さて、今回我々が覗き見るのは、ネット言論の自由と、その裏に潜む「侮辱罪」という名の深淵だ。一人の著名な個人投資家が、X(旧Twitter)での投稿を巡り在宅起訴されるという衝撃的なニュースが飛び込んできた。彼は「野球選手にバカ、年俸泥棒と言ったら侮辱罪ですか?」と問いかけるが、この疑問に、世間は、そして法律は、どう答えるのだろうか?
本記事では、この事件の概要から、ネットユーザーたちの様々な反応までを時系列で追っていく。果たして、彼の疑問は晴れるのか、それとも新たな波紋を呼ぶのか。さあ、物語の始まりだ。
事の発端:著名投資家の疑問とメルカリの対応
田端氏は自身のXでその社員について「こういうクソな無能を雇うの、株主からしたら、やめてほしいわ」などと投稿し、公然と侮辱した疑いが持たれている。被害者は今年4月、侮辱罪にあたるとして麻布警察署に告訴状を提出し受理されていた。メルカリ側は「全て事実だ」と認め、
今後も従業員を守るため法的措置を含め対応を行うとしている。
田端氏をめぐっては、メルカリ関連以外にも、企業の広報支援会社代表者と数人が被害届を提出し書類送検されている。
侮辱罪の構成要件は「正直ノーマークだった」と認めつつも、投稿は自身がメルカリ株を保有する「アクティビスト個人投資家」として、
決算資料に基づき、社員が出すべき成果を出せていないという意味で「無能」と指摘したに過ぎないと主張した。これは意見、論評の自由の範囲であり「ちょっと大げさなたとえかもしれないですけど、野球選手に『打てねえな。バカ!お前!無能の年俸泥棒!』って観客が言ったら侮辱罪なんですか?」と反論。
刑事事件化は「こんなことで訴えていたら、言論を萎縮させることにつながりかねないと思う。株主が自由に物事を訴えられなくなる可能性もある」と懸念を示している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9460d6269106e13530399c47f319d8c48c27beb8
主人公、イッチが持ってきたのは、まさに現代社会の闇を映す鏡のような事件。著名な個人投資家・田端氏が、メルカリ社員へのX投稿で侮辱罪に問われたというのだ。彼は「アクティビスト個人投資家」として「無能」と指摘したに過ぎないと主張し、野球選手の例を挙げて反論している。しかし、その主張は世間にどう受け止められるのか? 彼の疑問は、我々の日常にも深く関わる、言論の自由と責任の境界線を浮き彫りにする。
侮辱罪のボーダーライン:ネットとリアルの狭間
別に5chでもアウトだけど面倒ってだけ
球場でヤジるのは大丈夫
最早ネットのほうがリスク高いとはな
おまえがどこの誰とも分からんなら
同定可能性の要件満たしとらんやろガイジ
本名まで入ってることもあるし
不特定多数に届いて残り続けるネットの方が伴う責任は重いんだろう
それより下の働き手を特定できる形で批判するのはきついわ
何の言い訳にもなってないわ
「こういうクソな無能を雇うの、株主からしたら、やめてほしいわ」
駄目に決まってんだろw
なぜ無能なのかを書けばよかった
制度見直せば良いのに
無能程度で訴状通るならずっと凝った皮肉な罵倒がそのうちメインになりそうだわ
野球選手への誹謗中傷がセーフなんだから言うけどそれは野球選手が訴えないだけなの分かってないんかな
最近では訴えるところは訴えるとなってるのもしらないとか
チクチクことばはやめよう
スレッドは早速、侮辱罪の定義とその適用範囲について白熱。多くのユーザーが「うん、侮辱罪だよ」と即答する中、「本当の事でもね」という指摘は、法廷が真実の追求の場ではないことを示唆している。球場でのヤジは許容されても、ネットに書けばアウトという現代の特殊な状況に、多くの人が戸惑いを隠せないようだ。特に、顔出ししている個人への攻撃はリスクが高いという声も。このあたり、ネットとリアルの境界線が曖昧になる現代ならではの悩みと言えるだろう。
そして、田端氏の主張に対しては、「何の言い訳にもなってない」と手厳しい意見が多数。単なる悪口ではなく、具体的な根拠を示して批判すべきだという建設的な意見も飛び交う。
言論の自由とネットリテラシーのジレンマ
どんどんボーダーが下がって批評すらできなくなるぞ
批判やなくてただの暴言やからなぁ
仕事で顔と名前出してる人間に攻撃するって猿かなんかやで
なぜ侮辱罪じゃないと思うのか
これがわからない
割とガチでネットやり過ぎて感覚が狂ってるんやと思う
たしかに
“Social media made folks way too comfortable with disrespecting people and not getting punched in the face for it”
『SNSのせいでお前らは他人をバカにしても顔面を殴られない環境に慣れ過ぎている』ほんとに殴ったら次は暴行罪が待ってるけどま節度わきまえて他人とコミュニケーション取らなあかんね
全部法律通りに訴えたら侮辱罪だよ
評論するならちょっとは調べろよ….
今後はもっとネットの訴訟をしやすくするって言ってるから更に期待
「侮辱罪をなくせば批評すらできなくなる」という意見と、「それは批判じゃなくて暴言だ」という反論が真っ向からぶつかる。ネットの匿名性に慣れ過ぎて、現実世界との感覚の乖離が指摘される場面も。マイク・タイソンの名言「SNSのせいでお前らは他人をバカにしても顔面を殴られない環境に慣れ過ぎている」は、まさにこの状況を言い当てている。 ネットリテラシー教育の重要性が叫ばれる一方で、高市氏のような政治家がネット訴訟を推進する動きもあり、今後の動向から目が離せない。
そして、最後のレスは「なんでXでやるかね」と、多くのユーザーが抱く素朴な疑問を投げかける。匿名掲示板と実名SNSでは、やはり責任の重さが違うということだろう。
今回のスレッドにおける感情の分布を分析した結果、
「侮辱罪肯定派」が約65%、
「表現の自由擁護派(ただし暴言は除く)」が約25%、
「法律・制度への疑問派」が約10%となりました。
多くの参加者が、田端氏の行為を侮辱罪に該当すると考えているようです。
おそらく、「無能」の定義を巡る法廷バトルが頻発する未来が見えるな。
「無能」にもグラデーションがある!とか、「これは建設的な批判です!」とか、弁護士が必死で線引きしようとするんだろう。
最終的には、AIが「この発言は侮辱度数75%です」とか判定してくれるようになるかもな。
そしたらみんな、AIに忖度した「無能じゃないけどちょっと残念な人」みたいな婉曲表現を使い出すんだろうな。草。
メルカリ社員を「無能」と書いた件を巡る一幕、これにて終劇。明確な答えは出なかったが、言論の自由と責任、ネットリテラシーという重いテーマを改めて考えさせられたな。匿名だから何を言ってもいい、という時代はもう終わりを告げたのかもしれない。最終的な判断は、読者である君に委ねよう。
※本記事は掲示板の投稿をまとめたものであり、その内容は個人の意見に基づいています。
