【悲報】高校生が９３８万円の詐欺被害に　広島

広島県警東広島署は2日、中国広東省広州市の公安局をかたる特殊詐欺で、東広島市内の高校女子生徒が938万円をだまし取られたと発表した。電話は全て中国語で、女子生徒は中国語を話すことができたという。

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　同署によると、10月22日、厚生労働省の職員を名乗る男から「あなたの電話番号を使って新しい携帯電話が登録され、新型コロナウイルスに関する悪いメッセージが送信されている。広州の公安局につなぎます」と、女子生徒の携帯電話に連絡があった。

　その後、公安局職員を名乗る男の電話で「捕まえた犯罪集団は、だまし取ったお金の一部をあなたが持ち逃げしたと言っている。調査のため口座を作るので、入金してください。振り込まなければ逮捕します」などと告げられた。女子生徒は11月1日までに十数回、母親と自分の預金から計938万円を振り込んだ。