ディーラーから借りた350万の試乗車を中古車屋に数十万で売った車カス逮捕

自動車販売店から借りた試乗車を、無断で売却した疑いで土木作業員の男が逮捕されました。

13日、横領の疑いで逮捕されたのは、岡山県笠岡市の土木作業員の男（43）です。

警察によりますと、男は、去年10月21日、広島県福山市の自動車販売店で、この店舗が所有する乗用車を試乗名目で借り受け、30日に無断で愛媛県松山市にある中古車販売店に売却した疑いがもたれています。

自動車販売店から「試乗車が返ってこない」という内容の相談があり、警察が捜査していました。

警察の調べに対して男は「私がやったことに間違いありません」と容疑を認めているということです。

男は自動車販売店を1人で訪れ、購入を検討している素振りをみせたうえで、試乗車を借り受けたということです。

男が横領した車は、ワゴンタイプの普通乗用車で、時価350万円相当だということですが、男はこの車を松山市まで運転し、数十万円で売却していたということです。

警察が事件のいきさつを調べています。