JR東日本とパスモが発表した新決済サービス「teppay」。その名を聞いて、多くの人が”あの男”の顔を思い浮かべたようだ。果たして、このネーミングは吉と出るか凶と出るか、スレッドを覗いてみよう。
【前提知識】JR東日本とパスモの新決済サービス「teppay」とは?
JR東日本とパスモが共同で発表した新たなコード決済サービス「teppay(テッペイ)」は、既存のモバイルSuicaおよびモバイルPASMOアプリに統合される形で、2026年秋以降に順次提供が開始されます。この新サービスは、コード決済、ユーザー間での残高送付、オンライン決済などの機能を備え、従来の交通系ICカードの2万円というチャージ上限額を超える決済も可能となります。JR東日本は、キャッシュレス決済の多様化・複雑化による「キャッシュレス疲れ」を解消し、利用者が慣れ親しんだサービスでより多くの決済シーンに対応できることを目指していると説明しています。しかし、その名称や送金機能が、一部のインターネットユーザーの間で特定の社会的問題や金融スキャンダルを連想させ、波紋を呼んでいます。
衝撃のネーミングセンス、そして不穏な予感
sssp://img.5ch.net/ico/taxi.gif
https://news.yahoo.co.jp/articles/659c6d35266bfc94fdaae702b4cd5131d91405daJR東日本とパスモ、PASMO協議会は11月25日、モバイルSuicaとモバイルPASMOのコード決済サービス「teppay(テッペイ)」を発表した。モバイルSuicaでは2026年秋から、モバイルPASMOでは2027年春から提供を行なう。既存アプリの機能追加として実装予定で、別途アプリを導入する必要はない。teppayの機能としては、コード決済、残高の送付、オンライン決済などを予定している。
コード決済では従来の交通系ICの残高上限(2万円)を超える金額の買い物が可能になり、teppay残高は銀行口座・ATM・ビューカードでの入金が可能。ビューカードを連携している場合はチャージ不要で買い物が行なえる。サービス開始当初から160万か所で利用できるようになる見込み。
残高送付については、teppayユーザー間ならモバイルSuica/PASMOのアプリの垣根を越えて「送る・受け取る」が可能で、teppay残高から交通系IC残高へのチャージ、定期券の購入も可能。
また、teppay残高をネット通販で利用するための「teppay JCBプリカ」のアプリ内で発行することもできるほか、自治体のプレミアム商品券やキャッシュレス還元事業に活用できる「地域限定バリュー(バリチケ)」への展開も予定している。
会見に登壇したJR東日本 常務取締役の中川晴美氏は、本サービス提供の背景として、「キャッシュレス化が進みサービスが多様化したことで利用者が増える半面、複雑さが増し、ストレスなく使えているかという疑問があった。1都3県で独自に調査した結果、多様化・複雑化には9割がストレス(キャッシュレス疲れ)を感じていることが分かった」と述べている。
モバイルPASMOと連携するに至った経緯については、1つの世帯のなかでも主にどの路線を利用しているかでSuicaとPASMOに分かれている場合があり、「モバイルSuicaだけでなくモバイルPASMOでも同様の機能を提供できる必要がある」と考えて、PASMO側へサービス展開を呼びかけ。モバイルSuicaが主体となってサービスを行なうことが決まったという。
なお、teppayの残高はモバイルSuica/PASMOそれぞれのIDに紐付くため、仮に1台の端末にモバイルSuica/PASMO両方をインストールした環境であっても、teppay残高が統合されることはなく、モバイルSuica/PASMOアプリそれぞれでチャージすることになる。
なるほど、イッチが投下したJR東日本の新決済サービス「teppay」のニュース。しかし、その名前を聞いた途端、スレッドの住人たちの頭には一人の男の顔が浮かんだようだ。JR東日本のネーミングセンスに鋭いツッコミが入るのも頷ける。これは波乱の予感…!
止まらない”あの男”連想ゲーム
1億くらいチャージから抜かれそうだからやめて
ショーペイなら大丈夫
他人の口座から引き落とされる機能w
やめて><負債が勝手に増える
あると思った。


