ネットに蔓延る玉石混交の情報。その中でも特に異彩を放ち、議論を巻き起こしているのが、ある政党の主張の数々だ。今回、我々が深掘りするのは、その”面白すぎる”エピソードが野球の打線に見立てられ、SNSで嘲笑と懸念を呼んでいる「参政党」を巡る騒動である。
前提知識・背景
参政党は2020年4月に結党後、2022年の参院選で国政政党に躍進。2025年現在、地方議員も増やし全国に支部を広げている。当初はナショナリズムや反グローバリズムを掲げ、反ワクチン・反マスク層、有機食品支持層に訴求してきたとされている。近年では減税などの経済政策と共に排外主義的な主張も打ち出しており、その支持層はオーガニック志向のママ層から熱狂的な「推し活」ファンまで幅広い。
騒動の経緯・時系列
彼らの主張の中には「マコモ湯」「おしっこホメオパシー」「ワクチンは殺人兵器」「発達障害は存在しない」「360万円の波動米」など、疑似科学や陰謀論と批判されるエピソードが多数存在し、これらが野球の打線に見立てられてネットで拡散。スレ民からは「オウムかな?」「民主主義のバグ」といった辛辣なコメントが殺到している。主要メンバーの離党が相次ぎ内部崩壊も報じられる中、党はネットでの批判に対し法的措置も辞さない構えを見せている。
「怪しい打線」の衝撃 – ネットを揺るがす奇妙な主張
1(遊)マコモ湯
2(二)癌は戦後
3(右)おしっこホメオパシー
4(一)ワクチンは◯◯兵器
5(三)発達障害は存在しない
6(中)360万円の波動米
7(左)ありがとう農法
8(捕)電磁波除去シール
9(投)小麦はGHQが持ち込んだ
さやママはベンチ外や🥹
スレ主が放つ「怪しい打線」は、そのカオスなラインナップでまさに度肝を抜く。マコモ湯からおしっこホメオパシー、波動米に至るまで、その主張は疑似科学のオンパレードであり、多くの人々に衝撃を与えている。この打線の破壊力は、ジャンボタニシ農法やフラットアースといった他候補をベンチ入りすらさせないという指摘が、その異常性を物語っているだろう。
陰謀論と疑似科学の深淵 – 恐怖と失笑の連鎖
いや結局発達障害はあるのか無いのかはっきりせえ😅
https://i.imgur.com/giqMixM.jpeg
カツドンチャンネルかな
幹部何人離党してるんだよってくらい離党者多いよな
やっぱり環境に配慮した良いもの使わないとね😁
アムウェイやん!
アムウェイはグローバリズム企業では…?
食品添加物の勉強会(迫真)
「オウムかな?」という過去の事件を想起させる声が上がるほど、その主張の特異性は際立つ。特に、「発達障害は存在するのか否か」という論理矛盾や、「おしっこホメオパシー」といった狂気の民間療法は、科学的根拠を欠いているだけでなく、社会に混乱をもたらしかねない。また、アムウェイ製品の使用疑惑は、党の理念と行動の間に存在する深刻な乖離を示唆している。
政治とスピリチュアルの交差点 – 混迷する思想の先にあるもの
参政党の農薬デマ地味にヤバいよな。農家くらいしか騒いでないからスルーされてるが
日本滅亡の時やな
党としては特にないやろ
変な議員はおるけど
参政党は熊森協会と仲良しなんや
自民党→経済会、自営業者
国民、立憲→連合、労働者
公明党→創価学会
維新の会→支持母体なし
参政党→オーガニック好きの地域のママ
支持母体はこの認識よな
電磁波除去シールを販売していた人物が都議を務める現実、そして農薬に関するデマが野放しにされている状況は、社会が科学的根拠に基づかない主張に如何に脆弱であるかを浮き彫りにする。クマ駆除を巡る議論も、単なる動物愛護を超え、生態系管理という専門性の高い領域にまで彼らの影響が及んでいることを示唆する。
広がる波紋と社会への影響 – 問われる政治の役割
ショート動画「空中浮遊してみた」が1億再生やな
投げ銭すごそうだな
まさにお布施
「ワクチンは毒!」←ん?
