さて、今回我々が覗き見るのは、日本の刑事司法制度、特に「無期懲役」という名の深淵だ。一人の男の小さな疑問が、やがて社会全体を巻き込む大論争へと発展する物語を、最後まで見届けてくれ。
【前提知識】無期懲役の”終身刑化”
日本の刑事司法における「無期懲役」は、文字通り刑期に終わりがない懲役刑を指す。2025年6月1日からは懲役刑と禁錮刑が廃止され、「拘禁刑」に一本化されたことで、「無期拘禁刑」へと名称が変わったが、その実態は「終身刑」に限りなく近いものとなっている。
近年、無期懲役受刑者の仮釈放は極めて稀で、2024年には約1600人中わずか1人しか認められず、これは過去最低水準だ。この厳罰化の背景には、犯罪被害者の感情や再犯防止への社会の強い要請があるとされている。本スレッドでは、この「事実上の終身刑化」に対し、様々な視点から意見が交わされているぞ。
事実は小説よりも奇なり!無期懲役のリアル
https://www.bengo4.com/c_1009/n_19640/
無期懲役1600人で仮釈放は1人…2024年は過去最低か 「わずかな希望」もかすむ終身刑化が鮮明に
一宮俊介 2025年11月17日 10時22分
約1600人のうち、わずか1人──割合にして0.06%。
2024年に仮釈放された無期懲役の受刑者が1人にとどまったことが、法務省が公表した最新の「矯正統計年報」でわかった。
日本には社会復帰の可能性を完全に閉ざす「終身刑」は存在しない。しかし、実際には無期懲役囚のほとんどが獄中で人生を終える状況が続いており、その実態が改めて浮き彫りになった。
(弁護士ドットコムニュース・一宮俊介)
●これからは「無期拘禁刑」に名称変更
日本の刑罰は、死刑、懲役、禁錮、罰金、拘留、科料──と区分されてきた。このうち、期間を定めない懲役刑が「無期懲役刑」であり、死刑に次ぐ重い刑罰である。
国は今年6月、懲役刑と禁固刑を廃止し、「拘禁刑(こうきんけい)」に一本化した。これに伴い無期懲役は今後「無期拘禁刑」として報じられるケースが増えていく見通しだ。
無期懲役と聞くと「一生死ぬまで刑務所に入る刑」と受け止められることが多いが、刑法28条は、無期懲役の受刑者でも、刑の執行開始から10年を経過し、本人に罪を悔い改める「改悛の情」があれば、仮に釈放することができると定める。
仮釈放後も、生涯にわたり国の指導下に置かれる点には変わりない。
ただし、2005年の法改正で有期刑の上限が20年から30年へ引き上げられたことなどを受け、近年は仮釈放までに30年以上服役する運用が一般的となり、無期受刑者の多くが塀の中で亡くなっている。
こうした運用を指して、「無期懲役が事実上の終身刑化している」との批判もある。
なんでこれがダメなの?
死刑のほうが良心的なの?
犯罪者の人権の前に被害者の人権の事考えろや
>「無期懲役が事実上の終身刑化している」との批判
はぁ?
批判してる奴もブチコンどけ穀すぞ
スレ主が投下した記事の内容に、早速反応が。特に「事実上の終身刑化」という部分に対しては、読者から様々な感情が噴出しているな。被害者感情を考えると、この「批判」という言葉にカチンとくるのも無理はない。
数字が語る現実と、歪んだ希望
受刑者3.3万人のうち無期は5%
刑が確定すると、受刑者は刑務所や拘置所といった刑事施設に収容されるが、現在どの程度の人数がいるのか。
国は、刑務所に収容されている受刑者の人数や罪名、新たに刑務所に入った人の数などを「矯正統計」として集計しており、月ごとの「月報」と、年ごとの「年報」を公表している。
今年7月に公表された最新版「矯正統計年報」(2024年)によると、2024年末時点で全国の刑事施設に収容されていた受刑者は3万3745人(男3万749人、女2996人)。そのうち無期懲役の受刑者は1650人(男1554人、女96人)で、全体の約5%を占める。
同年に刑事施設を出所した受刑者は1万5069人で、うち5480人が満期出所だった。一方、無期懲役の受刑者で出所(仮釈放)を許されたのはわずか1人だった。
んだよね
少し単純過ぎる
刑罰に軽重があるから抑止になってる部分を忘れてはいけない
これでやめとけば死刑にならずに無期で済むかもってのは大事だろ
熊はそんなこと考えないからトコトンやるわけだよ
性犯罪も同じ、軽々しく死刑だの去勢だの言うが、バレないためにやった後に殺しが増えるぞ
抑止力ってのは飴と鞭が必要なんだよ
引用ここまで
正直、死刑相当の人間が無期刑に処されてるのを考えると、大した話じゃないと思う
批判があるなら終身刑を導入してそっちに切り替えよう
死刑のラインが高すぎるからな…
スレ主が提示した数字は、無期懲役の現状を鮮明に映し出す。1650人中1人という仮釈放の現実に、「希望」という言葉を使うことへの疑問が投げかけられているな。抑止力としての刑罰のバランスについても、深い洞察が示されている。
「なぜ終身刑化したのか?」制度変更の裏側
何がきっかけで終身刑化したんだ?
