さあ、開演のブザーが鳴り響く!今回、我々がスポットライトを当てるのは、とある掲示板で勃発した熱き(そして少しばかりおかしな)ガンプラ論争だ。主役は、「いい歳してガンプラなんて…」と、まさかの宣戦布告をした一人の若者!果たして、彼の主張は通じるのか、それとも思わぬ反撃を食らうのか?波乱の幕開けにご期待あれ!
【前提知識】ガンプラ論争、なぜ勃発?
「いい歳してガンプラ趣味はキモいのか?」――この問いが、ある掲示板スレッドで激しい論争を巻き起こしました。発端は、24歳の若者による「架空のロボットに夢中な大人は幼稚」という挑発的な意見。これに対し、ガンプラ愛好家たちが反論を繰り広げ、価値観の断絶が浮き彫りになる泥沼の「レスバトル」が展開されました。実在兵器の模型と架空のロボット模型、それぞれの愛好家が抱える「趣味」への認識の違いが、現代社会における多様な価値観と、それに対する寛容性の問題を提起しています。
第一幕:主人公、登場!「ガンプラは子供のおもちゃ」論
子供のおもちゃ販促用の架空のロボw
零戦とか当時日本最高のエンジニアが他国との戦闘に勝利するために国家の威信をかけて設計したもんやから
ある種の凄みがある
でもガンダムてw
子供のおもちゃ販促用にオタクが考えた架空ロボやんw
さあ、いきなり主人公・イッチの猛攻が始まった!「ガンプラ=子供のおもちゃ」という揺るぎない信念を、高らかに宣言。これはまさに、宣戦布告と見て間違いないだろう。
第二幕:最初の刺客、現る!「ニッパーの真実」
ニッパー使うから大人向けなんだい!ニッパーは大人の道具なんだい!
っていう主張?
アホくさw
ワイが小学校の頃普通にニッパーもカッターも糸鋸も図工の時間に使っとったわ
イッチの前に現れたのは、意外な角度からの刺客、「ニッパー先生」。しかし、イッチは一切ひるまず、自身の「小学生時代の武勇伝」を持ち出し、堂々たる論破…なのか?
第三幕:模型の棲み分け、そして世代間ギャップ
ガンプラは別やろ
ジジイの趣味なのは模型やろ?
模型ってプラモデルは含まないんか?
てかまずガンダムが……
いや、だからさ
ジジイがやるのは戦車のプラモとか船のプラモやろ
ガンプラは層が全く別やん
すまんそんなにハッキリ棲み分けがあるのは知らんかったけど
ワイは普通にガンダムだろうがなんだろうがプラモデルって大人が好むもんだと子供の頃から思ってたっていう単なる感想や
そうなんか
お前だいぶズレとるな
今度は「模型の定義」を巡る白熱のバトル!イッチはガンプラと「ジジイの趣味」を明確に線引きしようとするが、相手は意外な「世代間ギャップ」で応戦。そして、まさかの「お前だいぶズレとるな」という、パワーワードが飛び出した!
第四幕:ブーメラン炸裂!「お前がズレてる?」
ちなみに何歳?
ワイもおっさんやけど、ガンダムのおもちゃは子供が喜ぶものって認識してるのめちゃくちゃくちゃ歳上な気がする
ワイは24歳やが?
新米社会人くらいの人が存在しないガンプラおじになんGでブチギレ散らかしてるのめちゃくちゃ人生ズレてるやろ
そうなんか
で、何が言いたいんや?
ここでまさかの展開!イッチの年齢が明かされ、事態は急転直下!「ガンプラおじ」にブチギレていた張本人が、なんと24歳の新米社会人だったという衝撃の事実が判明!これはまさに、特大ブーメラン炸裂の瞬間である!
第五幕:孤立無援の主人公?「一人で喋っててこわ」
こいつ1人で喋ってるぞ
議論が白熱する中、まさかの傍観者からの冷静なツッコミ!そして、それに対するイッチの華麗なる(?)スルー!まるでコントのような応酬に、思わず笑いがこみ上げる一幕だ。
第六幕:趣味の価値、そして「なんG」の真髄
高い安いじゃなく子供のおもちゃ販促用にオタクが考えた架空のロボットにいい年して夢中になってるのがキモいって話やな
キモいの話ならワイも含めここで話すことか?
なんや?なんGって高尚な学問や世界情勢の話するところなんか?
キモいだのエロいだの他愛もない低レベルな雑談を繰り広げる場やろ
ここで話すことや
「趣味として安いし」という合理的意見にも、イッチは「キモい」の一点張り!しかし、ここで「なんG(旧なんJ)の哲学」が披露される!そう、ここは「低レベルな雑談」こそが本質!その通り、としか言いようがない。
第七幕:究極の問い「それはお前に関係あるのか?」
いちいち他人の趣味に口出すほうなキモいと思う
うんええで。ワイに関係ないから好きにしたらええやん
ワイは勝手にキモがっとるだけや。それも好きにさせてくれや
だったら自分の中で思ってろよw
自分の中で思っとるし、こうやってスレも立てるで
ワイがスレ立てようがお前に関係ないことやんw
ワイの好きにやるで
ついに辿り着いたのは、「他人の趣味に口出す権利」を巡る哲学的な議論…いや、ただの泥仕合か?イッチは「勝手にキモがってるだけ」と主張するが、果たしてそれは許される行為なのか?
