なあ、みんな。覚えているか?
かつて金曜の夜、お茶の間を賑わせていたあの金曜ロードショーの姿を。
時代は変わり、今や昔は当たり前だった作品が、もし現代に放送されたなら「苦情電話が殺到する」なんて言われちまう。まさに時代は移ろいゆく、諸行無常ってやつだな。
今回は、そんな「あの頃は良かった」と言わざるを得ない金ローの“攻めすぎラインナップ”を、当時の思い出と共に振り返ってみようじゃないか。
前提知識・背景:
かつて「水曜ロードショー」から現在の形に移行して以来、国内外の多くの名作を届けてきた金曜ロードショーだが、その放送内容は社会の倫理観や放送基準の厳格化に伴い大きく見直されてきた。特に、公共の電波を使用する民間放送事業者には、日本民間放送連盟が定める「放送基準」の遵守が求められ、人権、法と政治、児童および青少年への配慮、暴力表現、性表現など多岐にわたる項目で構成されているんだな。
騒動の経緯・時系列:
5ちゃんねるのスレッドでは、「今流すと苦情電話が殺到する金曜ロードショーの映画」というテーマで活発な意見交換が行われた。過激な性描写やグロテスクな暴力描写、さらに差別表現と受け取られかねない内容まで、幅広い作品が「現代では放送困難」と指摘されている。
ホラーとグロ、もはや伝説の領域へ
タイタニックがセーフだから…
犬神家の一族
獄門島この辺りは微妙やな
「スピーシーズ」と来たか!確かにアレは…昔はギリいけたんかもしれんな。しかし「タイタニック」と比べるのはちと違う気がするが…。ホラー系の名作もズラリと並ぶが、宮崎事件以降、スラッシャー映画はテレビ放送から姿を消したという歴史は重い。
性描写、エログロの時代が終焉を告げる
小学生だったけど9時過ぎに家族団らんでご飯食べててお茶の間が凍りついたの覚えてるわ
超能力学園
オッパイどころかマン毛も見えた
なんだっけ?ロリの裸が出てくる映画
レオンは無理やろな
氷の微笑 エマニエル夫人辺りは完全にアウトだけど
出たな、エマニエル夫人!
「ポルノ映画を家族団らんで…」なんて、今じゃ考えられない時代があったんだな、マジで。
「超能力学園」とか「レオン」とか、確かに今見たらアウトな描写満載の作品は山ほどある。昔のテレビは、良くも悪くももっと自由だったってことか。
「配慮」の波がコメディをも飲み込む
ガイジキャラはアカン
何年前に放送されてたが
人殺しが駄目ならほとんどのアクション映画放送できないやん
Mr.ビーンもガイジ関係から文句言われそうやから無理
まさかの「グーニーズ」や「ホーム・アローン」まで槍玉に上がるとは、これまた驚きだ。
「配慮」という名の潮流は、笑いの世界にも容赦なく押し寄せているってことだな。
昔はただ笑えたものが、今じゃ「差別表現」だの「暴力助長」だの言われる。生きにくい世の中になったもんだぜ…
あの頃の金ロー、激アツの伝説ラインナップ
自分が上級だと思うなら見なきゃいいのに
見た目はボロでも心は錦ってやつかw
森達也「放送禁止歌」を観る/読むして欲しい
実際にはクレームそのものがないのに上層部が「来たら面倒だから」で自主的にラインを引いてるようだよ
金曜ロードショーやばめラインナップ
1985.1 ザ・カー
1925.2 殺人魚フライングキラー
1985.5 13日の金曜日2
1986.5 オーメン
1986.6 エンティティ霊体
1987.6 バタリアン
1987.6 13日の金曜日完結編
1987.7 西太后
1988.5 ショックス
1988.7 ブギーマン
1989.5 バタリアン
1989.6 バタリアン2
1990.7 ストリッパー殺人事件
1990.9 バタリアン
1991.11 続・西太后
1992.3 西太后
1993.5 続・西太后
宮崎事件でスラッシャー映画が消え、グロはジョーズと西太后が多用されている
お勧めはエンティティ霊体。見えない霊にヒロインがレイプされまくる映画
日テレ、TBS、フジ、朝日、テレ東
いずれの21時のロードショーで一度も放送されてない
「クレームそのものがないのに上層部が自主規制」という話は、まさに忖度ってやつか…。
そして伝説のリストアップニキによる「ヤバめラインナップ」!「西太后」や「エンティティ霊体」…
いや、「見えない霊にヒロインがレイプされまくる映画」って、おいおいおい!
