【炎上】広陵高校、甲子園辞退の理由を「SNSでの誹謗中傷」と説明 → ネット「被害者面すんな」「自業自得だろ」と批判殺到

夏の甲子園、広島県代表の名門・広陵高校が大会途中で出場を辞退。その衝撃的なニュースに加え、学校側が発表した辞退理由が、前代未聞の大論争を巻き起こしています。一体、何が起きているのでしょうか。

元スレ：【悲報】広陵高校校長「辞退を知った野球部員たちはみな『失意のどん底』です」

校長が語った「失意のどん底」。しかしネット民が想起したのは、甲子園に出られない球児たちではなく、部内暴力によって深刻な被害を受けた生徒のことでした。「本当にどん底なのは誰なのか」という当然の疑問が、学校側への厳しい批判の口火を切ったのです。

なぜここまで批判が大きくなったのか。その背景には、これまで報じられてきた学校側の異常な対応がありました。保護者説明会での恫喝ともとれる発言や、監督によるリークを牽制するような言動。これらが「隠蔽体質」と見なされ、学校への不信感を決定的なものにしてしまったようです。

校長の「SNSでの誹謗中傷」発言は、火に油を注ぐ最悪の一手でした。多くのネット民は、SNSを「隠蔽を暴いた正義」と捉えており、原因をすり替えようとする学校側の姿勢に怒りが爆発。「お前が言うな」の大合唱となったのです。この構図は、現代社会における炎上の典型的なパターンとも言えるでしょう。

批判の矛先は、学校だけでなく、監督責任を問わない姿勢や、問題を黙殺してきた高野連、そして主催者であるメディアにも向けられます。暴力やいじめが発覚してもなお、聖域のように扱われてきた高校野球。その歪な構造そのものが、今回の事件の根底にあるのではないか、という指摘です。

【moccosのあとがき】SNSは本当に“加害者”なのか？この事件が社会に突き付けた重い課題

「SNSが球児の夢を奪った」という学校側の主張。しかし、一連の流れを見ると、本当に彼らを失意のどん底に突き落としたのは、問題を隠蔽し、対応を誤り続けた大人たちだったのではないでしょうか。SNSは、その不誠実さを可視化したに過ぎません。この事件は、スポーツ界だけでなく、あらゆる組織における危機管理のあり方を我々に問いかけています。