【川崎中１殺害】裁判員裁判で主犯格少年の過去の悪事が明らかに　救いようが無いと2chで話題に

川崎市川崎区の多摩川河川敷で昨年２月、中学１年の上村遼太君（当時１３）が殺害された事件で、殺人と傷害の罪に問われたリーダー格の無職少年（１９）＝事件当時１８＝の裁判員裁判の第２回公判が３日、横浜地裁（近藤宏子裁判長）で行われた。検察側は、少年が２０１４年に２度家裁送致され、１１年からの４年間に１３回の補導歴があったことを明らかにした。

検察側は証拠調べで、少年の非行歴、補導歴を説明。非行歴について、１４年に占有離脱物横領罪と傷害罪で横浜家裁に送致され、２０１６年１２月までの保護観察処分を受けた、とした。少年は、上村君が殺害された日の１０日前に１人で保護観察士のもとを訪れていたという。

公判で少年は、送致の事件（傷害罪）について「（１４年）６月に友人とバイクを２ケツ（２人乗り）していて、後ろに乗っていた。鉄パイプで見ず知らずの通行人を一方的に後ろから殴った」と小さな声で話した。
当時の自身の状況について「酒を飲んでいた」と話した。

横浜家裁は少年に対し、保護観察処分の間、特別遵守事項として「飲酒しないこと」などを科していたが、１５年２月の上村さん殺害事件当時、少年は飲酒していた。

検察側の被告人質問で少年は、事件発生直前の飲酒量について「これぐらい」と人さし指と親指を開けて大きさを示した。
「ビールのジョッキより小さいコップで、お茶で焼酎を７対３の割合で割った。６杯ぐらい飲んだ」と話した。
上村君を切りつけた際の記憶についての質問には「覚えていない」とする場面も多かったが、
酒に関する質問に関してはよどみなく答えていた。

起訴状などによると、昨年２月２０日午前２時ごろ、無職少年ら年上の少年３人は、多摩川河川敷に連れてきた上村さんを無理やり川で泳がせた。３人は川から上がった上村さんの首をカッターナイフで何度も切りつけ、出血性ショックで死亡させたとしている。リーダー格少年に家裁送致歴と補導歴　川崎中１殺害公判 （スポーツ報知） - Yahoo!ニュース