「日本はユダヤに支配されててさぁ!2020年アメリカ大統領選挙は不正でさぁ!」←😅😅😅
「地底人の教えを学ぶスピリチュアルセミナー」が抜けてるぞ
なんやこのセミナーは…
破壊力やべえな
「麻原でも当選できそう」という発言は、単なる皮肉では済まされない。根拠なき陰謀論や疑似科学が、政治の舞台で一定の支持を集める現実が、民主主義のあり方を根底から問い直している。特に「地底人の教え」セミナーや奇妙な儀式動画は、政治活動とスピリチュアルの境界線が曖昧になっている現状を象徴しており、有権者が真に何を求めているのか、深く考察する必要がある。
【深堀り!知的好奇心】参政党の真実と社会背景
参政党がなぜ、これほどまでに論争の的となる主張を掲げ、なお支持を拡大しているのか。その背景には、現代社会が抱える根深い不信感と、情報過多な時代特有の現象が見え隠れする。党は結党以来、ナショナリズムと反グローバリズムを旗印に、既存政治への不満を抱える層や、特定の健康志向を持つ層に深く浸透してきた。
政治の空白を埋める「共感型リーダー」
コロナ禍における政府の政策への不信感は、多くの人々に新たな情報源や価値観を求める動きを生んだ。神谷宗幣代表のような「共感型リーダー」が、シンプルで分かりやすい(とされる)メッセージを発信することで、複雑な現代社会への不安を抱える層の心を掴んだとの分析がある。 しかし、そのメッセージの多くは科学的根拠に乏しく、時に既存の知識体系と真っ向から対立する。
- 疑似科学の台頭: マコモ湯、おしっこホメオパシー、波動米、電磁波除去シールなど、エビデンスに基づかない製品や療法が、健康への不安を煽り、高額で取引されるケースが散見される。これは、現代医療や科学への不信が背景にある。
- 陰謀論の拡散: 「ワクチンは殺人兵器」「小麦はGHQが持ち込んだ」「人工地震」「地底人」といった陰謀論は、複雑な社会問題を単純な善悪二元論に落とし込み、人々に分かりやすい「敵」を与えることで、共感を呼ぶ。特にSNSの普及は、こうした情報の拡散を加速させた。
「日本人ファースト」の裏に潜むもの
「日本人ファースト」というキャッチフレーズは、一見すると愛国心を刺激する魅力的な言葉に聞こえる。しかし、その内実には、排外主義的な主張や、他者を差別する構造が潜んでいるとの批判も少なくない。2025年12月に発表された外国人政策に関する提言も、「無制限な受け入れを抑制し、日本社会に適応し自立可能な人材を選択的に受け入れる」という名目のもと、外国人に対する新たな線引きを設けようとしている。
参政党の一部支持層は、その活動をまるでアイドルの「推し活」のように捉え、熱狂的な支持を見せているという。これは、従来の政治参加の枠を超えた、現代的な現象と言えるだろう。 しかし、その熱狂が、批判的思考を鈍らせる危険性も指摘されている。
内部対立と未来への展望
武田邦彦氏など主要メンバーの離党が相次ぎ、「内部崩壊」や「分裂」といった報道もなされているが、党はネットでの批判に対し法的措置も辞さない構えを見せている。 彼らの主張が今後、日本の政治と社会にどのような影響を与えていくのか、ジャーナリズムとして引き続き注視していく必要があるだろう。単なる「おもしろエピソード」として消費されるだけでなく、その背景にある社会的な病理を深く見つめ直すことが求められている。
【画像生成プロンプト: Abstract illustration of conflicting ideas: a political party logo entangled with swirling symbols of pseudoscience, conspiracy theory diagrams, and spiritual motifs, set against a backdrop of a confused public and a spotlight on a shadowy political figure. The overall mood is serious and investigative, with a hint of confusion and concern.]












