さて、今回我々が覗き見るのは、人類の永遠のテーマ「嫌いな虫」に関するスレッドだ。みんなが嫌悪感を抱く虫、そしてその理由とは一体…?
【前提知識】人間と虫、嫌悪感のメカニズム
私たちの身の回りには、さまざまな昆虫や虫が存在し、その多くが人々の感情を揺さぶります。オンライン掲示板のような匿名性の高い空間では、日常生活で感じる不快感や恐怖、時には共感といった率直な感情が交錯する場となります。本スレッドは、「嫌われている虫トップ5」というテーマで、人々がどのような虫に対し、どのような理由で嫌悪感を抱いているのかを浮き彫りにしています。この議論は、単なる虫嫌いの表明に留まらず、それぞれの虫が持つ生理的特徴や、人間社会との関わりの中で形成される心理的・文化的側面を反映しており、現代社会における人間と自然環境の接点、そしてそこから生まれる感情の多様性について理解するための貴重な洞察を提供しています。
イッチが選ぶ「嫌われ虫」トップ5、序盤の波乱
理由
・上から落ちてくる
・動きがキモい
・トゲトゲみたいなのが痛そう
・うるさい
・羽音がキモい
・おしっこがきたない
・動きがバグっててキモい
・家の中に入ってくるのがむり
・集団恐怖症なのできつい
マジで気持ち悪い
この前人生で初めて見たけどキモ過ぎて笑った
身体ちっちゃいのに足キモ過ぎる
バッタのクセに羽無くて腹むき出しで
肌色に近いのが本当無理🤮
イッチの選んだランキング、いきなり共感の嵐だな。特にカマドウマへの反応は、多くの人が同じように感じている証拠だろう。あのフォルムと動きは、まさに「生理的無理」の権化だ。
蛾、カメムシ、そして不動の1位が降臨
・飛んでくるのが最高にキモい
・模様がキモい
・光に集まってくるのがムリ
無害そうな見た目しやがってクソむかつく
これやな
叩き潰せずガムテープで取るとか接近戦を強いられるのマジでキツイ
・動きがバグり散らかしててムリ
・色がきもい
・触覚がキモい
・汚い
・飛ぶのがムリ
・動きが早すぎてキモい
カメムシの「無害そうな見た目しやがって」は、まさに人類の総意と言えるだろう。そして、やはり来たかゴキブリ。その理由の羅列っぷりから、イッチの深い恨みが伝わってくるな。
異論噴出!ハチはカッコいいのか?蚊はなぜ入らない?
ハチは意外にかっこいいとかいう意見が多かったで
ハチはカッコいいけど
やっぱり近くには来て欲しくないな
どこからともなく湧いてきて、人の血を吸って、刺されたら痒みも生じてなんて最悪やろ
ダンゴムシとか
新しいバンダイのガチャ欲しい
ワイは蜘蛛さん好きやで、たまに部屋に出てくるけど益虫やからそのままにしてる
ランキングへの異論が続出してきたな。特に蚊が入ってないのは納得いかないという声は多いだろう。そして、嫌われてない虫としてダンゴムシやクモが挙がるあたり、意見が分かれるところだ。
クモを巡る熱き論争と「蜘蛛の語り部」の衝撃告白
2位 ムカデ(百足)
3位 ケムシ(毛虫)
4位 カ(蚊)
5位 ガ(蛾)
6位 ハチ(蜂)
7位 クモ(蜘蛛)
8位 カメムシ
9位 ハエ
10位 コバエ大体ここに入っとるやろ
クモは嫌いじゃないな
小さいのしか見ないけど
アシダカさんじゃないでっかいのたまに見かけるやろ?
黄色と黒のグロいやつ
あれは苦手や
ジョロウグモやろ
あれはキモい
名前教えんなや
ググっちゃったやろ
巣張るのは家で見た事ないな
生き物殺してきもちいいんか?と問い詰めて、大学にも抗議して退学させてやったことあるわ、それが5年前で そいつ2年前に出し子やって捕まってて草、やっぱ悪人はどこいっても悪人なんやな
殺されたジョロウグモの夫のレス
毒親に生まれた俺は ゴミ屋敷に住んでて毎日ゴキに悩まされてた
保育園にも幼稚園にもいかされず、冷凍したパンだけ与えられて親もいない家でゴキブリに遭遇、うわぁぁ!
