「西成の路上で200円DVD販売」57歳男逮捕！3万枚押収の裏側に迫る、時代と需要の狭間で揺れる闇市場の現実

さて、今回我々が覗き見るのは、大阪・西成の路上で起きた、とある「わいせつDVD販売事件」を巡る騒動だ。

「今どきDVD？」という声が聞こえてきそうだが、そこには意外な需要と、この街ならではの深い背景が隠されているらしい。一人の男の逮捕が、現代社会のデジタルデバイドと著作権問題、そして地域の特殊性を浮き彫りにする。さあ、この物語の主人公、イッチの報告から深淵を覗いてみよう。

いきなり「基礎→起訴」の訂正が入るあたり、イッチの焦りが伝わってくるな。しかし、問題はそこじゃない。

【事件の概要】

• 場所： 大阪市西成区の路上
• 内容： わいせつDVDを1枚200円で販売
• 逮捕者： 無職の森田和重被告（57）ら男2人
• 押収物： DVD約3万2000枚、ダビング機9台
• 供述： 2019年頃から裏DVDの露店を開始、約1500万円を売り上げ

押収されたDVD3万2000枚って、もはやコレクションの域を超えているだろ。200円という価格設定も驚きだが、2019年から始めて1500万円売り上げていたというから、その「闇市場の規模」が垣間見える。西成の路地裏で、一体何が起きていたんだ…？

「今どきDVD？」という素朴な疑問から、いきなり桜樹ルイの値段交渉（？）まで、スレの住民たちの反応は様々だ。

しかし、一番のツッコミどころはやはり「薄利多売すぎないか？」という点だろう。1枚200円で3万2000枚売っても、粗利はたかが知れている。これじゃあ、本当に「その日の食事代」を稼ぐのがやっと、というレベルではないか？

一方で、「ネットに対応できない80代ジジイの楽しみ奪うなよ」という声は、この事件のもう一つの側面を浮き彫りにする。デジタル化が進む現代において、DVDという物理メディアに頼る層が、まだ確固として存在しているという事実だ。彼らにとっては、200円DVDが唯一の娯楽なのかもしれない。

「あいりん地区はだいぶ浄化された」という声も聞くが、根っこは変わらないという意見には重みがある。西成には、未だにDVDプレイヤーが部屋に装備されている安宿があり、それが需要を支えているという衝撃の事実が明かされる。

そして、「見せしめのように捕まる」という指摘は、この種の闇露店が水面下で存続していることを示唆している。万博による「クリーン作戦」で一時的に激減しても、需要がある限り「ほとぼりが冷めれば復活する」という予測は、なんとも皮肉な現実を突きつける。

30代の若者も正規品DVDを買いに来るという話は、物理メディアへのノスタルジーか、あるいはネットでは得られない「何か」を求めているのか。この事件は、単なる違法行為の摘発以上の、現代社会の複雑な側面を映し出しているようだ。

「なんかこれは許してあげてもええんちゃうん？」という、人情味あふれるコメントもまた、この事件の割り切れない感情を物語っている。