巷で手軽に手に入るエナジードリンク。その効果を過信し、無計画に摂取することは、あなたの健康にとって甚大なリスクを伴う可能性があります。今回は、健康なランナーがエナジードリンクの過剰摂取により脳卒中を発症した衝撃の事例を元に、その危険性と効率的な対策について深く掘り下げていきます。
前提知識・背景
近年、高い覚醒効果や疲労回復効果を謳い、若者を中心に人気を集めるエナジードリンクは、その手軽さから多くの人々に日常的に消費されています。しかし、その一方で過剰な摂取による健康リスクも指摘されており、心臓血管系や精神神経系への影響が懸念されています。
騒動の経緯・時系列
本稿では、日常的なエナジードリンクの大量摂取が引き起こしたとされる具体的な健康被害の事例と、それに対するネットユーザーの議論や医学的な見解について解説します。
「健康体」でも脳卒中?エナドリ過剰摂取の衝撃事例
(CNN) 英国の健康な男性が毎日大量のエナジードリンクを飲んでいたところ、ある日突然、脳卒中を起こして病院に搬送され、発症から数年が経過した今も後遺症を抱えて暮らしている――。そんな症例が学術誌に発表された。
当時54歳だった男性は健康そのもの。熱心なランナーで、喫煙や飲酒、薬物の使用といった体に悪い習慣はなかった。このため、男性が左半身の脱力やしびれ、バランス感覚や嚥下(えんげ)、発話の困難をふいに訴えたとき、家族はすぐに男性を近くの脳卒中クリニックへ連れて行った。
「彼の血圧はひどく高く、約254/150㎜Hgもあった。ただ、見た目は非常に健康そうで、とてもそんな状態には見えなかった。我々が高血圧を『サイレントキラー』と呼ぶ理由はそこにある」。英ノッティンガム大学病院・国民保健サービス(NHS)トラストのスニル・ムンシー医師はそう指摘する。
2: スレ主 (2/2)エナジードリンクを1日8本、健康な男性が脳卒中で緊急搬送 今も後遺症 英症例
https://www.cnn.co.jp/fringe/35241459.html
今回の事例は、ランナーとして健康的な生活を送っていた54歳の男性が、毎日8本ものエナジードリンクを摂取した結果、突然脳卒中を発症したというものです。血圧は254/150㎜Hgと異常な数値を示しており、医師はこれを「サイレントキラー」と呼ぶ高血圧が原因だと指摘しています。健康体であることと過剰摂取は、決してイコールではありません。 CNNの報道で詳細が確認できます。
「飲みすぎ」という批判と隠れた真犯人
一桁に減らすわ
>当時54歳だった男性は健康そのもの。熱心なランナーで、喫煙や飲酒、薬物の使用といった体に悪い習慣はなかった。
カフェインは薬物
日本はタウリン入ってない、タウリン過剰摂取は問題なんよな
2リットルコーラ毎日飲んでるようなもん
スレッドでは、当然のように「飲みすぎ」という意見が多数を占めます。しかし、「カフェインは薬物」という指摘や、海外製品のカフェイン・タウリン量の違いに関する言及は、単なる飲みすぎ以上の問題を示唆しています。特に、成人のカフェイン摂取上限は1日400ミリグラムとされており、この男性の摂取量は大幅に超過していたことになります。
カフェイン耐性の有無と、中毒の兆候
東アジア系はめちゃくちゃ強いらしい
逆に東南アジア系はめちゃくちゃ弱くてコーヒーでも酔うレベルらしい
日常的にエナドリやコーヒー飲んでる奴はほぼ中毒になってるみたいやな
アメリカのエナドリはマジで飲みすぎると危険だからな
日本のはジュースみたいなもんや
日本人を含む東アジア系はカフェイン耐性が比較的強いという見解もありますが、だからといって過剰摂取が許されるわけではありません。カフェインが効かなくなる、カフェインを断つと頭痛がするといった症状は、すでにカフェイン中毒に陥っている兆候です。効率的なパフォーマンスを求めるライフハッカーとしては、このような状態に陥る前に摂取量をコントロールすべきです。
