バス通勤を申請してミニバイクで通勤、通勤手当約５万6000円を不正に受け取っていた福岡市職員(54)がクビに

通勤手当不正受給職員ら処分

＊ソース元にニュース画像あり＊

※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

７年前に通勤手当を不正に受け取ったとして停職処分を受けたことがある福岡市の職員が、バス通勤を市に申請しながら実際にはミニバイクで通勤し、再び通勤手当を不正受給したとして、福岡市は、この職員を２６日付けで免職処分としました。

免職処分になったのは、福岡市東区役所に勤務する５４歳の男性職員です。市によりますと、この職員は、バス通勤を市に申請していたにもかかわらず、ことし４月から１１月にかけて、ミニバイクで通勤し、通勤手当あわせておよそ５万６０００円を不正に受け取っていたということです。

この職員は７年前にも、業務に限って利用が認められていた職員専用の地下鉄の乗車券を通勤で使い、手当を不正に受け取ったとして停職６か月の懲戒処分を受けていました。このため市は、不正行為を繰り返し、公務員の資質に欠けているとして、この職員を２６日付けで、免職処分にしました。

このほか福岡市は、ことし１０月に市内で行われた幼稚園の運動会の会場で、女性の下半身を後ろからデジタルカメラで撮影したとして警察に逮捕され、その後、不起訴になった市保健環境研究所の４４歳の男性職員を２６日付けで停職３か月の懲戒処分としました。

福岡市人事課は「職員の不祥事で、市民のみなさまの信頼を損なうことになってしまい、深くおわび申し上げます」と述べ、謝罪しました。

12月26日　19時10分