日本の経済・文化の中心地である港区では、常に新しいトレンドが生まれる一方で、時に健康を危険に晒すような極端な美意識も散見されます。近年話題の「デスダイエット」は、お笑い芸人・粗品氏が提唱した過激な絶食法であり、その危険性が指摘されながらも、一部では「垢抜けの秘訣」として模倣する動きが見られます。
前提知識・背景: 「デスダイエット」とは、お笑いコンビ霜降り明星の粗品さんが自身のYouTubeチャンネルで紹介した極端な絶食ダイエットの俗称です。非常に過酷で健康リスクが高いため、粗品さん自身も「まねしない方がいい」「シンプルに健康に悪い方法」と注意喚起しています。
騒動の経緯・時系列: ある掲示板スレッドでは、「港区の爆美女」と称される女性が、この「デスダイエット」によって15kgの減量に成功したと報告。具体的な内容は「2日に1回ゆでたまご1個」という極端な食事制限ですが、その不健康な痩せ方や顔の異常なテカリに対し、多くの批判的な意見が寄せられました。
港区爆美女の衝撃告白と疑惑のテカリ
これどうなん?
↓↓↓
・粗品のデスダイエット(2日に一回ゆでたまご一個)
・友達と会う以外はご飯食べない
・渋谷区区民プール
これで15kg減量に成功して垢抜け大成功
マンジャロ使わずにここまで痩せれたのはマジで努力の天才
港区爆美女達のダイエットの熱量凄まじいからダイエット本読むより彼女らに聞いた方が早い
あと顔がテカりすぎてて怖い
このレベルの絶食だと鼻の角栓も生まれないレベルに顔から油分が出なくなる
スレ主が投下した「港区の爆美女」のデスダイエット報告。15kg減量に成功し、垢抜け大成功と称賛するも、序盤から「顔テカテカでキモい」という辛辣な意見が飛び交います。果たしてこれは健康的な美なのか、それとも…。
寿命を削るダイエットの是非
寿命が3年縮んでいます🥹
もうボケてるんやろな
過度なダイエットへの警鐘が鳴り響きます。「寿命が3年縮む」という衝撃的なレスや、専門家の意見を引用し「体脂肪率10%以下は不健康」と指摘する声も。確かに、見た目の美しさを追求する代償は大きいようです。
絶食とケトン体の科学論争
身体の事考えたら中途半端でもなんでも全く食べないよりは食べた方が良いだろ
まぁ健康考えたらその通りや
でも普通のダイエットじゃ続かないって人もおるからな
普通のダイエットよりデスダイエットの方がよっぽど過酷やと思うんやが違うんか…?
何か食べると血糖値が上下して、血糖値が下がった時の空腹感に負けて食べてしまう人が多いんや
食べないと血糖値があんまり変動しなくなるから空腹感はそこまで強くならないんや
その理屈はおかしくない?
一切食べない方が低血糖起こしやすくなるやん
食べないと体のエネルギー代謝がブドウ糖からケトン体に切り替わるんや
ケトン体はインスリンを必要としないからインスリンがほとんどでなくなって血糖値が下がらなくなる
でもデスダイエットって計量直前の過酷な減量してるボクサーみたいな苦しみをずっと味わってるんやろ
どう考えても普通のダイエットより楽なわけがないと思うんやが…
空腹感を我慢できる人は普通のダイエットのほうがええのは間違いない
でもどうしても空腹感が我慢できないって人もおるからな
あとボクサーと違って水はたくさん飲めるからそこまで過酷ではないで
栄養が偏るし食わないという選択をしたのならせめてバランス取れよ
糖質がないからやないか?
