さて、今回我々が覗き見るのは、日常に潜む意外な”死の脅威”に迫るスレッドだ。主人公は、我らがスレ主、イッチ。彼が投げかけた一石が、やがて大論争へと発展していく。クマやスズメバチといった、いかにも危険そうな生物よりも、まさかの”餅”が年間死亡者数で上位に食い込むという衝撃のデータ。これは一体どういうことなのか?早速、スレッドの深淵を覗いていこう。
序章:イッチの”常識”への挑戦
いきなりオールドメディアに喧嘩を売るスタイル。イッチの斬り込み隊長っぷりが光る。しかし、この後に続くデータが、読者の度肝を抜くことになる。
嘘に決まってんだろ常識で考えろよ
はい、出ました。常識人(?)の懐疑派。だが、このスレッドはそんな常識をぶち壊していくのだ。
全然嘘と思わないんだが
毎年大量に餅で死ぬやん
こういうバカが一番怖い
餅ガチ勢、そして正論パンチが懐疑派を一蹴。この時点で、餅のヤバさがじわじわと伝わってくる。
交通事故の1.5倍毎年死んでる
交通事故の1.5倍!イッチのパワーワードが炸裂。これはもう、”餅”という名の最終兵器だろ…。
こマ?これが嘘だったらお前もちにやられるぞ?
ググればすぐ出てくるだろ
今の時代ググればすぐ分かるのに「嘘だったら~」とか頭の悪いレスしてる時点で知能レベルとか色々察してしまうわ
検索推奨マン、手厳しい一言。だが、まさにその通り。情報は自分で掴む時代だ。
第二章:餅の真実を巡る激論、そしてメディアの”誤報”
あいつらとにかく顔面狙ってくるからな
猫科みたいにプロのアサシンじゃなくてパワー系ガイジだから
ここで生態系解説員がクマの恐ろしさを語る。死者数だけでは測れない恐怖がある、と。しかし、餅の脅威は別次元のようだ。
天才か…
餅愛過激派、思わず「天才か…」。この発想はなかった。平和的解決策、意外とありかもしれない。
正月に葬式したけど1日だけ?火葬休みだったり旅行中の人いたりして大変だったわ
正月トラウマと葬儀経験者によるリアルなエピソード。餅の裏には、悲しいドラマがある。
AI による概要
餅による窒息死の正確な年間総数は公表されていませんが、消費者庁の調査によると2018年と2019年の2年間で65歳以上の高齢者だけで661人が亡くなっています。これは2年間で平均330人強の死亡者数にあたります。年末年始に事故が集中し、正月三が日にその約2割が発生しています
こんなもんやな
厚生労働省によると、餅による窒息事故の死亡者数は、年間で約3500人以上とされて、特に80歳以上の高齢者では2500人以上が死亡していると報告されている。
https://www.fnn.jp/articles/-/799684?display=full
ここで情報が錯綜。3500人という数字が再び浮上するが、その内訳が問題だ。
それ多分ソース元が勘違いしとる厚生労働省の人口動態統計によると、65歳以上の高齢者による「食物による気道閉塞(窒息)」による死亡者数は、年間で3,500人を超えると推計されています。特に、餅による窒息事故は年末年始、特に正月の三が日に多く発生する傾向があります。
他にも食べ物で喉を詰まらせて死んだ人数で3500人って出るから餅だけの数字やない
なるほど、「食物による気道閉塞(窒息)」全体の数字だったか。これはメディアのミスリードが招いた誤解の典型例だな。情報通、ナイスアシスト!
調べ直したらFNNの記事が間違ってる可能性高そうや
ワイがガイジだったわ
君がガイジじゃない
ソースが間違ってるのが悪い
やっぱりフジってクソだわ
ええんやで
検索推奨マンの潔い謝罪、そして餅ガチ勢のフォロー、からのフジテレビ評論家による一撃。ネットの洗礼がここにある。情報通の「ええんやで」が心に染みるな。
第三章:餅 vs クマ、そして本質的な”リスク”とは
こんにゃくゼリー派、ごもっともな意見。なぜ餅は野放しなのか?
餅卒業させたほうがよくね?