まさに古き良き(?)時代の金ロー、恐るべし!もうこんな時代は帰ってこないのかと思うと、ちょっぴり寂しい気もするな。
【深堀り!知的好奇心】金曜ロードショーの”攻め”と”守り”の変遷
日本のテレビ放送における映画の基準は、時代とともに劇的に変化してきたんだ。特に、公共の電波を使う民放は、日本民間放送連盟が定める「放送基準」を守らなきゃならん。人権、法と政治、児童や青少年への配慮、暴力表現、性表現など、多岐にわたる項目が社会の変化に合わせて見直されてるんだぜ。
BPOと放送基準のダンス:
放送倫理・番組向上機構(BPO)ってのは、視聴者からの苦情や倫理的な問題に対して、第三者の立場で対応する自主規制機関のことだ。例えば、2014年には人種・民族、性、職業、境遇、信条などによる差別的な扱いをしないっていう第5条の解説が大幅に改正されたりして、社会情勢がダイレクトに反映されるんだな。
宮崎事件がテレビを変えた⁉:
1988年から1989年にかけて起きた宮崎勤事件は、日本のテレビにおける暴力描写の規制にデカい影響を与えた。犯人がアニメやホラービデオを持ってたって報道(後にデマと判明したけどな!)が、スラッシャー映画やグロいホラーをゴールデンタイムから追い出したんだ。放送基準では「殺人・拷問・暴行・私刑などの残虐な感じを与える行為を、誇大または刺激的に表現しない」ってハッキリ書いてあるから、当然の流れか。
性表現、昔と今のギャップ:
性表現についても、「全裸は原則として取り扱わない」「性的犯罪・変態性欲・性的倒錯などの取り扱いは特に注意する」っていう基準がある。昔は「エマニエル夫人」みたいなソフトポルノも放送されたけど、今じゃR15相当でCS放送とかでしか見れないレベルだ。当時の基準がいかに今と違ったか、思い知らされるよな。
「配慮」が生む新たな規制:
最近じゃ、身体的特徴や特定の属性を持つ人物の描写に対する配慮も厳しくなってる。「人種・性別・職業・境遇・信条などによって取り扱いを差別しない」って明確に定められてるから、「グーニーズ」のスロースみたいな描写も、現代の「配慮」意識からすると危ういって話になる。いくら意図がなくても、不快感を与える表現は避けられる傾向にあるってわけだ。
映画の編集と時間の壁:
テレビで映画を放送するとき、ほとんどの作品は放送枠に合わせて編集(カット)される。長い映画は大幅にカットされることもあって、アクションシーンの暴力描写やプライムタイムに合わない性描写なんかが対象になるんだ。かつては「ノーカット放送」って宣伝もあったけど、CMがある民放じゃ完全にノーカットなんてのは稀な話。エンドロールがカットされるのも日常茶飯事だったな。
時代とともに変わる放送基準:
こうやって見ると、社会の情勢や視聴者の意識、BPOの活動なんかを通じて、テレビの映画放送の基準ってのは絶えず進化してるんだな。昔は当たり前だった表現が、今じゃ「放送NG」になるなんて、まさに時代の変化の縮図って感じがするぜ。
【緊急発表】AIが自動選出した金ロー放送NG映画 TOP3
関連リンク
- 日本民間放送連盟 – Wikipedia
- BPO 放送倫理・番組向上機構
- 宮崎勤事件 – Wikipedia
- 放送基準について – BPO
- 映画の性描写、テレビ放送の「自主規制」と「基準」を徹底解説! | マガジン | BS10 スターチャンネル
- 放送における補償と放送規制 – BPO
- 「金曜ロードSHOW!」の放送時間拡大の裏に隠された事情を解説! (2021年4月2日) – エキサイトニュース
- ストリッパー殺人事件 – Wikipedia

