山で生活していた無職の男逮捕　あきる野市

東京・あきる野市の住宅に押し入り、現金や「おこめ券」を奪ったとして山の中で生活していた無職の男が警視庁に逮捕されました。

逮捕されたのは、住所不定・無職の日野照久容疑者（６４）で、今年７月、あきる野市で６０代の女性が住む家に押し入って包丁を突きつけ「金を出せ」と脅したうえ、現金８０００円と「おこめ券」４枚を奪った疑いが持たれています。

現場には日野容疑者が履いていた長靴の跡が残っていて、現場周辺の防犯カメラには同じ長靴を履いて山道を歩く日野容疑者の姿が写っていたことから関与が浮上したということです。取り調べに対し、日野容疑者は「数か月間、山で暮らしていた」「持っていた金がなくなり、お腹が空いていた」と容疑を認めているということで、警視庁が余罪についても詳しく調べています。