本のIT人材を引きつける要因となっているのだ。

日本の「ガラパゴス化」がIT後進国を招いた?
FeliCaや地デジ番組表など、日本はかつて世界に先駆けて優れた独自技術を生み出してきた。しかし、これらの「ガラパゴス化」が、国際標準への適応の遅れや閉鎖的な市場形成を招き、結果的にIT後進国化の一因となったと指摘されている。 独自技術の優位性に固執するあまり、国際標準化の動きに乗り遅れ、世界市場での互換性や競争力を失ってしまったのだ。ただし、FeliCaの技術がNFC-Fとして国際標準の一部に取り入れられるなど、その要素技術が世界に影響を与えている事例もある。問題は、優れた独自技術を「いかに世界に展開するか」という戦略性や、国際標準との協調性にかかっていたと言えるだろう。

IT競争力スコアのカラクリ:数字の裏に隠された真実
日本がIT競争力スコアで12位と聞くと、一見悪くない順位に思えるかもしれない。しかし、このスコアのカラクリを理解することが重要だ。IT競争力ランキングは、「技術インフラ」「人材」「政府の支援」「イノベーション環境」「ビジネス環境」といった多角的な要素で評価される。 日本は「技術インフラ」や「インターネット普及率」では高いスコアを出すが、「イノベーション環境」や「起業のしやすさ」「IT人材の質と多様性」では低い評価を受けることが多い。 スレッドで指摘された「中抜き率」や「自称エンジニア率」は直接的な指標ではないが、間接的にイノベーション環境や人材の質に悪影響を与え、日本のスコアを押し下げていると考えられる。 表面的な順位に惑わされず、その内訳を詳細に分析することが、真のIT競争力を理解するためには不可欠なのだ。

※本記事は掲示板の投稿をまとめたものであり、その内容は個人の意見に基づいています。

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1件のコメント

  1. 技術的な知見や開発ノウハウを持ってない営業職が自分の営業成績だけを考えて受注してしまって
    技術職が必死になって尻拭いをしてきたのが直近35年のIT業界なワケで
    失われた30年の間ず~~っと開発出来るレベルの技術者には給料を払わないで(だからIT土方なんて言葉がある)
    派遣や管理職(今の70代や80代に該当する)、営業職みたいに中抜きする連中に高給をくれてやってきたから
    誰も割に合わない技術職をやらなくなって技術を失伝している
    少子化の影響で大手メー子ですら新卒採用すら覚束無くなって久しい
    ソレに伴って大手で教育した技術者を中小零細が格安の派遣として扱き使うルートも潰れたから
    この業界はもう無理ポ

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