【深堀り!知的好奇心】「いい歳してガンプラ」が物議を醸す、その深層
「いい歳してガンプラ」という趣味が物議を醸す背景には、ガンダム作品そのものが持つ多層的な魅力と、模型としてのガンプラの進化が深く関係しています。特に、『機動戦士Zガンダム』に登場するパプテマス・シロッコのように、単なるロボットアニメの枠を超えた深遠なテーマが、多くの大人を惹きつける理由として挙げられています。
1. ガンダム作品の「深み」:リアルな戦争と人間ドラマ
初代『機動戦士ガンダム』は、それまでのスーパーロボットアニメとは一線を画し、勧善懲悪ではないリアルな戦争を描きました。敵味方双方にそれぞれの正義があり、政治的対立、差別、人間の業といった重いテーマが込められています。たとえば、『機動戦士Zガンダム』のパプテマス・シロッコは、木星船団を統率する天才的な軍人であり、モビルスーツ開発者、そしてパイロットとしても非常に優秀な人物です。彼の「戦後の地球を支配するのは女だと思っている」という思想は、一見すると女性を尊重しているように見えますが、実際にはサラ・ザビアロフやレコア・ロンドといった女性を配下に置き、自らの野望のために利用していた側面が指摘されています。これは、表面的には進歩的な思想を掲げながらも、実態としては自己の支配を確立しようとする彼の狡猾な本性を示しており、作品に深みを与えています。また、シロッコは「常に世の中を動かしてきたのは一握りの天才だ!」と発言するなど、既存の体制を打ち破り、自分が歴史を動かしたいという傲慢な思想も持ち合わせていました。
2. 富野由悠季監督の「毒」と社会批判
ガンダムシリーズの生みの親である富野由悠季監督は、作品に「毒」を仕込み、社会に対する鋭い批判を込めてきました。彼は、ガンダムを「子供向け」として消費されることに対して複雑な感情を抱いており、「単純に学力がなかった」と自作を評しながらも、社会問題や人間性の根源を深く掘り下げた作品を目指したと語っています。戦争における無力感、人間の持つエゴ、そしてニュータイプという概念を通じて、人間の可能性と限界を問い続ける姿勢は、多くの大人が共感し、作品を繰り返し視聴する動機となっています。
3. ガンプラ趣味の多様な魅力と大人の需要
ガンプラが大人にも人気な理由は多岐にわたります。バンダイの調査によれば、ガンプラのコアユーザーは40代であり、10代後半から20代前半の層も続いています。その魅力は、単にアニメのキャラクターを再現するだけでなく、模型としての制作の奥深さにあります。素組みでも高い品質を誇りますが、塗装や改造といった「自分だけのガンプラ」を作り上げる創造的なプロセスは、大人にとって大きな達成感をもたらします。また、仕事のストレスや理不尽さとは異なり、説明書通りに作れば確実に完成するという「正解のある作業」が、疲れた大人のメンタルを癒す側面もあります。さらに、コロナ禍での「巣ごもり需要」も後押しし、ガンプラは手軽に始められる趣味として、コミュニティの広がりとともに多くの大人に受け入れられています。
スレッドの終盤では、管理人のサイト名にも通ずる『Zガンダム』登場モビルスーツ「ボリノークサマーン」への言及もあり、熱心なガンダムファンの存在を改めて知らしめる結果となりました。
このように、ガンプラ趣味は、作品が持つ哲学的深みと、模型制作という行為がもたらす精神的な充足感の両面から、現代の大人にとって魅力的な存在となっているのです。
関連リンク
- ガンダムUC0079
- 『Zガンダム』最低のクズ男? “仮面の優しさ”で女性を支配する「シロッコ」の狡猾な本性(1/3 ページ)マグミクス
- ふたまん+
- パプテマス・シロッコWikipedia
- 【地上波未公開】富野由悠季×高橋杉雄 ガンダムはなぜ戦争を描いた? 終戦の日対談(2023年8月14日)
- 富野由悠季監督が明かす、ニュータイプ論で挫折「ガンダムを作らない」
- 泣きウサギのガンプラ部屋
- ガンプラが人気なのはなぜ?·̩͙꒰ঌ💙*꒱·̩͙·̩͙꒰ঌ💙*꒱·̩͙·̩͙꒰ঌ💙*꒱·̩͙·̩͙꒰ঌ💙*꒱·̩͙·̩͙꒰ঌ💙*꒱·̩͙
- なぜガンプラは、他のアニメのプラモデル商品よりもこんなに人気が出たんだろう? 多くのガンダムファンは、番組を見ないでただモデルを組み立てるだけなんだよね。まるで、Warhammerのファンの多くがゲームをプレイせずに、ミニチュアをペイントするだけみたいな感じ?Reddit
- いさきちかいのガンプラ部屋
- ガンプラにガチでハマっている模型愛好家の楽しみ方拝見【大人のひとり時間充実モノ】
※本記事は掲示板の投稿をまとめたものであり、その内容は個人の意見に基づいています。

