引用元タイトル【社会】「家政婦に全遺産」遺言有効 「長年支えた唯一の存在」実娘2人敗訴★3
判決などによると、家政婦女性は、中学卒業後に宮崎県から上京し、昭和36年ごろに映像会社創業者の夫と暮らす吉川松子さん(仮名)方で住み込みの家政婦となった。
吉川さんの夫は59年に死去し、吉川さんは10億円超を相続。女性は吉川さんのもとで家政婦を続けた。月給は当初6万円で、夫の死後は無給だった。
吉川さんは「全ての遺産は家政婦の女性に渡す」と平成15年に遺言し、23年に97歳で死去。しかし実娘側は死去当日などに遺産の大半に当たる約3千万円を自身の口座に移すなどした。女性は住む場所を失い帰郷。その後、遺産返還を求めて実娘側を提訴した。
一方、実娘側も、「女性は吉川さんの生前から資産を着服していた。遺言は無効だ」と主張。女性に着服金として、約6千万円の返還を求め反訴していた。
嘘つきと主張
争点は(1)遺言は有効か無効か(2)女性は実際に着服していたのか-だった。
実娘側は「遺言は、女性が高齢で判断能力が低下していた吉川さんに実娘2人の嘘の悪評を伝え、不正に作成させた。実の娘を差し置いて家政婦に遺産を渡そうとするとは考えられない」と主張。
女性側は「吉川さんには判断能力が十分あった。吉川さんは多額の援助を受けながら無心を続ける実娘2人に資産を奪われることを心配していた。遺言は適正だった」とした。
着服については、実娘側は「遺産が想像以上に少ない。女性が着服していたと考えるのが自然だ」と主張。
女性側は「着服は一切していない。実娘への援助などで資産が目減りしただけだ」と反論していた。
「何度も無心」
18日の判決で原裁判長は、実娘側が長年にわたり吉川さんに無心を続け、吉川さんも多額の援助をしてきた
▽実娘側が平成14年、「海外に移住する」として吉川さんから3千万円を受け取った際、吉川さんと実娘側は合意の上で「援助はこれが最後」とする念書を書いていた
▽移住したはずの実娘がすぐに帰国し同居を始めた後、吉川さんは「資産を奪われるのが怖くて外出できない」と第三者に話していた
▽吉川さんの死後に女性が帰郷した際、着の身着のままで現金も5千円しか持っておらず、大金を着服した人物ならば不自然だ-などと指摘した。
「使途不明金はカネ遣いの荒い実娘側に渡るなどしたと考えられる。女性による着服は認められず、推認すらできない」と断定。「遺言作成当時は介護を期待できる実娘も移住してしまっていた。その中で長年自分を支えてきてくれた唯一の存在である女性に感謝し、全資産を譲る心境になるのは自然だ」とし、遺言は適正なものだったとした。
さらに「実娘2人は吉川さんの資産に執着し、無心を繰り返してきた。『遺言は不合理だ』とする実娘側の主張は、それまでの自身の行いを省みないものだ」と批判し、訴訟費用も全額実娘側の負担とした。
◇
相続トラブル、年々増加
遺産相続をめぐるトラブルは、年々増加傾向にある。それに伴うように、遺言の有効性を法的に保証する「遺言公正証書」の登録件数も増加している。
平成27年の相続税・贈与税の改正に加え、政府は有効な遺言に基づく相続について一定の相続税を控除する「遺言控除」を新設して遺言を普及させ、トラブルを未然に防ぐ考えだ。少子高齢化が進む中、遺言の注目度が高まっているといえそうだ。
娘に甘い親が多いからなぁ
安易に生活費援助することでかわいい娘があっさりクズ人間になる
せめて介護費用だしてましたとか介護してましたとかだったらまだ勝訴の目があっただろうけどよ
家政婦の女性(68)は50年以上、献身的に仕えてきた
今時、凄いな
結婚できなったのか…
娘の躾けは出来ないわ、無給で死ぬまで迷惑かけるわで
>>24
いや、普通、無給で働く人、いないだろ。w
出てかないなら、相応の何かがあったと考えるのが普通とおもうが?
自然に考えて、手渡しかなんかで、お金は貰ってたんじゃね?
だが、証拠は残ってないし、あったといえば税金も追徴されるから、
なかったことにしといたほうがいいと、弁護士が提案、そんな線が妥当か?