有期刑の引き上げにより無期の勾留期限延びたみたい
重罪犯罪への刑罰軽すぎるという批判に応えたかたち
20年くらい前に有期刑の上限が30年に引き上げられてから無期懲役が有期刑より短いのはおかしいでしょということで30年服役してずっと模範囚でいてやっと仮釈放の考査に入るんだという
名前が悪い。無期と書いてあるから期待しちゃう。
無期は廃止して、仮釈放なしの50年拘禁刑、と変えたほうがいい。
基本的に理解すべきは無期刑は有期刑よりも重罰ってこと
昔は有期刑の最長が15年だったから無期刑の最短は15年だった
今は有期刑の最長が30年だから無期刑の最短が30年になった
なるほど
30年は経たないと仮釈放もないから、それまでに寿命っていうケースが多いと
刑法28条に仮釈放は無期は10年経過って書かれてるんやが?
60年ほど前に熊本d3殺人の前科アリの無期囚が10年ほどで出て逆恨みお礼参り殺人やったから有期刑の最長まで経過しないと仮釈放されない運用になった
当時はそれが20年やった
今は危険運転致死罪の併合が30年なったから
尚刑法28条では有期は刑期の1/3 経過で仮釈できるので法律上は無期と同じになるので妥当だとされてる
平成初期になって連合赤軍などの過激派活動家の無期懲役囚を出所させる可能性があり、
それを防止させる為の法改正があった
かつては仮釈放が比較的容易だった無期懲役が、なぜ事実上の終身刑と化したのか?その背景には、有期刑の上限引き上げや、過去の凶悪事件、さらには社会情勢の変化が複雑に絡み合っていることが示唆されている。特に「熊本d3殺人」や「連合赤軍」のキーワードは、歴史の重みを感じさせるな。
人権 vs 税金:尽きない議論の行方
ルールを守れない人間は隔離
安楽死の選択はさせてもいいかもね
税金コスト的に
人道に悖る行為したから無期レベルなんだし人道的に死ねるのはおかしくないか?
つうか弁護士なら基本中の基本である「無期刑 = 終身刑」ってのは知ってるよな?
仮釈されようが何しようが「刑期は死ぬまで」やで。
老後の面倒も見てくれるからありだと思う
死刑と違って無期は注目されないから中々進まない
冤罪なんて量刑に関わらずダメなんだから
話のレイヤーが違う
これ
管理する費用も無駄だから自給自足でやらせよう
本当に更生したかどうかなんて確かめようが無いんだし
衣食住が死ぬまで保証されてるなんておかしいだろ
毎日拷問ぐらいはされるべきだろ
お金がない人は強制労働させられてるよ
労役な
強制労働じゃないぞw
犯罪者には強制労働させてた昔の方が正しかったと思う
1人出れたんだ…
国にとってメリットがあるタイミングで執行してるんだよ
死刑執行は、国民に法律を破ると痛い目に遭うぞって見せつける最強の切り札だから
重病に罹った時だけ治療させてやって治る見込み無い時は安楽死を選択可にさせてやれ
それ、無職穀潰しナマポにもやらせるといいな
まぁでもナマポは重罪は犯してないからもう少し手厚くしてやるくらいでいいかなw
やっぱ悪人は圧倒的に男なんだな。
参考
映画ショーシャンク
まず70歳になります!