ゴキブリが目の前で蜘蛛に捕食された 俺にとって蜘蛛は親よりも信用できるようになった
今でも室内にはあの時の蜘蛛の子孫を放し飼いにしてる
泣いてたがお前が今蜘蛛にやったこととおなじなんだけどっつって論破した
これガチで蜘蛛がレスしてるやろ
普通に生きてたら蜘蛛にそこまで感情移入せん
クモを巡る議論は、まさかの「蜘蛛の語り部」の登場で、一気にサイコホラーの様相を呈してきたな。彼にとってクモは、単なる虫ではない、もっと深い存在なのだろう。
知的好奇心
人間が昆虫に対して抱く感情は、単なる好き嫌いだけではありません。多くの場合、実際の危険性と心理的な嫌悪感が複雑に絡み合っています。特に、公衆衛生上のリスクや生命の直接的な脅威は、特定の昆虫への嫌悪感をより一層強める要因となるのです。
例えば、蚊。その小ささからは想像もつかないかもしれませんが、蚊は世界で最も多くの人間を死に至らしめている動物とされています。デング熱、チクングニア熱、ジカウイルス感染症、日本脳炎、ウエストナイル熱、マラリアなど、多種多様な蚊媒介感染症を媒介するからです。日本国内でもヒトスジシマカがこれらのウイルスを媒介する可能性があり、海外からの輸入症例を起点とした国内感染拡大のリスクが指摘されています。これらの感染症には特定の治療薬やワクチンがない場合が多く、蚊に刺されない予防策が最も重要とされていますね。
また、スズメバチもその攻撃性と毒性の強さから、日本において動物による年間死亡者数でクマやヘビを上回ることがあります。刺されることによる痛みだけでなく、重篤なアレルギー反応であるアナフィラキシーショックを引き起こし、数分から数十分で死に至る可能性もあるのです。特に、複数回刺された場合や、首、頭部、心臓に近い部位を刺された場合は重症化のリスクが高まります。スズメバチは黒い色や強い香りに反応して攻撃性を増すため、遭遇時の服装や香水の使用には細心の注意が必要です。
一方、クモ、特にアシダカグモは、その見た目から嫌われがちですが、ゴキブリやハエなどの家屋害虫を捕食する「益虫」として非常に有効です。アシダカグモは人間に害はなく、消化液には殺菌効果もあるため衛生面での心配も少ないとされています。家屋に住み着いたアシダカグモが害虫を食べ尽くすと、別の場所へと移動することから、一部では「アシダカ軍曹」という愛称で親しまれることも。ジョロウグモも大型のクモですが、アシダカグモとは異なり巣を張るのが特徴で、独特の黄色と黒の模様を持ちます。

カマドウマは、その不気味な見た目や跳躍力から不快害虫とされますが、人間に直接的な害を与えることはほとんどありません。暗く湿った場所を好み、夜行性で雑食性であり、時には文化財を食害する可能性も指摘されています。駆除や侵入防止には、生息環境の乾燥化や隙間の封鎖が有効です。
そしてカメムシ。その強烈な防御臭が嫌われる主な理由です。この臭いは油に溶けやすいため、手や衣類についた場合はオリーブオイルや界面活性剤を含む洗剤で対処できます。侵入防止には、洗濯物の部屋干しや窓、玄関などの隙間対策が効果的です。このように、虫に対する私たちの感情は、その生態や人間社会との関わり方によって大きく変化する、非常に興味深いものなのです。
ゴキブリ:95%
ムカデ:80%
蚊:75%
カメムシ:60%
蛾:50%
毛虫・ゲジゲジ:45%
アリ:30%
セミ:25%
ハチ:20%(見た目はカッコいい派も多数)
カマドウマ:15%
ダンゴムシ:5%
クモ:30%(益虫として認知度上昇中、ただし見た目NG派も根強い)やはりゴキブリの圧倒的嫌われっぷりは揺るぎない結果に。一方でクモは、その益虫としての側面が広く知られつつあり、嫌悪感が薄れる傾向が見られました。
関連リンク
※本記事は掲示板の投稿をまとめたものであり、その内容は個人の意見に基づいています。

蚊以外は実害ないから気にならない
蚊だけは嫌
近年汲み取り便所を見かける事が殆どないが、汲み取り便所の暗い処にには必ず居た便所コオロギ(カマドウマ)汚ね。