真犯人はカフェインか?糖分か?医学的見地からの分析
他の数字は普通なのに怖いわ
脂肪肝は糖質飲料が大きなリスクやからな
胆嚢ポリープは関係ない生まれながらの出来もんや
エナドリの有無に関わらず血圧は定期的に測定して140以上が持続するなら塩分制限水分摂取有酸素運動それでもダメなら内科受診や
なんでも適量ってのがあるやろ
40過ぎたら頸動脈エコーで5年に1度くらい動脈硬化の進行みてたほうがいい
循環器系内科でやればすぐ終わる
コーヒーも1日10杯近く飲んでたら同様にアウトやけど大概みんな飲むやろ
何だって過ぎれば毒やぞ
醤油一気飲みしたら死ぬけど醤油使わない日本人おらんやろ
毎日2~3L飲み続けてたら健康を害する飲み物なんでその辺に腐るほどあるぞ
糖尿とかも代償できる範囲超えると急に発症するから気をつけた方がええで
エナジードリンクも要注意だが
インスタントコーヒーと抹茶は、大量のカフェインが含まれているので
何杯も飲むのは危険。
モンスターやZONEより若干多いくらいやけど8本飲んだら余裕で中毒域やね
欧米のエナドリ500mlくらいあるやん
≫121
どっちもヤバいけど糖分耐性は欧米人の方が強くカフェイン耐性は弱いからね
あと糖分はスレタイの人みたいにマラソンでもしてれば運動で消費出来るから
糖尿病は対して脳出血のリスク高めない、血圧への影響るにしても250にはならん
今回は明らかに高血圧性脳出血だからカフェイン中毒のせいや
この議論の核心は、エナジードリンクの真の危険要素がカフェインか糖分かという点にあります。医学的見地からは、今回の症例のように血圧が250㎜Hgに達するような重症高血圧は、カフェイン中毒が直接的な引き金となる可能性が高いとされています。もちろん糖分の過剰摂取も脂肪肝や糖尿病のリスクを高めますが、緊急性を要する脳卒中においては、カフェインの血管への直接的な影響がより深刻です。
効率的なブーストのために、避けるべき「非効率な摂取」
カフェイン取るだけならこれ系の錠剤でええよね
悪さしとるのはどう考えても糖分
海外製は日本のよりカフェイン量多い強化版や
あと糖分て必須エネルギーやから運動してる人間にとってはそこまでいうほど危険やないで
糖分が与える影響で一番デカいの糖尿病と脂肪肝やろけどこの辺て運動でほぼ相殺出来るもんやし
エナジードリンク飲むならフルーツ食え
https://kenkousupport.kyoukaikenpo.or.jp/support/01/20221007_1.htmlたった一晩の「睡眠不足」が糖尿病を悪化 睡眠改善のための7ヵ条 | 糖尿病ネットワーク
https://dm-net.co.jp/calendar/2018/028549.php
エナジードリンクの効率的な摂取方法を考える上で重要なのは、その成分を理解し、目的に応じて最適な選択をすることです。単にカフェインによる覚醒効果を求めるのであれば、錠剤の方が糖分過多のリスクを避けられます。また、糖分が気になるのであれば、自然な栄養源であるフルーツを摂取する方がはるかに健康的です。根本的な解決策として、睡眠不足の解消こそが、最も効率的で持続可能なライフハックと言えるでしょう。
【深堀り】エナジードリンクが引き起こす脳卒中のメカニズム
エナジードリンクの過剰摂取が脳卒中を引き起こす主要因は、カフェインと糖分の複合的な作用によるものです。特にカフェインは交感神経を活性化させ、血圧と心拍数を急激に上昇させます。健常な若年成人でも、エナジードリンク摂取後に収縮期血圧が約10mmHg上昇するという研究報告もあり、基礎疾患を持つ人にとってはそのリスクは一層高まります。