無期懲役囚の平均年齢を書かずに記事書いてんなって
30年以上経つと仮釈放も見受けする人が必要だからほぼ絶望的
受け入れの施設もシャバに出た後、働いて自立して生活できる見込みが無い輩を引き取らない
ある意味シャバに居るより健康で長生き出来たりしてな
そいつは他者の人権を奪ったのに
なんでこの記事は世の中に解き放つのが良いという前提の物言いなんだよ
そもそも生きてる価値ってなによ
↓をご一読下さい
板垣謙太郎弁護士 日本に終身刑はないのか
http://www.soleil-mlo.jp/blog/eia/61/
無期懲役情報館
https://www.mukicyoueki.jp/index.html
無期懲役と終身刑の関係
https://lucius.exblog.jp/5881587/
無期懲役の「定義」
https://www.mukicyoueki.jp/teigi.html
法務省保護局:無期刑および仮釈放制度の概要について
https://www.moj.go.jp/content/000057317.pdf
無期懲役とは
https://www.mukicyoueki.jp/mukicyoueki.html
各国の刑罰体系
https://www.mukicyoueki.jp/lwop.html
各国の無期刑(終身刑)の仮釈放条件期間
https://www.mukicyoueki.jp/life.html
加算するだけじゃなくて掛け算もあるの?
はい→反省してないね
いいえ→じゃあ一生刑務所で
こんな感じにしとけ
・殺人罪
・強盗致死傷罪・強盗殺人罪
・強盗・強制性交等及び同致死罪
・強制わいせつ致死傷罪
・現住建造物等放火罪
・身代金目的略取・誘拐・身代金要求罪
・往来危険による汽車・艦船転覆等致死罪
・人質による強要行為等致死罪
5年反省させてそのあとはさっさと殺せ
いなきゃ出れんぞ
法律上は10年で仮出所できるが法務省の運用方針で30年経過しなきゃ申請受け付けず、そして却下されたら10年経たないと再申請できないルールになってる
30年学級委員長みたいな模範囚やって初めて申請が出来、次の10年それよりも厳格な修行僧みたいな聖人やれた人が仮釈ゲットできてることになる
無期食らうような犯罪者には土台無理な話で、トヨタの期間工から正社員登用されるのと同じぐらい細い蜘蛛の糸やからこの数字になってる
無期判決確定したら事実上終身刑ですヨッシャー
税金で犯罪者を養うことへの疑問、人権と被害者感情の板挟み、そして「無人島刑務所」や「拷問」といった過激な意見まで飛び交う。しかし、現実的な仮釈放の難しさを詳細に解説するレスもあり、この問題の根深さを改めて感じさせるな。まさに「ヨッシャー」と叫びたくなるような絶望的な現実がそこにはある。
あの事件の行方は?そして介護問題
今の無期知ってたらそりゃヨッシャーよな
あの時代の捜査や裁判は狂ってたから特にあの頃のは放置だろうな
15年位で出てくるんじゃないの?
出れるわけがない
平均的な懲役期間は10年から15年だし、
安倍さんと一般人を区別する理由はないと思うけど
やっぱキチの信者はキチなんだなぁ
別に山上を擁護してるつもりはない
一般論として言っているだけ
衆人が集まるところで自作銃発砲して要人殺害に平均出せるほど事例あんの?
殺人の平均的な刑期が10年から15年と言うだけの話
だから、それぐらいで出てくるんじゃないの
と言っただけだけどね
山上を擁護したつもりもないし
わざわざ短く言ったつもりもない
あれだけ特殊な事件の刑期を殺人の平均で出そうとするのホンモノっぽくておもろいなw
民事での賠償額算定に被害者の属性が関わるなら分かるが刑期については厳しくないかね
尊属殺人も違憲で無くなった
法律上はそこらのチンピラも元総理も同じ人間として扱わなきゃなならん
日本の総理を暗殺した事件、首謀者は禁固15年~死刑やぞ。
来年の1月21日に判決が下されるので
それを待ちましょう
私は刑期が短ければいいと思っている
わけではないので
刑に服している認識すら持っていないならば、無期懲役の意義が無いだろうし、介護費用が無駄だろ。
闇バイトも組んだ奴等ガチャがヤバい
もちろん実行犯達は無期
そんなガチャ回すやつが悪い
長期の懲役刑なんてもう戻れる社会が無いんだから矛盾してるんだよね
懲役は5年までにして残りの従来の懲役相当年数×10回の鞭打ち刑にすべき
弁護士の給料の一割を無期懲役受刑者のために徴収しよう
出てこれるのはあくまで仮釈放で、恩赦受けない限りは死ぬまで刑は続く
誰も批判していないむしろ良い事
無期懲役囚が出所しても誰も面倒見れないだろう
家族もいなけりゃ悲惨なだけ
批判してるような連中の言う事聞かない方良いよな
批判している人はわからないかもだけれども刑務所で天寿を全う出来るんだから良いよね
世間に居ても最後はサ高住と言う自由は多少あるが刑務所みたいな所だし
金がなければ孤独死まっしぐらの人生
それでも無期囚で一人仮釈放があるんだから極刑より大分軽いよな
身元引受人は生活を監督する義務があって
で強殺はまず引き受けてもらえない、だから実質終身刑になる
30年以上ムショ暮らしで社会復帰も難しい人間を監督するとか
親は年齢的に難しいし、加害者親族とかは生活も破壊されているだろ
親族は自〇してくれないかなぁと思っているだろうね
ボケたら他の受刑者が介護するから問題ない。
社会復帰の教材として活用されてる。
はっきり懲役100年とか200年とか言い渡せばいいんだよ
そうすれば有期しかなくなる
アメリカはそうしてるだろ
収監にも金かかるし
むしろ正しい姿では?
