主食である米の価格高騰は、私たちの食卓だけでなく、農業政策、流通業界、そして食料安全保障という国家の根幹を揺るがす深刻な問題だ。なぜ「誰も買わない」と新米が言われているにもかかわらず、その価格は下がる気配を見せないのか。その裏側に潜む複雑な構造と、国民が知るべき真実を追う。
【前提知識】米価高騰と流通の闇
現在、日本国内で新米の価格が高騰し、消費者離れが加速している。にもかかわらず、市場価格は一向に下がらないという異常な事態が起きている。これは、卸売業者による高値仕入れや、国からの買い取り、お米券配布への期待、さらにはJA(農業協同組合)による供給調整など、複数の要因が絡み合った結果とされている。この状況は、日本の食料供給システム全体に構造的な問題を突きつけている。
「新米」が売れないのに値下げされない矛盾
国が買い取ってよね
誰も買わなくて捨てるくらいなら下げた方がいいだろ
買う奴が得しちゃうでしょ!😡
そんなのやーやなの
損切りが年明けから始まる予想
下がるまで誰も買わないんだからさっさと下げればいいのにな
スレ主の素朴な疑問から始まったこの議論は、すぐに核心へと切り込む。「誰も買わないなら値下げすべき」というごく自然な発想に対し、立ちはだかるのは「損切りはできない」「買う側が得をするのは許せない」という、市場経済の原則から逸脱したような主張だ。この時点で、ただならぬ問題の根深さを予感させる。
「新米」の定義と備蓄米の真実
新米なんて来年秋まで収穫無いんだから在庫は減る一方やろ
今狼狽売りするのが一番アホ
新米を名乗れるのは5月31日まで
法律で決まってる
農林水産省ではこうだって
だからタイムリミットが近い今話題になったんですね1.原料玄米が生産された当該年の12月31日までに容器包装に入れられた玄米
2.原料玄米が生産された当該年の12月31日までに精白され、容器包装に入れられた精米
1万で仕入れたものを5千で売ったら大赤字で潰れてまう
アイツラもう全員潰れて家族揃って首吊ればええよ
自分たちの行動の結果なら「自己責任」やろ自業自得や
卸の話なのに家族ってなんやねんw
新米とかもう買わんと思う
店舗に出てる分って売れ残ったらどうしてるんだろう
備蓄米として国に買い取ってもらうんじゃない?
精米してるのを備蓄米にするわけないだろ
備蓄米は精米されてるだろエアプ
精米した後の米ってある意味ナマモノだぞ
玄米状態で保管しても古米って呼ばれる程度の時間で割と味落ちるのに、2月ほどで明確に味落ちる白米状態で保管しないでしょ
草
精米したあとに3年とか保管するわけねえじゃん
自分がスーパーで買った備蓄米は精米されてるからってことか
備蓄米は玄米保管だろ
精米して時間経ったものは相当買い叩かれる
「新米」の定義から備蓄米の実態まで、このセクションでは情報戦が繰り広げられる。農林水産省による「新米」の法的な定義が示され、それが卸業者の価格戦略に大きな影響を与えていることがわかる。さらに、備蓄米の保管方法を巡る激しい応酬は、いかに多くの人々が正確な情報を求めているかを浮き彫りにした。精米された白米が劣化しやすいという科学的根拠は、この混乱に一石を投じる。
政治と流通、見えない圧力
時代錯誤の減反政策が効いてるねぇ
大臣みてたら分かるは
無駄に学歴あって優秀だからプライド高いんやろうな
NHKをぶっ壊す前にJAをぶっ壊すべきでは?
