文部科学省の前局長が、東京医科大学に便宜を図った見返りに、自分の息子を合格させてもらったとして起訴された事件で、決定的な密談の音声を入手しました。そこには、息子の入試について、「あと5点、10点欲しかったね」「予約入学」など、生々しい言葉が録音されていました。
「先生、2つお願いがありまして、1点は、私の名前を絶対にその人に言わないでください。そうすると、指導・・・、お話しすることができなくなっちゃう」(佐野被告)
「分かりました。今も佐野さんの名前は、一回も出していませんから」(臼井被告)
これは現役の文部科学省のキャリア官僚に、大学のトップが便宜を図るよう依頼した決定的なやりとりです。JNNが音声データを入手しました。声の主は、文部科学省科学技術・学術政策局長だった佐野太被告(59)と東京医大の前理事長・臼井正彦被告(77)です。この場には、2人を引き合わせた元会社役員の谷口浩司被告(47)も同席していました。
東京地検特捜部によりますと、佐野被告は、文科省の補助金が出る支援事業の選定で東京医大に便宜を図る見返りに、今年2月にこの大学を受験した息子を不正に合格させてもらったとして、受託収賄の罪で、24日、起訴されました。谷口被告は受託収賄のほう助の罪で起訴され、臼井被告と前学長の鈴木衛被告も贈賄の罪で在宅起訴されました。
関係者によりますと、問題のやりとりがあったのは去年5月。都内の高級飲食店での事でした。冒頭での話題は、前年度に東京医大を不合格となった佐野被告の息子の事。佐野被告が臼井前理事長に対し・・・
「本当に申し訳ございません。よろしくお願いします」(佐野被告)
「まあ、来年は絶対大丈夫だと思いますが、もう、あと5点、10点欲しかったね」(臼井被告)
「そうですね。申し訳ございません」(佐野被告)
「そこの差が、ちょっと頑張れるか、頑張れないかで」(谷口被告)
東京医大は、前年度、特色のある研究に対して文科省が補助金を出す「私立大学研究ブランディング事業」に選ばれるよう応募したものの、落選していました。
このため、臼井被告は・・・
「(申請書を)出す前にちょっと、ご指導たまわることができればと思ってる」(臼井被告)
「結構、先生、抜本的に変えないといけないかもしれませんね。これの書き方の指導するってことは、違反になっちゃいますので無理なんですよ」(佐野被告)
申請書類の書き方について、当初は具体的なアドバイスをすることに躊躇を見せましたが、相談を受けているうちに具体的に指南するようになっていきます。
「ですから、ブランディングの方も、ぜひ」(臼井被告)
「正直申し上げると、前のやつ(前年度の応募内容)は、かなり、やっぱ、何というんですかね。厳しい状況でしたね。ピークが何かっていうのをきちっと示すっていうのと、制度の趣旨に合っているかっていうところ、ぜひ指導させますので」(佐野被告)
さらに、こんな言葉まで口にします。
「一番の殺し文句はですね。これで、新しい学問領域を作ります。これが最終目的ですと、体系化して、新しい学問領域を作るので、国際的なそういう支援が必要なんですと」(佐野被告)
「すごいですね、それはね」(臼井被告)
「じゃあ、この件は承りましたので」(佐野被告)
佐野被告が口にした「この件は承る」。便宜を図るよう依頼され、それを了承したというのでしょうか。
密談が終わると、会合をセッティングした谷口被告が、全額支払いをしたといいます。
「ここは僕が全部」(谷口被告)
「え~」(臼井被告)
「重ね重ね、申し訳ございません」(佐野被告)
「我々もお世話になりますけど、いろんな意味で長続きして、いろいろやりたいと」(臼井被告)
「今度はきちっと勉強して」(佐野被告)
「うちに予約しておいでください」(臼井被告)
「予約入学」(谷口被告)
東京地検特捜部は、この音声データを入手していて、事件を裏付ける重要な証拠とみて捜査しています。
ブローカーやろな。
仲介して美味しいところをもらうのに、
どっちかにビビりが入ったらおしまいだから
証拠を残して抜けられないようにする。
ブローカーはこれまでの別件もすべて記録してる可能性あるわけだから、別件のやつらの自白が進むわ
結局
5年10年と補助金続く
まぁ金よりは、文科省に認定してもらった特別な存在というブランドと、文科省事務次官候補とのパイプだろうね
早く過去にさかのぼって不正に入学した奴発表すべし
私学がどんな理由で学生選ぼうと自由
寄付金たくさんくれた医者の子を特別に入れたってかまわない
今回問題になってるのは国民の税金を使ったからだよ
医学部は別だよ
文科省が新設や定員増を厳しく規制してるからね
そんな私学に補助金入れるかどうかも政府の自由だな。
うちは補助金もらってないっていうならどんな選考の仕方しようと私学は自由だと思うが。
一回も何も全国に流れちゃうとはw
税金で3500万東京医大に渡ってるだろ 文科省助成研究という箔も付く
それが5年間続く
否認していたのかよ 潔よくないのう
結局アドバイスしているな。
息子の話も絶対にしてはいけない。
合格できただろう
400点満点の試験だぞ。1000点満点のセンター試験なら25点。センターの25点差って
大学か学部ランクを1つ下げないといけない点差。
ほんとはもっとたりなかったけど 5点10点足りないとお世辞を言ったのかもしれんが
息子は10校受けて、3校合格したらしい
つまりあとの2校も裏口入学実地している可能性がある
アリバイ&保険&他の裏口
そら本人は知らんだろうから滑り止め受けるだろう
10校っていってもセンター利用で志願書送っただけだろうし
実際には二次試験受けた3校だけだろう
他にも裏口組がいてうまく調整してるんじゃない自分がよそに受かったら
誰かが枠を使うとか
来年受験しようにももう忖度してくれる大学は一つもない。
完全に詰んだな。
お金や利権を渡したのに
合格してなかった場合のためだろ
領収書とか証拠を残せないんだし
お金出してこの発言を買うようなもんだ
当初はそうだったのだろうな。
実験もかねて丁度いいだろ
との噂
まあ、谷口だろうな。
たぶん保身のためなんだろうけど、
外部に漏らしたら寧ろ首を絞めることになるのにな。
たしかに。
あとで東医大がしらんぷりして佐野息子を不合格にしたら
ブローカーとしての面目丸つぶれだもんな
バレたときに自分だけ尻尾切られないための保険でもあるから関わった案件は全部残してるよな
新たに逮捕された文科官僚も飲食店の接待とか領収書くらいではいきなり逮捕されないからな
言い逃れできない内容の録音を取られてたんだろう
これは芋づる式にいくな
不正の温床じゃん
学力にあった学校にすればいいのに
で 息子は退学処分よね?違うの?
どうだろうねえ。
不正は不正でも罰則規定があるようなものじゃないし、
学生本人は無関係・・・が適当なんじゃない。
ただ、ここまで大事になってそれでもこのまま在学ってあまり聞かんけど。
少なくとも大学が辞めろとは言えないんじゃないか。
もうズブズブよ
この音声データ、反社組織に売ることも可能だった訳だし