【闇】なぜベトナム人実習生は凶行に及んだのか？JAの謝罪文をきっかけに語られる「技能実習制度」のリアル

JAフーズさが、ベトナム人実習生の逮捕で謝罪文

佐賀県伊万里市の住宅で親子が殺傷された事件で、強盗殺人などの疑いで逮捕されたベトナム国籍の技能実習生が勤務していたJAフーズさが（佐賀市）は31日、被害者家族や近隣住民ら関係者らへの謝罪を文書で発表した。

JAフーズさがは謝罪文書の中で、事件で命を落とした被害者と遺族に「謹んでお悔やみを申し上げます」とした上で、近隣住人や同社の顧客、農家・組合員ら関係者に「多大なご迷惑と心配をおかけした」と陳謝。原因究明や再発防止に向けて、警察の捜査に全面的に協力するとしている。

7月26日、伊万里市内の住宅で日本語講師の椋本舞子さんがナイフで襲われ現金を奪われて殺害され、母親がけがをした事件が発生。同市内にあるJAフーズさがの食品工場で働くベトナム国籍の技能実習生、ダム・ズイ・カン容疑者が強盗殺人などの疑いで逮捕された。