今回は、一見すると当たり前すぎるビジネスモデルに、なぜかざわつく人々、そしてその背後にある深い闇を覗き見していくぞ。ブックオフを巡る、甘くてエグい物語の始まりだ。
「ブックオフの闇」にざわめく人々
むしろ無料で引き取って、それの売上を計上せず懐にしまっていた気がする
転売ヤーはしね
転売やってるやつがこんなガイジばっかやろクソガイジ
草
転売ヤー擁護してるように見えてるなら
ほんと救えんほどの馬鹿や
スレ主の投稿から始まったブックオフを巡る“騒動”。その内容は、小売業の基本中の基本、つまり「安く仕入れて高く売る」というビジネスモデルへの驚き、いや、むしろ皮肉な視線で語られている。転売ヤーへの憎悪をぶつける者もいれば、冷静にその本質を突く者もいる。まさに人間模様の縮図といったところか。
ビジネスモデルへの疑問と「中抜き」論争
こわっ
明日からブックオフ行かないわ
同じ店舗に入ってる事あるやん
三店方式やろ
同じ店舗なのに会計別とか良く普通にやってるわと
新品を横流しとは話が違う
売れずにずっと残ってる本が99割くらいやろ
どうせ本の仕入れ値なんてカスみたいな値段だから大丈夫
他のアルバムとかゲームソフトとかフィギュアとかそういうの大口で売れるしね
「現代の錬金術」とまで称されるブックオフのビジネスモデル。しかし、これは中古品売買におけるごく一般的な商慣習だ。にもかかわらず、「中抜き」と騒ぐ声が上がるのは、企業活動への漠然とした不信感の表れだろう。立ち読みで貢献していると信じていた読者の純粋な心が、ポッキリ折れた瞬間がここにある。
「価値」の再定義と消費者の感情
それとも通販に回されてる?
レンタルCDはちゃんと作家にチャリンチャリン入るけど
ブックオフに文句も言いたくなると思う
残りは燃えるゴミに混ぜて捨ててたな
もっと良心的だと思ってたのに
まあここがエグいのは確かや
刊行されて10年程度の漫画数十冊持っていって100円渡されるのが関の山そして翌日には1冊100円で並んでるぞ
10年も経ってりゃゴミだろ
金になるだけありがたいと思えよ
なんで10年程度でゴミなんや?その理由は?
10年だろうが1ヶ月だろうがゴミはゴミ
あっちゅー間に財布がスッカラカン
久しぶりにブックオフ行って漫画買ってきたわ
棺桶みたいなダンボールで買いまくっても1万しないんやから最高やった
プレ値導入してからは無くなっちゃったな
タダのものを金額つけて売ってんのはアウトやわ
「義賊」と信じていたブックオフの実態に幻滅する者、あるいは「10年経てばゴミ」と割り切る現実主義者。そして、個人が行う転売行為には厳しい目を向けつつも、企業が行う「安く仕入れて高く売る」行為には寛容な、ダブルスタンダードを指摘する声も上がる。このスレは、現代社会における「価値」の定義と、それに対する人々の複雑な感情を浮き彫りにしているな。
知的好奇心
ブックオフが映す社会の縮図:リユース市場の深層
今回のスレッドで「ブックオフの闇」として語られたのは、実は小売業の基本的なビジネスモデル。しかし、この一見単純な話題が多くの反応を呼んだのは、現代社会における経済活動への複雑な感情が背景にあると言えるだろう。特に、「中抜き」や不当な利益搾取といった概念への漠然とした不信感が、この議論を加熱させたのだ。転売ヤーへの厳しい非難と、企業としてのブックオフの商慣習への容認というダブルスタンダードは、消費者の倫理観の揺らぎを映し出している。
拡大するリユース市場とブックオフの多角化
日本国内のリユース市場は、環境意識の高まりや新品価格の高騰を背景に拡大を続けており、2025年には3.5兆円規模に達すると予測されている。ブックオフもこの成長を牽引する存在だ。書籍だけでなく、トレカ、ホビー、アパレルなど、より利益率の高い商材へと事業を多角化し、創業以来最高の利益を達成するなど、そのビジネスは進化を続けている。
「噂」が現実になった内部不正事件
スレッド内で漠然と語られていた「不正」は、残念ながら別の形で現実のものとなっていた。2024年には、ブックオフグループホールディングスの連結子会社であるブックオフコーポレーションにおいて、従業員による大規模な「架空買い取り」や在庫の不適切な計上といった内部不正が発覚し、会社の信頼性を揺るがす事態となった。この事件は、スレッド参加者が抱いていた企業活動への不信感を、一部裏付ける形となったと言えるだろう。
このスレッドは、経済システムの仕組みに対する一般市民の理解度と、企業の透明性や倫理性が常に問われ続ける現代社会の力学を鮮やかに描き出している。
関連リンク
- bookoff.co.jp
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- moov.jp
- eyejob.tokyo
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※本記事は掲示板の投稿をまとめたものであり、その内容は個人の意見に基づいています。

