現代の若者、Z世代の消費行動が今、静かなる変革期を迎えているようだ。彼らは本当に「物欲なき仙人」と化しているのか?
Z世代のリアル?物欲なき仙人たちの出現
ストア哲学の本読んだけど良かったわ
人数か少ないから目立たなくなっただけで相変わらずキッズは物欲性欲の塊だよ
しょうもないブランド物もバンバン買ってるしな
年寄りになると若者を型にはめたがるよな
スレ主が投下した一枚の画像から始まったZ世代の物欲論争。いきなり「貧乏世代」という強烈な一言が飛び出し、早くも雲行きが怪しいな。ストア派哲学まで飛び出すとは、なかなか知的な滑り出しだ。
経済的背景と世代間の溝
なんでや?
氷河期世代と違って就職し放題で初任給もええんちゃうの?
そうやけど単純に働きたくないのかもしれん
親が貧乏で仕送りもない奨学金の返済に追われて大変
親が氷河期世代やからか
氷河期世代を見殺しにしたツケが子供にもきてるわけか
バブル世代は楽に稼げたから贅沢できたわけで
でお馴染みの国の祖先やぞ言うほど不思議か?
ここで議論は一気に深まる。Z世代の「物欲のなさ」は、単なる選択ではなく、経済的な厳しさや親世代の影響が背景にあるという指摘は重い。就職し放題と言われる時代でも、奨学金や親の貧困が影を落としているという現実には、思わず唸ってしまうな。
「いらないもの」リストと新たな価値観
彼氏、彼女いらない、子供は欲しいけど育てらない
マイホームいらない賃貸でいい
服ユニクロしまむらでいい
サイゼリアマクドナルドで十分
時間持て余して頭おかしくなるだろ
ワイはやることあるほうが疲れてしまうタイプやわ何もやることなくスマホをいじるのが一番ええ
ところが30間近とか35とか節目の歳になると人間不安になるんだぞ
お前もじきに分かる時がくる
その年齢は既に過ぎたで
子供の頃から予定入ると憂鬱になるタイプだったからそれはこの先も変わらん怠惰な人間は子供の頃からそうなんや
これはわかるわ
最近のニートと話したり今何か趣味あればわかると思うんやが
アニメゲーム漫画小説動画etc.で2つくらい興味あるやつがあるだけでもう追ってるだけで1日の時間尽きるコンテンツ過多時代だぞ
物欲ないけどネットとかやってるやつは逆に時間無さすぎて頭おかしくなってる
しかもアニメやらゲームやらの趣味ってやる側からすれば大した金かからないしな
金があると安心する
Z世代代表の「いらないもの」リストは衝撃的だが、これこそが彼らの新しい価値観を象徴している。モノではなく、スマホとデジタルコンテンツがあれば時間はいくらでも潰せるという指摘には、確かに一理ある。しかし、この「コンテンツ過多時代」が新たな不安を生む可能性も示唆されているな。
満たされない欲求と創造の喜び
人の余裕ってのは満たしたところで何も生まれないからな
欲に溺れるだけで何も良い事ないし
子供だったり愛情込めて育った野菜だったり
DIYだったり自分しか作れない物を作った時の満足感な
現状維持でいいやの精神は人を成長させない最悪の考え
ちなYも向上心0や
物欲の先に満たされない虚無感があるという指摘は、まさに真理を突いている。そして、その対極にあるのが「何かを生み出す喜び」だ。DIYや料理といった、自らの手で何かを創造する行為にこそ、真の満足感があるという意見には深く共感する。
仙人化は進化か、諦めか?
最近は娯楽のレベルが低価格で上がりすぎてる
物価高とか言うが質も半端じゃない
満たされるのは作る事なんだよな
目的が達成できれば楽な方が良い
部屋が物でぐちゃぐちゃになるまで買い漁っても不満そうな顔してるやん
ワイは楽なら楽な方がいいで
日本人は昔からほそぼそと物造りながら生きていく民族だし
これより幸せなことはないよ
金稼ぎもええけどこれが一番
ワイみたいな怠け者もおるんやで
結婚願望ないのが多いのもそのせいや
中国でも上級以外の若者が寝そべり化してたろ
低価格で質の高い娯楽が増え、満たされない「モノ消費」から「創造的満足」へ。しかし、この「仙人化」は、もはや経済状況が強制する選択なのかもしれない。中国の「寝そべり族」にまで言及されるとは、この現象は日本だけの問題ではないようだ。
知的好奇心
Z世代の「物欲のなさ」は、単なる消費離れではありません。彼らの消費行動は、物質的なモノを所有する「モノ消費」から、体験や自己投資、そして好きなもの(推し活)にお金を使う「コト消費」へと大きくシフトしているのです。
彼らはSNS映えする体験や、自己肯定感を高めるための美容、自己表現に繋がる活動に価値を見出す傾向があります。購買時にはコストパフォーマンスやSNSでの口コミ、ブランドの信頼性を重視し、「失敗したくない」という現実的な思考が強いことが指摘されています。これは、彼らの欲求が消えたのではなく、その対象が物理的なモノから、経験、共感、自己実現といった無形の価値へと変化・多様化したと捉えることができます。
この消費態度は、中国の若者に見られる「寝そべり族(タンピン)」の思想と類似点があります。過度な競争社会への抵抗を示すこの動きは、不安定な社会情勢の中で高望みをしない現実主義的な価値観が醸成された結果と言えるでしょう。日本でも同様の社会背景が若者の価値観に影響を与えている可能性が示唆されています。
スレッド内の世代間での見解の相違は、現代社会の経済格差や価値観の断絶を反映しています。経済成長期に物質的な豊かさを追求した世代と、低成長時代に生まれ育ち、異なる価値観を形成したZ世代との間の深い溝が、この議論からも垣間見えます。Z世代の消費行動は、単なる節約志向ではなく、経済的合理性と自己実現のバランスを模索する、時代に適応した新たな価値創造の表れなのです.
※本記事は掲示板の投稿をまとめたものであり、その内容は個人の意見に基づいています。