JAぶっ壊したら野菜のリレー栽培も崩れて価格乱高下しそう
実際JAや政府の管理なくして自由競争化したら
地方農家壊滅したり高級米しか作らなくなったりして余計に酷くなりそう
ぶっ壊す前にもっと一般企業の農業参入を促したほうがええんかな雇われで気楽に農業に携われる雇用体制作らないとどのみち壊滅しそうな気がする
それ時々流行りの政策であるけど人件費カバーできなくてすぐ撤退するんよ
ユニクロですら農業には手も足も出なくて逃げ出したからな
農業法人をコツコツ育てる方が結局早い
勉強になるわ農業法人をコツコツ育てるっていうのは
具体的に何から始めるものなんやろか
国民の大嫌いな補助金付けしかないぞ
もう利益産むような良い農地は全部先行した農業法人に集約されてるからな
飛地山奥耕作放棄地みたいなコスパの悪いとこで生き残らせるには補助金で食わせるしかないんや
それを小泉はしたかったから石破政権はら増産って舵きったんや
減反してたら新規参入できないから結局は死に行く農業しかならん
今の大臣は今の票田しか考えてないのがよくわかる
政治家、JA、卸業者、そして過去の政策が複雑に絡み合い、米価高騰の背景には構造的な問題が横たわっていることが明らかになる。「JAをぶっ壊せ」という過激な提言から、ユニクロですら撤退した農業参入の難しさ、そして補助金政策の是非まで、日本の農業が抱える深い闇が次々と暴かれていく。もはや単なる市場原理では解決できない、根深い問題がここにある。
「米離れ」と食料自給率の行方
ことしも作りすぎた玉ねぎを値崩れするからとトラクターで踏みつぶしてたわ
食料自給率の観点も織り込んで国防インフラとして捉え直して税金で回すしかない
なんも分かってないくせに知ったかぶってJA潰すべきでは?とか言うてたんかアホちゃう
まあ全農はガチで害悪やけどな
弱男だけなぜかそれを分かってないことが妙に多いんだよな
まあ実態は自民が何もしないから農家側に責任転嫁したいだけなんだろうけど
誰だ岸田か石破か
絶対に値下げしないってのが凄いよな?
なぜ値下げしないのか、それは玄米のままなら来年の9月まで新米扱い
だから値下げしねえ
5キロ4500円で利益出るんだから、3500円位で売ればトントンだろう
卸売業者も小売もテメエの利益しか考えてねえから値下げしない
挙句、基地外政府が一般人の税金使ってお米券配って卸売業者と小売の利益を確保
逝かれてるクソ国家の日本wwwwwwwwwwwwwwwww
もしくは損が出ても80~90%で在庫を早急に捌く小売で談合してるのか知らないけど
横並びで値下げしねえんだもんな
スーパーの粗利って3割程度で、米5キロを5000円で売れたら小売の利益は1500円
だから3500円で売ればトンドンなんだけど??????????
なぜ横並びで何処も値下げしない???????????????
長年価格競争みたいなもんや在庫抱えたらどうしようみたいな心配とは無縁だったからな
いざとなったらお上がなんとかしてくれるやろの精神で横並びで様子見のまま焼け死ぬんちゃうか
困ったら国に泣きつけばなんとかしてくれると本気で思ってるからなぁ新米が「不良在庫」に…大手卸売りの「国は米を買い取れ」に米店は冷ややか「恥ずかしいと思わないのか」
https://news.yahoo.co.jp/articles/303f73924475f20d704966377795973e66550537
実際、自民への献金と選挙時の投票を約束したお陰でおこめ券発行してもらえることになった
麺やパンでいいもん
卸しの言い分は要するに先物取引で失敗したから国が責任とれってことやろ?
たまげたな…
仮払金の一部を返納するように求められることもありうる
高市総理大臣は
稼いでね。稼げるようにしてね。稼がなきゃだめよ稼ぐのよ
結果
お前等貧乏人のエンゲル係数爆上がり
どうすんのこれ
てかもうコメとかいらなくね
卵、乳製品、肉魚→高くても買わざるを得ない
米→??