糖質いれると低血糖になるからきつくなるで
「全く食べない方が楽」という意見と、その危険性を指摘する意見が激しく衝突します。絶食によるケトン体へのエネルギー代謝切り替えが論点となりますが、健康面でのリスクは看過できません。ゆで卵を選んだ理由も糖質回避にあったようです。
歪んだ美意識への警鐘
若しくはそれに近いところにないか調べたほうがよさそう
もうダイエット方法は確立されてるのに未だにこんなことするまんさんの頭の弱さには参るね
「知的障害や精神障害に近い」という過激な言葉まで飛び出し、もはや美意識を超えた健康問題として議論はヒートアップします。確立されたダイエット法があるにもかかわらず、極端な手法に走る背景には何があるのでしょうか。
【深堀り】デスダイエットの深刻な健康リスク
「デスダイエット」のような極端な食事制限は、身体的・精神的に深刻な健康リスクを伴うことが複数の専門家によって指摘されています。急激な体重減少は、心臓、筋肉、骨、神経系、免疫系、内分泌系に悪影響を及ぼし、筋肉量の減少、心筋の萎縮、電解質のバランスの乱れ、脱水状態、栄養不足などを引き起こす可能性があります。極度の栄養不足や脱水状態では意識障害に至るケースもあるといいます。
身体的影響: タンパク質、ビタミン、ミネラル不足は疲労感、便秘、肌荒れ、髪質の低下を招きます。また、筋肉減少による基礎代謝低下はリバウンドを招きやすく、女性はホルモンバランスの乱れから月経不順や不妊の原因となる可能性も指摘されています。
精神的影響: 過度なダイエットはうつ状態や不眠症を誘発し、脳への栄養不足は集中力低下や学習障害を引き起こします。イライラや悲観的になるなど精神的に不安定になることもあり、「痩せなければ」という強迫観念から摂食障害(拒食症や過食症)に陥るケースも少なくありません。カロリー制限食を遵守する人がうつ症状の重症度を示すスコアが高い研究結果も存在します。
お笑い芸人・霜降り明星の粗品氏自身も、自身のYouTubeチャンネルで「デスダイエット」により約2ヶ月で11kg減量したものの、「ずっと倦怠感」や体調不良を訴え、医師からもその危険性が警告されています。粗品氏自身が「真似しない方がいい」「シンプルに健康に悪い方法」と注意喚起しているにもかかわらず、その過激な手法が模倣され健康を害する事例が後を絶たない現状は、現代社会における痩身願望の歪んだ実態を浮き彫りにしています。
知的好奇心
「顔テッカテカ現象」の裏側を暴く
スレッドで頻繁に指摘された「顔の異常なテカリ」。これは単なるメイクの演出だったのでしょうか、それとも極度の栄養失調が引き起こす油分異常分泌だったのでしょうか?一部の専門家は、過度なダイエットがホルモンバランスを崩し、皮脂の過剰分泌を招く可能性があると指摘します。しかし、美意識の高い港区女子が、あえてテカリを演出している可能性も否定できません。この現象は、現代のSNSにおける「見せ方」の複雑さを浮き彫りにしているのかもしれません。
「マンジャロ不使用」を誇る意味
スレ主が強調した「マンジャロ使わずにここまで痩せれたのはマジで努力の天才」。この背景には、現代のダイエット競争における薬物使用の是非が隠されています。近年、GLP-1受容体作動薬(マンジャロもその一種)がダイエット薬として注目されていますが、本来は糖尿病治療薬です。副作用や倫理的問題が指摘される中で、あえて自力での減量を強調することは、特定の層に対する「努力」のアピール、あるいは薬物に頼らないストイックな美意識の表れと見ることもできるでしょう。
関連リンク
- 霜降り明星・粗品の「デスダイエット」に医師が警鐘 「不健康でリバウンドしやすい体になる」と断言
- 痩せすぎは危険!?体脂肪率が低いときの健康を脅かすリスクと改善方法を解説
- 無理なダイエットは危険!健康を損なう原因やリスクについて解説
- GLP-1ダイエットとは?効果・副作用・リスクなどを解説
- ケトン体 – Wikipedia
- 急激な体重減少が精神症状に与える影響―特にうつ症状に着目して―
- 「不眠症」と「うつ」の関係性とは?|不眠症を改善したい医師が監修
- 「美容医療はもう飽きた」港区女子が「ダイエット薬」にハマる理由
- なぜ港区女子は「ダイエット薬」にハマるのか(2/2 ページ)
- 【医師解説】無理なダイエットが引き起こす心身の不調と対処法
※本記事は掲示板の投稿をまとめたものであり、その内容は個人の意見に基づいています。