>>55
主婦だって無給だけどダンナから小遣いくらいもらうわな
生活の面倒見てもらってるうえでね
でも法律的には無給扱い
額が数十万とか数百万とかなら、まだ故人の葬儀費用を捻出するためとかの理由が出来た
でもこの家政婦さん、無給なら健康保険とか年金はどうやってたんだろう?
>>29
知人で似たようなケースがあったんだけど、未婚でずっと奉公してきた人はいきなり社会に放り出されても困惑する。
無給でも衣食住は賄いで与えてもらえれば敢えてそこで働く続ける例も多い。
知人っていうか、うちの爺さん婆さんと同居してた、元使用人の方の話ですけど。
婆さんの死後も爺さん二人で仲良く暮らしてた。
食事や生活用品なんかは、給料からではなく、主人の家計と同じにして
>>70
うん、多分冠婚葬祭が家政婦さんにあったら
全部面倒みて出して上げてたんだろうね
でも無給で所得税無しを税務署が容認してたんだよね是。
>>101
贈与だと1年に110万円、所得だと103万円までは非課税ですからね是
>>101
確定申告書類には「貯金をとりくずして生活」とでも書いていたんじゃないかな
無給になる前は比較的良い給与をもらっていた時期があったとすれば
貯金もそこそこ持っているはずだと税務署は考えるだろうし
住み込みで衣食住は保証されているわけだから
税務署は疑わないと思う
加えて実の娘が金ばかり欲しがってたら遺産やりたくならないわな
人情があり、超然とした判決であり、気持ちがよい。
腕のよさそうな弁護士はつけることができても、裁判官はそうはいかない。
ほかの裁判長ならこれまでの判例をなぞった無難な判決が、つまり原告側が敗訴していたかもしれない。
よかった。
会ったこともみたことももちろんないが原克也という男、気に入った。
無給ってのは今の俺らじゃ考えられないけど家族同然に暮らしてきてならまぁありえるだろう
給料としてではなく毎月いくらかは貰ってたかもしれんがこの介護費用として見ても格安だろ
実子のクズっぷりのが半端ない
>>89
遺言を一部無効にされても生前贈与として認められる分で遺留分は余裕で相殺されそう
実娘2人は勝ったとしても実質で負けると思う
すんげえ高給取りの家政婦…
>>115
今だと大卒初任給20万とかだから約4倍で80万か
すげーな
>>122
相当な資産家の家だし、それくらいは渡すだろう
逆にみみっちくコキ使うと名士の評判に傷がつくし
60~70代かな
少なくとも父親が亡くなったとき
妻10億 娘5億ずつ貰っているわけだ
それの5億を溶かして少なくとも3000万は無心して
5憶3千万を溶かしてる娘の証言を信用できるわけがない
方や50年だぞ
遺産目当てでももう許せるレベル
自分の親なのに面倒みないって。。
こんなの財産分与されなくて当然だわ
高裁に持って行けば、戻しがあると思うけどな
>>175
娘二名が法定相続人ならば最低でも遺留分は請求できるけど
もし生前に母親の怒りを買って法定相続人の身分を失っていれば
ゼロでしょ
50年支え続けてきた家政婦を詐欺師呼ばわりとか…
もう詐欺師でも許せる献身っぷりだぞ
しかも住み込み
彼氏もできずに遊びにも行けずに全ての人生を当てた相手だぞ
そのお金はどうしたんだ?
最期まで面倒みた家政婦が相続した3000万もむしり取ろうとする鬼畜娘
この判決は当然
生前贈与金も遡って贈与税をぶんどれ
しかも念書書くほどに無心したってすごいね
親子で念書書くって相当たかったよね?
自分の子供以上にそういう人間との時間が増えるんだからこういうケースはどんどん増えるよ
>>422
中卒高卒は関係なく、住込家政婦というか、行儀見習いとして
住込お手伝いさんにだすことはよくあった。
工場や会社勤めするよりも、家事一般を身に付けた方が役に立つからて考え。
受け入れるほうも、労働力というより女性教育の一助、としてたようだ。
サザエさんの長谷川町子邸ではある時期四人の行儀見習いを、入れ替わりこそありながら
常時住まわせていた@サザエさん旅歩き
お世話してくれた家政婦に渡す心理は良く分かる。
孤独な人間って血の繋がりとか気にしない。
>>474
俺を家政婦にしてくれ