カフェインの直接作用: カフェインはアデノシン受容体を遮断し、心筋を興奮させることで心筋収縮力を増大させます。これが不整脈や高血圧緊急症、さらには脳卒中の引き金となる可能性を秘めています。今回の英国男性の事例では、医師がカフェイン中毒による重度の高血圧が視床出血(脳卒中の一種)の原因だと明確に指摘しています。
糖分の間接作用: エナジードリンクに多量に含まれる糖分も無視できません。一般的な250mL缶で約27g、大型缶では50gを超える砂糖が含まれることもあり、これはWHOが推奨する1日の遊離糖類摂取上限25gを容易に超えます。高濃度の砂糖摂取は血糖値の急上昇を招き、これに伴う交感神経刺激を通じて血圧・心拍数を上昇させ、心臓への負荷を増大させます。長期的な糖分過剰摂取は肥満や2型糖尿病、動脈硬化のリスクを高め、これらが間接的に循環器疾患のリスクを上昇させることが知られています。
結論として、エナジードリンクの過剰摂取による脳卒中リスクは、カフェインによる急性的な血圧上昇が直接的な引き金となる可能性が高いものの、糖分による長期的な健康リスクも複合的に作用し、結果として脳卒中のリスクを増大させると考えられます。特に未成年者や妊婦、基礎疾患を持つ人は摂取を控えるべきです。
知的好奇心
エナジードリンク、その誕生と進化の裏側
エナジードリンクの歴史は意外にも古く、そのルーツはアジアの伝統的な滋養強壮飲料にまで遡ります。現代のエナジードリンクの原型は、1960年代に日本で誕生した栄養ドリンク剤。これが後に世界中で愛される「レッドブル」のような炭酸飲料へと進化し、マーケティング戦略と共に世界を席巻しました。単なる飲料ではなく、「ライフスタイルをブーストする存在」としての地位を確立するまでの道のりは、まさに知的好奇心を刺激する進化の歴史と言えるでしょう。
「元気の前借り」論争に終止符を打つ真実
エナジードリンクの摂取は「元気の前借り」であるという言説が広まっていますが、これは必ずしも正確ではありません。実際には、カフェインは中枢神経を刺激して一時的に疲労感を軽減するだけであり、根本的な疲労回復には繋がりません。むしろ、過剰なカフェイン摂取は睡眠の質を低下させ、結果的に疲労を蓄積させるという悪循環を生み出します。効率性を追求するならば、一時的な「前借り」ではなく、質の良い睡眠とバランスの取れた食事が、最も持続可能な「元気の貯蓄」となるのです。
【緊急発表】AIが自動選出した「エナドリの非効率な利用法」TOP3
関連リンク
- エナジードリンクを1日8本、健康な男性が脳卒中で緊急搬送 今も後遺症 英症例 – CNN.co.jp
- たった一晩の「睡眠不足」が糖尿病を悪化 睡眠改善のための7ヵ条 | 糖尿病ネットワーク
- 睡眠不足を放置していると、糖尿病などの原因にも – 協会けんぽ 健康サポート
- 医療法人社団福朗会 ふくろうクリニック中洲 – fukurou.fukuoka.jp
- note
- クスグル株式会社 | kusuguru.co.jp
- indeksonline.net
- vietnam.vn
- 一般社団法人 日本アンチエイジング歯科学会 – anti-a.org
- 肥満の人が痩せるにはダイエット薬だけではだめ? – himan.jp
- ケアネット – carenet.com
- やまもと内科クリニック | yamamotoclinic.jp
※本記事は掲示板の投稿をまとめたものであり、その内容は個人の意見に基づいています。

何を持って健康なんだ?
血圧でそんな数字叩き出すなら特定健診でとっくに引っかかってるよ。
つまり健康じゃない。とっくの昔から持病持ち。
俺も血圧と中性脂肪で引っかかってるよ50代だがここ数年コロナ禍でも風邪すら引いてない。でも持病持ち。