「『働くパパ』の時間術」著者の栗田正行さん　時間を有効活用し深夜にサクッと少女買春

「教師を教える『プロ教師』」が、少女買春容疑で逮捕された──。

SNSで知り合った10代の女子生徒に現ナマを渡し、みだらな行為をしたとして、千葉県の私立・市原中央高校教諭の栗田正行容疑者（46）が16日、児童買春・ポルノ禁止法違反の疑いで、県警茂原署に逮捕された。同校は偏差値約60の進学校だ。

栗田容疑者は6月下旬、SNSで少女と知り合い、同月29日夜、県内のある場所で会う約束をした。午後11時ごろ、待ち合わせ場所まで車で迎えに行った栗田容疑者は少女を助手席に乗せ、車を走らせた。辺りは真っ暗で、郊外の人けのない駐車場に車を止めると、約30分間にわたって少女の体をもてあそんだという。

「栗田はあらかじめお金を渡す約束で、少女と会っていました。2人が会うのは、その日が初めてです。栗田は会うなり車の中で性交に近い、ギリギリの行為をした。少女に現金を渡した後、待ち合わせをした場所まで送り届け、それ以降、2人が連絡を取り合うことはなかったようです。5日後の7月4日、少女の関係者が警察署に相談し、スマホのやりとりから栗田の犯行が浮上した」（捜査事情通）

栗田容疑者は1976年、千葉県生まれ。両親とも教員で日大習志野高校から日大理工学部に進学。卒業後、県内の私立女子高に採用されるが、「教師に向いていない」と思い1年で退職。料理専門学校に通い、卒業後、フランス料理店に就職したものの仕事がきつく、給料が少ないという理由から半年で退店。2年半の学習塾勤めを経て、再び教壇に立ったという異色の経歴だ。

著書多数、日経WEBメディアではコラムも担当

市原中央高では数学科を担当し、2年生のクラスも担任。学外活動にも熱心で、教育に関する著書を多数出版。子育てに忙しい共働きの夫婦に向けて情報を発進している日経のWEBサイト「日経DUAL」では、「パパ必読！ママとのコミュニケーション術」や「先生からのメッセージ」などのコラムを担当していた。プライベートでは、妻と2人の男の子の4人暮らし。

栗田容疑者は著書「仕事も家事も育児もうまくいく！『働くパパの時間術』」で〈これらのノウハウを実践すれば、仕事はもちろん、家事・育児にも使える時間が増え、職場でも家でも頼れるパパに変わり、家族みんながハッピーになれます〉とつづっていたが、家族の目を盗んでそそくさと女子生徒に会いに行き鼻の下を伸ばして体をむさぼっていた。

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