
建設現場作業員の「平均年収1000万円」という衝撃的なニュースが飛び込んできた。一見すると明るい話題だが、この数字の裏には、業界が長年抱えてきた深刻な構造的問題と、現場で働く人々の生の声が隠されている。果たして、この「夢物語」は現実となるのか、それとも欺瞞なのか。我々は、このスレッドを通じて、建設業界の深層に迫る。
前提知識・背景
- 現状の平均年収: 国税庁の2024年データによると、建設業界の平均年収は約565万円とされている。これは全産業平均を上回るものの、「1000万円」とは大きな隔たりがある。
- 日建連の目標: 日本建設業連合会(日建連)は「長期ビジョン2.0」の中で、年7%超の賃上げ目標を掲げ、特に40代技能者の平均年収1000万円超を目指している。しかし、これは業界全体の平均ではない点に注意が必要だ。
- 「中抜き」問題: 建設業界の多重下請け構造は、元請けから末端の作業員へ賃金が届きにくい「中抜き」の温床となっており、長年の賃金低迷の主要因と指摘されている。改正建設業法により適正価格転嫁が推進されているものの、その効果はまだ道半ばだ。
- 深刻な人手不足: 建設業界は高齢化が進行し、今後10年間で約129万人の技能者が不足すると予測されている。この人手不足が、賃金上昇の圧力となっている側面もあるが、労働環境の改善も喫緊の課題だ。
「平均年収1000万円」の衝撃と疑問
建設現場作業員の“異次元”処遇改善で「業界平均年収1000万円」へ!ゼネコン団体トップが熱く語る、肝いり改革の全貌
https://diamond.jp/articles/-/377865

ライフスペースの高橋乙!
定説なんです
俺もこういう見た目のおじさんになりたい
旺盛な建設需要を背景に好業績が続くゼネコン業界だが、労務費や資材価格の高騰で建設費用がかさみ、再開発事業がストップしたり、人手不足が深刻化したりしている。特集『総予測2026』の本稿では、足元に横たわる課題にどう取り組んでいくのか、日本建設業連合会の宮本洋一会長(清水建設相談役)に聞いた。(聞き手/ダイヤモンド編集部 宮井貴之)以下ソース
まあ職人みてるとヨボヨボの老人と定年間近のおっさんと外国人
こいつらしかいないからな
人手不足、需要と供給の関係で給料上がっても不思議はないわな
スレ主が提示した「平均年収1000万円」という見出しは、建設業界に横たわる深刻な課題を覆い隠すかのようだ。確かに、経済の原理からすれば人手不足は賃金上昇に繋がるはずだが、問題はその恩恵が本当に末端の作業員にまで行き渡るのか、という点だ。日建連の目標も、あくまで「40代技能者」を対象としたものであり、業界全体の平均とは異なる。この数字の背後にある“異次元の処遇改善”の実態に、我々は冷静な目を向ける必要がある。
現場を蝕む「中抜き」の構造
そういう事だよな
多段下請けで中抜きしてるんだから
土工(日払い建設作業員)の派遣会社は建設会社から1人当たり1日20000円もらってるのに土工には10000~12000円しか払ってないから楽してぼろ儲けしてるんだよな
運転資金があれば俺も土工の派遣会社やりたいわ
この辺りの構造はアニメ業界と変わらない
単価数年で40%くらい上がってるけど残念ながら給料に反映されてないね
ゼネコンの現場監督作業員じゃなくて、下請け孫請けの末端で、実際に現場作業している職人連中の賃金が30年前以上前から上がってないんだが
大手ゼネコン1次請け墨出し20年で1000円しか上がってない
1ヶ月10万として
6次 12.5万
5次 15.6万
4次 19.5万
3次 24.4万
2次 30.5万
ゼネコン 38.1万
各々約2割抜いていくから約4倍近くなるわけ
まあ6次って滅多にないし6次くらいだと各社1割位しか抜かなかったりするから実際2倍ちょっとになる
ほんと馬鹿らしいよ
東京でも初心者は日給1.2万円でコンビニバイト以下
しかもその1.2万円ぽっちすら元請けから金出ないので出せないので新人教育を行うサイクルが存在しない
ゼネコンやその1次下請けが好き放題やってきた末路だよ
自分たちが得すればそれで良い!現場など期限を定めとけば完成する!つまり上に立つ資格がない人達ですね!
請けた会社が社員使ってやれよ
出来なきゃ請けさせるな
間のリーマンが潤ってちゃ駄目だろ
スレッドでは「中抜き」という言葉が繰り返し登場し、建設業界の構造的な問題が浮き彫りになる。元請けから多重に下請け構造が重なることで、本来作業員に支払われるべき賃金が中間業者によって搾取され、末端にはごくわずかな金額しか届かないという実態が語られている。機材レンタルの具体例は、この中抜きがいかに膨大であるかを雄弁に物語る。改正建設業法では適正価格転嫁を推進しているものの、現場の感覚としては、賃金単価の上昇が実際の給与に反映されていないという不満が根強い。
人手不足の深刻化と過酷な労働環境
パワハラえぐくて若手が定着しないからなw
まあ、これが全てやろな
ナマポ受給者にドカタ仕事は務まらないって何度言えばわかるのか
現場で邪魔になるだけなのに建設会社は金払わなきゃならんのか
おまえ建設現場ナメすぎだろ
社会に出たことないお子ちゃまか引きこもりか?