むしろ餅食わせまくった方が
むしろ奨励して少子高齢化対策や
過激な提案、からの少子高齢化対策。恐ろしい発想だが、ある意味、本質を突いているとも言える。
それが誤嚥性肺炎
俺ひーじーちゃんそれで亡くしたから笑えん
95年しか生きられなかった
医療知識人による誤嚥性肺炎の解説。そして経験者の重い言葉。餅は単なる食べ物ではない、高齢者にとっては命に関わる問題なのだ。
こんなに増えてんのたまげる
https://www.fnn.jp/articles/-/799684
再びFNNの記事が…。この情報錯綜っぷりも、またネットの醍醐味か。
単純な死者数だけでは語れない
クマが存在することによって都市機能が停止するんやし
今小さく分割できるのにヤラれるのか
年寄りはそもそも飲み込む力が弱くなるからな
餅みたいなねっとりしたお前らみたいな食べ物は詰まる
生態系解説員、的確な分析。餅の物理的な特性と高齢者の身体能力のミスマッチが悲劇を生む。
それぞれになんの関係があるんだ?
熊の被害なんかとるに足らんからいちいち国中で大騒ぎすることじゃないと言いたい
え?それがスレタイの説明になんの?
マジでどうしてそういう思考順序になるんだ?
いやおかしいだろ?おかしいとわかんないのか?
思わない
お前が何を言いたいのかわからない
そらお前がアホなだけやろ
自分のアホさ加減を他人に押し付けるなよアホ
イッチ論破勢とイッチの激しい応酬。論点がズレていくのも、またネットスレの様式美。
それらを比較する意味どこにあんの?
全部それぞれに対策すべきやろ?なんかおかしいか?
優先順位だな
クマに対策全力で国はモチやスズメバチに何か対策講じてるか?
リソースには限りがあるから、効果の高いものから優先的に取り組む必要がある
リソースが無限なら君の言う通り
経済合理主義者の登場で、議論はより現実的な視点へ。確かに、リソースは有限。どこに優先的に手を打つべきか、という問いは重要だ。
餅だけ免税してもっと食わせろ
なあ?
おかしいやろ?なんでこんなスレたてるんだよ
いやもういいわ聞いても無駄やわ時間の無駄
アホの考えることなんかどうでもいいわ
ちゃんと論じてやってるのに発狂すんなよ
イッチ論破勢、完全に発狂モード。しかし、イッチも負けてはいない。この不毛な(?)やり取りもまた、スレッドの醍醐味である。
死者数じゃなくて死者+顔面外傷も含めるべき
あれが一番危ない
餅に自衛隊派遣…ぶっ飛び発想が飛び出す終盤戦。このスレッド、最後まで飽きさせないな。
…という、実にカオスな(褒め言葉)話だった。明確な答えは出なかったが、それぞれの主張がぶつかり合い、読者に新たな視点を提供してくれたことは間違いないだろう。最終的な判断は、読者である君に委ねよう。ちなみに、餅による窒息死は、年間300人台(高齢者の食物による窒息死全体では4000人超)とされているようだ。クマの年間死亡者数13人、スズメバチは10~20人、殺人約300人、交通事故約2600人という最新のデータと比較すると、餅の脅威はやはり見過ごせない。しかし、クマの被害は死者数だけでは語れない側面も多い。それぞれの危険性について、冷静に、しかし真剣に考えるきっかけになったのではないだろうか。
【専門家降臨】ネット文化アナリストの見解
このスレッドは、現代社会におけるリスク認知の歪みを鮮やかに描き出しています。”クマ”や”殺人”といったドラマティックな脅威がメディアで過剰に報じられる一方で、”餅”のような日常に潜むリスクは軽視されがちです。しかし、統計データが示すように、餅による窒息死は年間数百人に上り、高齢者における食物による窒息死全体では年間4000人を超えるという事実は、その潜在的な危険性を浮き彫りにしています。
これは、人間が直感的で感情的な判断を下しやすい”ヒューリスティック”の一例と言えるでしょう。派手な事象に目を奪われ、地味だが確実な危険を見過ごす傾向があります。特に、高齢化社会において餅の窒息問題は喫緊の課題でありながら、”自己責任”という言葉で片付けられがちです。
結論として、本スレッドは、感情的な情報と客観的なデータの乖離、そしてそれらが社会的な議論に与える影響を考察する上で、極めて示唆に富むケーススタディと言えるでしょう。我々は、”何が本当に危険か”を冷静に見極めるリテラシーを、今こそ養うべきです。
