登場人物紹介
猟友会(ハンター): 平均年齢70歳。命懸けでヒグマと対峙するも、日当8500円と法的リスクに「やってられない」と反旗を翻した専門家集団。
奈井江町: 「財政難」を訴えハンターへの報酬を値切る一方、22億円のピカピカな新庁舎を建設した行政。
制度・法律の専門家ニキ: 銃刀法の矛盾や砂川市の逮捕事例、国の交付金制度などを解説し、問題の根深さを示す人々。
「自衛隊/警察を出せ」民: シンプルな解決策として公的機関の投入を主張するが、法的な壁を指摘されがちな人々。
北海道奈井江町でヒグマが目撃され、住民の安全が脅かされる事態に。しかし、駆除を担うはずの地元猟友会は、町が提示した「日当8500円」という報酬を不服として出動を拒否。このニュースは、単なる地方のゴタゴタでは済まされない、日本の構造的な問題を浮き彫りにしました。
元スレ:【北海道】熊撃ちハンター日当8500円 地元猟友会と交渉決裂した奈井江町でヒグマ目撃…
なぜハンターは断ったのか?「弾代で赤字」「死体処理も込み」安すぎる報酬の内訳
奈井江町では地元猟友会に出動した際の日当を8500円、発砲した場合は1万300円で提示しましたが、猟友会側が危険な業務であるにもかかわらず額が低すぎるなどとして出動を辞退。交渉が決裂していました。
続きは↓
https://news.yahoo.co.jp/articles/7456c6fe896229223cc8e5526aba32a43c6520ed
そら金が出せないならそれ位やって欲しいと思うわ
奈井江町の猟友会平均70代だぞ
>町が示した報酬は、日当4800円、出没地周辺の見回りなどのヒグマ対策が3700円。このほか発砲した場合1800円が支給される。業務には駆除したクマを軽トラックなどで処理場に運搬し、焼却処分するための解体といった作業が盛り込まれている。山岸部会長は「妥当な金額とは思えない」と訴えている。
もうね、いくらなんでも安すぎるだろ、これ・・・
せめて運搬・解体は別に上乗せしてやれよと。
発砲しても日当加算+1,800円だからね、2発撃ったらハンターの持ち出し
「日当8500円」の内訳は、見回りや駆除作業だけでなく、巨大なヒグマの死体運搬・解体・焼却処分まで含まれるという驚愕の内容でした。発砲手当は実質弾代のみで、2発撃てば赤字。命の危険を冒す専門家への対価としては、あまりにも軽視されていると言わざるを得ません。
【砂川市の悪夢】「撃てば逮捕」の恐怖…ハンターを縛る銃刀法の理不尽なワナ
クマ撃って免許取り上げられりゃヤル気無くすの当然ね
それが警察の嘘だと裁判で結論出てる
>「原告が発射した弾丸については、本件ヒグマから逸れたりすることもなく、これに命中したものである。またこの弾丸がヒグマの身体を貫通し、さらに跳弾してどこかへ飛んだような事実を窺わせる証拠もみあたらない。そもそも原告が発射した弾丸が現場付近の建物に当たったとか、その建物を損壊させたなどといった事実は、本件証拠上まったく認められない」
報酬の安さだけが問題ではありません。過去に近隣の砂川市で、警察の要請でヒグマを駆除したハンターが、銃刀法違反の疑いで不当に逮捕・起訴された事件がありました。最終的に無罪を勝ち取ったものの、この「砂川市の悪夢」はハンターたちに行政への深い不信感を植え付けたのです。
「金が無い」は嘘だった?住民の命より“22億円の新庁舎”を優先した町の選択
財源が無限に湧いてくるとでも思ってるらしいw
> 奈井江町は、新庁舎の実施設計をまとめた。規模はRC一部木造2階建て塔屋1層延べ2716㎡で、概算総事業費は22億7050万円を試算する。
新庁舎建設に22億も使ってお金が無いんだよ!
廃スーパーとか廃校を役場にしてリサイクルする所が多い中
23億かけて役場をピカピカにした頭おかしい町だからなw金の使い方間違ってるw
毎年25億の基金のうち半分がどっかに行く
5000人も人口のいない町の役場新設に22億7000万もかかる
(人口21万の白石区の移転も込みの総工費が66億なのであたおか)
熊撃つハンターの日当は8500円
こんな町滅びた方が良いんじゃね?
猟師に支払う金の大部分は国からの交付金で賄えるので
自治体の負担は小さいのに命懸けで日当8500円とか
バイト代みたいな額まで極端にケチってたんだ?
「財源がない」という町の主張。しかし、人口5000人未満の町が22億円以上もの巨費を投じて新庁舎を建設していた事実が発覚し、ネットは「住民の命より箱物か」と大炎上。さらに、ハンターへの報酬の大部分は国の交付金で賄えるとの指摘もあり、町の金銭感覚と優先順位に厳しい目が向けられています。
「自衛隊は?」「警察は?」なぜ公的機関はヒグマを撃てないのか
5.56mmNATO弾での狩猟は日本国内では違法
クマを撃ったら確実に逮捕される案件
警察や自衛隊が出動するのが当然。
日本はそういう国。
自衛隊も同じで防衛出動なんて無理
猟師も公道や民家の敷地から発砲したら狩猟法違反だよ
「ハンターがダメなら自衛隊や警察がやればいい」という意見も多数見られました。しかし、自衛隊の使用する弾薬は狩猟法で禁止されており、警察も「差し迫った危険」がなければ発砲できないなど、法的な制約が大きな壁となっています。専門家であるハンターに頼らざるを得ないのが現状なのです。
これは日本の縮図…崩壊寸前の地方インフラと“やりがい搾取”の限界
駆除後に所轄に逮捕されて起訴、銃を取り上げられる
アイゴーから熊殺すなんてひどい!と騒がれマスゴミに集られるこれで協力してくれ、はカツアゲみたいなもんだな
鳥獣被害対策実施隊の農水省の計画見ると砂川の計画より更にひどい>市町村が負担する実施隊の活動に係る経費については、その8割が特別交付税措置
>当該市町村において、これまで捕獲活動を担ってきた猟友会員又は「鳥獣捕獲隊」の全員を実施隊員として任命
>民間隊員への報酬について、支給額や支給方法は、市町村の裁量で定めることが可能猟友会にやらせるの前提、支給額によっては経費ポッケナイナイできるシステム
【moccosのあとがき】他人事ではない、いつかあなたの町にも“ヒグマ”は現れる
奈井江町の問題は、単なる一地方の出来事ではありません。高齢化による担い手不足、専門技術への不当に低い評価、そして現場を無視した国の制度設計。これは、日本の多くのインフラが抱える問題の縮図です。今、声を上げた猟友会の方々は、日本の安全保障の最前線に立つ人々だったのかもしれません。