希望を与えつつ実際は何も与えず人生を浪費させて反省を促すのが罰であり贖罪でしょう
本来なら二度と戻りたくないくらい懲らしめるべきで、犯罪者は理性で制御できないんだから身体で分からせるしかない
想像を絶する苦痛を与えるくらいやっていいのに、人権がー
無期懲役でも10年過ぎれば出所出来たんだよね
まあ無期懲役食らう奴は矯正不能とされて
それ以降はほぼ出所不可能になった
特に無期の受刑者高齢化し多過ぎて刑務官が一部介護状態で可哀想過ぎる
完全に介護必要になればムショから出て施設送りだがこれも全部税金で無料介護だよ
刑罰なんだから1日14時間くらい働かせるべき
その保護司を逆恨みで殺した仮釈放した奴が居て
それもあってか、なり手がどんどん減ってるってのもある
人権とか言ってる奴に保護司は居ないな
保護司になった更正した元服役囚は居るようだが、
因みに保護司は国からお金一銭も出ない
完全ボランティアです、
それよりナマポより無期のゴミのほうが年間500万とか税金かかるからそれが腹立つ
「山上事件」を巡る刑期の議論は、要人暗殺という特殊性から一筋縄ではいかない。そして、受刑者の高齢化に伴う介護費用や、身元引受人の不足といった現実的な問題が、さらなる課題として浮上している。刑罰の目的とは何か、そして社会は犯罪者に何を求めるのか、改めて考えさせられるな。
知的好奇心
日本の無期懲役制度は、その歴史の中で大きく変遷を遂げてきた。かつては仮釈放のハードルが比較的低く、10年以上の服役で改悛の情が認められれば、社会復帰の道が開かれることもあった。しかし、2005年の刑法改正により、有期刑の上限が30年に引き上げられたことが、無期懲役の「事実上の終身刑化」に拍車をかけたと言われている。これは、無期刑が有期刑よりも重い刑罰であるべきだという世論の反映であり、結果として仮釈放までの期間が大幅に延長されることになったのだ。
この厳罰化の背景には、凶悪犯罪の増加と、それに対する社会の厳しい眼差しがある。特に、重大な犯罪の被害者感情を考慮する世論が強く、加害者の早期社会復帰に否定的な意見が多数を占めるようになった。また、検察庁の内部通達である「マル特無期」と呼ばれる運用も、特に悪質な事件に対する仮釈放を困難にしている一因として指摘されている。これは、特定の種類の凶悪犯罪に対しては、たとえ無期懲役判決が出ても、事実上仮釈放を認めないという方針を示唆するものだ。
受刑者の社会復帰には、身元引受人の存在が不可欠だ。しかし、長期服役者の高齢化や、家族との関係が希薄になることで、身元引受人を見つけること自体が極めて困難になっている。保護司のなり手不足も深刻な問題で、無償のボランティアである保護司に、再犯リスクのある長期受刑者の監督を求めるのは、現実的に難しい側面もある。このような現状が、仮釈放の実績がわずか1人という数字に表れているのだ。
一方で、刑務所内での受刑者維持には多額の税金が投入されている。高齢化した受刑者の介護問題は、新たな社会コストとして浮上しており、この費用対効果についても議論がなされている。死刑制度との比較や、刑罰の目的(報復、隔離、更生)に関する深い問いが、この「事実上の終身刑化」によって、社会に突きつけられていると言えるだろう。
※本記事は掲示板の投稿をまとめたものであり、その内容は個人の意見に基づいています。