こんな感じやからな
いや米は毎日食べたいよ
パンやパスタだけの生活とか考えられない
糖質制限してチキンや豆腐食おうぜ
まじこうなるよな今の大臣のままやと
高い関税がかかってる輸入米の方が安いのホント草
馬鹿社長が赤字では売れないから国が買い取れとか言ってるニュース見て笑ったわ
これありなら俺が持ってる値下がりした株も国が買い取れや
けど米問屋がゴミみたいな商売センスしてるから混乱が起きてる
昔は中間世帯かなりおったから仮にこのくらいの値段でも消費は落ちなかったと思うけど今の時代中途半端が1番売れないわ
いっそガチガチに保護してさらに良い米にして高級路線で売る方が儲けそうや
必要なのはマーケティングと絶妙な値段調整なんやけど米問屋は転売ヤーみたいな値段付けと売り方しはじめたから市場が崩壊した
馬鹿はいるだけで迷惑なんやなって
「安く売るくらいなら捨てる」という衝撃的な発言から、実際に玉ねぎがトラクターで踏み潰されるという現実まで、このスレッドは日本の食料供給における病理を露呈させる。消費者の米離れが進み、麺類やパンへの移行が顕著になる中で、卸業者や国の無策、そして食料安全保障への懸念が噴出。このままでは、国産米が歴史の彼方に消える日もそう遠くないのかもしれない。
【深堀り】米価高騰の複雑な背景
新米が売れないにもかかわらず価格が下落しない背景には、多岐にわたる複雑な要因が絡み合っている。これは単なる市場原理の機能不全では片付けられない、構造的な問題である。
お米券と卸業者の利権: 高市早苗氏が推進する「お米券」は、市場で捌ききれない米の在庫を抱える卸業者の救済策、あるいは利益確保の手段となる可能性が指摘されている。大手卸売業者が「国は米を買い取れ」と要求する報道もあり、税金を使った利権構造への批判が根強い。
卸業者の「捨てる」選択と談合疑惑: 「安く売るより捨てる」という卸業者の行動の裏には、値下げをしない「在庫の握力勝負」や、談合・カルテル(スレッド201)の存在が疑われている。価格下落を防ぐための供給調整や業者間の情報共有は、透明性の確保が課題だ。
備蓄米の「精米/玄米」論争と劣化: 備蓄米は通常、精米後の白米ではなく玄米で保管される。精米された白米は玄米に比べ劣化が早く、約2ヶ月で味の劣化が始まるため、国が買い取る備蓄米も玄米の形で低温貯蔵されるのが一般的である。
「新米」の法的定義と価格戦略: 農林水産省が定める「新米」の表示期間は、原料玄米が生産された年の12月31日までとされており(スレッド89)、この法的定義が卸業者の高価格維持戦略に利用されている側面がある。12月31日を過ぎると「古米」扱いとなり、新たな価格判断が迫られる。
知的好奇心
米離れが進む日本の食卓、その先にある「嗜好品化」の未来
かつて日本の食卓の中心だった米が、今や「誰も買わなくなった」とまで言われる現状。その背景には、パスタや麺類への主食移行、そして糖質制限意識の高まりといった消費者のライフスタイルの変化がある。米価高騰は、この「米離れ」をさらに加速させ、国産米の「嗜好品化」という新たな潮流を生み出す可能性を秘めている。海外産米が高関税にもかかわらず安価に流通する中で、国産米は「毎日食べるもの」から「特別な日やこだわりの一品」へとその地位を変えつつあるのかもしれない。これは、日本の食文化の大きな転換点となるだろう。

JA解体論と食料安全保障の綱渡り
スレッド内で飛び交った「JAをぶっ壊すべき」という過激な意見。しかし、JAは農産物の集荷から販売、資材供給、営農指導まで、日本の農業を多角的に支える重要な存在だ。特に、全国規模での「リレー栽培」による安定供給体制は、JAの調整機能なしには成り立たない。もしJAが崩壊すれば、農産物の流通は混乱し、価格は乱高下、小規模農家は廃業に追い込まれ、結果として国民の食生活に深刻な影響を及ぼすだろう。食料自給率は国の安全保障に直結する問題であり、経済合理性だけでなく、地政学的リスクも考慮した農業政策の継続が求められる。この議論は、私たちの食の未来を左右する重要な問いを投げかけている。
専門家分析:米価問題が示す日本の課題
今回の「新米価格問題」は、単なる需給ギャップの表層に過ぎません。その根底には、旧態依然とした農業政策、流通業界の不透明性、そして消費者の食生活の変化への対応遅れという、複合的な構造問題が横たわっています。
特に、国の買い取りや補助金への依存体質は、市場原理を歪め、結果的に国民の負担を増大させている側面は否定できません。本来、市場競争が健全に機能すれば、過剰在庫は値下げを通じて調整され、消費者に還元されるべきです。しかし、現状はそれが機能しておらず、特定の利害関係者が不利益を被ることを回避するために、全体最適が阻害されています。
結論として、これは日本の食料安全保障と経済合理性の間でバランスを欠いた、政治的怠慢の顕れと言えるでしょう。根本的な改革なしには、国産米の未来は厳しいものとならざるを得ません。
関連リンク
※本記事は掲示板の投稿をまとめたものであり、その内容は個人の意見に基づいています。