軽い知的障害とか重い発達障害の奴がたまに現場に来るけど全く使えないぞ
土工(日払い建設作業員)は軽度~中度の発達障害が多いけどな
西新宿の再開発、3000億の大規模事業なのに施行会社すら決まらず凍結してる
新宿の超一等地がサラ地で放置されてんのよ
今後建てる奴いなくなりそう
解体費も値上げで廃ビル放置が問題になってる
基本放置だよな
戸建ての放置ももっと増える
続けてたらマジで今頃この世には居ないわ
電験三種の資格使って今はゆるーく電気保安の仕事してる
いくら良い金貰えたとしても建築業には2度と戻らない
セコカンに比べたら体感100倍楽
毎月決められたスケジュールで1日8時間労働(月に残業5から10時間くらい)、年間休日125日、何度も検電確認して無電圧確認してから作業するからそこまで危険じゃない、平均的に民度が高めな人と仕事できるから建築業みたいにアタオカな職人連中なんかと関わらなくていい
それでいて地方民で年収700貰えてるから何も不満無く満足してる
年収1000万でも辞退したい
だがな、8時から仕事して、10に休憩、12時昼飯
15時休憩、16半から片付けと掃除、17時終わり
そんなにキツく無い
やってみて!
とにかくセコカンだけはやめとけ、マジでゆゆうたの動画みたいなのが現実で起きてる
自分の命が大事ならセコカンだけは絶対にやめとけ
自分から気が付いて転職したわ。
屋外で同じだけの作業をこなすって過酷だわな
特に土木系の奴等は
新人なんだからしゃーないって思わんのかね
建設業界が直面する人手不足は、高齢化だけでなく、過酷な労働環境とパワハラ体質に起因する若手人材の流出が大きな要因となっている。西新宿の大規模再開発が「施行会社すら決まらず凍結」という事態は、この人手不足が経済活動にまで影響を及ぼし始めている現状を如実に示している。また、「セコカン」経験者の切実な声や、夏場の過酷な労働環境への言及は、いくら賃金が上がっても敬遠される業界の現実を突きつける。このような環境では、安易な解決策としての「ナマポ受給者強制労働」論は、現場の実情を理解していない机上の空論でしかない。
AI、外国人労働者、そして業界の未来
そう思わないほうがいい
フィジカルAIの開発が今一番熱い
AIには手足があると思っといたほうがいい
福一廃炉作業で
ショッボイ機械が失敗しまくってるの見たら
ロボットに複雑な現場作業はあと100年は
無理だわな
屋根のある工場内作業とは
環境が全く違うから全く歯が立ってないね
その癖にホワイトカラーは「中抜き」という犯罪行為!?もしているかもしれない…
ホワイトカラーは恥を知れ!
あえて選ぶやつは超絶マゾかあんぽんたんのみ
毎日パチ、風俗、ギャンブル、スナック、キャバクラの話しでマウント取り合ってる
その日稼いだお金はもちろんパチ、スナック、酒、風俗に消えていく
稼いだ金をどう使おうが個人の勝手だ!
日本で稼いで日本で使って経済を回しているから国益になると思います!
無駄なホワイトカラーを辞めさせて人手不足のところで働かせるしかない
それでも高給を取れる可能性が出てきたんだから、それでいいだろ
何かっていうとやらない、できない言い訳しかしない。
カスはどんどん駆逐されていくんだろうけど、業務が一部に集中することは免れんし、事故のもと。
ってか絶対的に足りないのはリーダーシップ持ってる所謂まともな人。
船頭多くして船山に登るを体現してる。
中規模の集団が欲しい。
その職人も基礎屋、大工、電気屋、設備屋、表具屋、建具屋、外構屋、左官屋等と多種あって、全てにガチャがあるからな
職人を安くこき使い続けた結果、成りて不足からの職人不足でこうなったからね
職人に文句言うのは筋違いだぞ
事務仕事なんかはこれからAIに取って代わられるから余程優秀でないと厳しそう
そうでない人間は営業建設運送みたいなAIで出来ない仕事するしかない
そうね
AIによる事務作業の自動化によって既にアメリカでは失業や大学生の就職難が顕在化してるね
人間は育てなければ一人前の仕事できるようにはならない
その育てる事を放棄させ 現場の人たちをイビリ倒して来た業界に未来は無い
建設業界こそ失われた30年 金で失った時間は買えないよバーカ
殆どは朝の朝礼が終われば現場事務所から出て来ない。
現場で働く作業員は皆下請けの零細企業。
平均年収1000万円なんて貰える筈がない。
そもそもゼネコンに作業員がいるか?