送金って思いっきり連想するやんw

酔っ払って使ったの覚えていないオチ
【深堀り】「teppay」が切り開くモバイル決済の未来と、その裏に潜む課題
JR東日本とパスモが発表した「teppay(テッペイ)」は、単なる新しい決済手段ではありません。これは、モバイル決済の多岐にわたるカテゴリーを横断する、まさに複合的なサービスとして位置づけられています。
具体的には、主に以下の3つの部類に分類できるでしょう。
まず、コード決済サービスとしての側面です。teppayの主要機能の一つであり、QRコードやバーコードを用いて店舗での支払いを行う形式は、すでに「PayPay」「d払い」「楽天ペイ」といったサービスで広く普及しています。特筆すべきは、JCBが提供する統一コード決済スキーム「Smart Code」に対応することで、サービス開始当初から全国約160万カ所のSmart Code加盟店で利用できる見込みである点です。これは、従来の交通系ICカードがFelica技術に基づいていたのに対し、QRコード決済という異なる技術領域に進出する、JR東日本グループの戦略的な動きと言えるでしょう。日本のキャッシュレス決済は、2001年のSuica登場以降、電子マネーが独自の発展を遂げてきましたが、2010年代後半からは中国で先行したQRコード決済が急速に普及しました。teppayは、この巨大なQRコード決済市場に、既存の交通系ICカードが持つ強力なブランド力と膨大なユーザー基盤を携えて参入することになります。
次に、個人間送金(P2P送金)サービスとしての機能です。teppayのもう一つの大きな特徴は、ユーザー間で残高を送付できる点にあります。モバイルSuica/PASMOアプリの垣根を越えて「送る・受け取る」が可能になるため、友人との割り勘や家族への送金など、日常的な資金移動での活用が想定されています。日本国内では、「ことら送金」や「J-Coin Pay」、「PayPay」なども個人間送金機能を提供しており、手軽な資金移動のニーズに応えています。teppayは、このP2P送金市場においても、既存の交通系ICカードの利用者に新たな選択肢を提供することで、利便性をさらに高めるでしょう。
そして、オンライン決済およびバーチャルカードサービスとしての機能も見逃せません。teppay残高をネット通販で利用するための「teppay JCBプリカ」をアプリ内で発行できる機能は、モバイルウォレットとバーチャルプリペイドカードの機能を兼ね備えていることを意味します。これにより、オンラインショッピングやモバイルオーダーなど、多様なデジタル決済シーンでの利用が可能となり、物理的なカードを持たずにオンラインで決済を完結させたいという現代のニーズに対応しています。
日本のモバイル決済市場は、黎明期のFelicaベースの電子マネーから、スマートフォンの普及とともにQRコード決済が台頭し、さらに多様な機能を持つモバイルウォレットアプリへと進化してきました。teppayの登場は、こうした多様化した決済手段を「馴染みのサービスにまとめたい」というJR東日本が実施した調査で明らかになったユーザーニーズに応えるものとされています。
しかし、スレッド内でも強く示されているように、「テッペイ」という名称が、特定の金融スキャンダルに関与した人物の名前と類似していることから、不正利用や送金における信頼性への懸念が強く表明されています。特にteppayの「残高送付」機能や、従来のICカードの2万円上限を超える決済が可能になる点は、こうした連想をさらに助長する結果となりました。多くのコメントが「勝手に使われそう」「金を抜かれそう」といった不安を示しており、これは単なるネーミングセンスの問題に留まらず、デジタル決済システムにおけるセキュリティとユーザーの信頼醸成がいかに重要であるかを浮き彫りにしています。teppayは、単一の決済手段に留まらず、コード決済、P2P送金、オンライン決済を統合した「スーパーアプリ」的なアプローチを目指していますが、その名称が引き起こした社会的な連想は、金融サービスにおける「安心感」という無形の資産の重要性を改めて提示しています。提供開始は2026年秋以降であり、JR東日本とパスモには、この期間にユーザーの不安を払拭し、サービスの信頼性を高めるためのコミュニケーションが求められるでしょう。
「テッペイ」の響きが、あまりにもタイムリーなあのスキャンダルを連想させるため、スレッドは騒然。特に「残高送付」機能の存在が、ユーザーの不安をさらに掻き立てているようだ。ネーミングって本当に重要だなと、改めて痛感させられる瞬間だ。
ユーザーの不安とツッコミの嵐
こういうネーミングやめたれ


だっさ

なんか金を抜かれそうで嫌だな
店員「1980円になります」
俺「テッペイで」
店員「て、てっぺいさんでしょうか?」
俺「テッペイです」
店員「は、始めまして😊」
テッペイでお願いとか言わねーだろ
馬鹿か
田舎者にピッタリだな
「テッペイ」という名が引き起こした連想ゲームは、もはやとどまることを知らない。ユーザーたちの想像力は豊かで、送金機能が「金を抜かれそう」という不安に直結しているのが面白い。しかし、この連想がサービスの信頼性にどう影響するのか、JR東日本も頭を悩ませていることだろう。まさに、名前は体を表すとはよく言ったものだ。
知的好奇心
「キャッシュレス疲れ」という言葉、実はJR東日本が独自調査で9割の利用者が感じていると発表した、現代社会の意外な課題なんだ。多くの決済サービスが乱立し、どれを使えばいいか、どう使い分ければいいか、その選択と管理にストレスを感じる人が増えているんだね。
日本のキャッシュレス決済の歴史を振り返ると、2001年のSuica登場が非接触型ICカードの黎明期を築いた。その後、スマートフォンの普及とともに中国で先行したQRコード決済が日本でも急速に広がり、決済手段は爆発的に多様化したんだ。teppayは、この多様化した市場で、利用者が慣れ親しんだSuica/PASMOアプリに機能を統合することで、シンプルさと利便性を両立させようとしているんだね。
teppayの名称が引き起こした”あの男”の連想問題は、単なるネーミングセンスの問題にとどまらない。金融サービスにおいて、「安心感」という無形の資産がいかに重要であるかを浮き彫りにした事例と言える。特に「残高送付」機能や高額決済への対応が、不信感を助長する結果となったのは、サービス提供側にとって大きな教訓となりそうだ。