俺の周りのゼネコンには居ない。
社保や税金がざるだった時代は稼げたよ
そりゃ~払うものを払ってないからな
今は社保や税金が五月蝿くなって稼げなくなった
日当自体は上がってるけど手取りは20年前と同じ
建設業なんてそんなもんよ
昔は日当5とかあったみたいだけどどんどん単価下げられて日当1.8まで下がったところもあるみたいよ
資格持ちだけ数人入れてあとは雑工入れて抑えてるとかも聞いたな
AIやロボット技術の進化は建設現場にも影響を与えつつあるが、単純な工場作業とは異なる複雑な屋外作業における適応にはまだ時間がかかるとの指摘も多い。一方で、「中抜き」をするホワイトカラーへの憤りや、ブルーカラーの労働が社会を支えているという声は根強い。外国人労働者の増加も現場の現実だが、彼らが日本人作業員の賃金を圧迫しているという明確な証拠はなく、むしろ労働力不足を補う存在となっている側面もある。建設業界は今、過去の慣習から脱却し、真に持続可能な未来を構築するための岐路に立たされている。
業界改革への期待と課題
もちろん社保加入な
国民年金オンリーだと死ぬまで働かないといけないからな
将来安泰なら公務員技官目指した方がいい
クソムカつく
あいつらの私生活みてみたいわ
ケケ中はやめとけ
レベル低下し過ぎて無能が昭和のザル計算でやってるから手に負えない
ろくに作業が見通せないから前日に増員とかマジで頭悪すぎて迷惑しかない
資格と腕と会社の規模でピンキリだよ
実際に作業してるのは下請け、孫請け、玄孫請けだから中抜きされるし
単価が上がっても仕事無いときが出るし
400万くらいが多いでしょ
どこの夢物語だ?
換毛期じゃないのに毎日換毛期なヤツがフサフサ夢見てるぐらいありえない
建設業界が「平均年収1000万円」を達成するためには、単なる賃上げの号令だけでなく、構造的な問題への抜本的なメスが必要不可欠である。CCUS(建設キャリアアップシステム)のような取り組みへの不満や、ゼネコンへの不信感は根強く、現場の声が届いていない現実を浮き彫りにする。一部には高収入を得ている職人もいるが、それはあくまで例外であり、多くの末端作業員は依然として厳しい現実に直面している。この「夢物語」が真の変革へと繋がるのか、それとも業界の建前に終わるのか、今後の動向を厳しく見守る必要があるだろう。
【深堀り!知的好奇心】建設業界「平均年収1000万円」の真意と現実
日本建設業連合会(日建連)が打ち出した「建設現場作業員、平均年収1000万円へ」という目標は、多くのメディアで注目を集めました。しかし、この見出しの裏には、業界が抱える複雑な実情と、その目標の「真意」を理解するためのいくつかのポイントがあります。
「平均年収1000万円」のトリック
まず、重要なのは「業界平均年収1000万円」という言葉の解釈です。日建連の「長期ビジョン2.0」では、具体的な目標として「40代技能者が他産業と比べて魅力的な処遇となる水準、具体的には平均で1000万円を超える水準を確保」と謳われています。 これは、業界全体の平均が1000万円になるという話ではなく、特定の層(40代の熟練技能者)をターゲットとしたもの。実際、2024年のデータでは建設業全体の平均年収は約565万円であり、この目標達成には依然として大きな隔たりがあります。
建設業界の平均年収は、大手ゼネコン社員や役職者を含んだ全体平均であり、現場で実際に手を動かす「技能者」の賃金とは大きく異なることが多いんだ。特に末端の下請けで働く作業員の平均は、さらに低い傾向にあるよ。
構造的な問題:多重下請けと「中抜き」
建設業界の賃金低迷の根源にあるとされるのが、複雑な多重下請け構造、通称「中抜き」問題です。元請けから二次、三次、さらには玄孫請けまで、間に多くの業者が入ることで、最終的に現場で働く作業員に届く賃金が大幅に削減されてしまいます。この問題に対し、2025年12月には改正建設業法が施行され、労務費の適正な価格転嫁が推進されることになりましたが、その効果が現場にどう浸透していくかが課題とされています。
深刻な人手不足と労働環境
目標年収1000万円の背景には、深刻な人手不足があります。今後10年間で、建設業界は129万人もの技能者が不足すると予測されており、このままではインフラ整備や災害復旧に支障をきたす可能性が指摘されています。 しかし、人手不足を解消するためには、単なる賃上げだけでなく、長時間労働、パワハラ、夏場の過酷な屋外作業といった労働環境の改善が不可欠です。若手人材が魅力を感じ、定着できる業界へと変革する必要があります。
未来への提言と課題
建設業界が真に「選ばれる業界」となるためには、透明性の高い賃金体系の確立、公正な取引慣行の徹底、そして労働環境の抜本的な改善が求められます。AIやロボット技術の導入も進められていますが、現場の複雑な状況に対応できる技術の普及にはまだ時間を要します。また、外国人労働者の活用も進んでいますが、彼らが日本人労働者の賃金を圧迫するという明確な根拠は見つかっておらず、むしろ労働力不足解消の一助となっているのが現状です。 建設業界の未来は、これらの課題に真摯に向き合い、具体的な行動を起こせるかにかかっています。
関連リンク
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