日本の排他的経済水域(EEZ)内、南鳥島沖で発見された膨大なレアアース泥の採掘に向けた動きが活発化しています。このニュースは、ハイテク製品に不可欠でありながら、中国への依存度が高い日本の資源供給に一石を投じる可能性を秘めており、大きな注目を集めています。

【前提知識】南鳥島レアアース開発と日本の経済安全保障
南鳥島沖の深海に広がるレアアース泥は、日本の経済安全保障強化の切り札として期待されています。スレッドのタイトルに見られるような「早ければ3年後にも本格採取可能へ!中国完全に終わるwwww」といった表現は、この話題への世間の高い期待と関心の表れと言えるでしょう。この開発が実現すれば、日本が長年抱えてきたレアアースの対中依存という課題からの脱却に大きく貢献すると見られています。
南鳥島レアアース開発、その光と影
南鳥島沖レアアース、3年後にも採取実験 東大など東京大学と三井海洋開発、三井物産は、南鳥島沖の海底に広がる泥が含むレアアース(希土類)の採取実験を始める。
泥を吸い上げる技術開発を進め、早ければ3年後にも日本の排他的経済水域(EEZ)内で本格採取が可能になる。ハイテク製品に不可欠なレアアースは中国が世界需要の9割以上を生産しており、日本で調達できれば安定供給に役立つ。
https://www.nikkei.com/article/DGXNASGG20009_Q2A720C1MM0000/%E2%89%88%E2%89%88
「3年後」は現実的か?揺れる期待と懐疑の声
日本のレアアース発掘が実用化されるのに何年必要ですか?まとめ(年数ベース)
🔹 最短でも:約5年
🔹 現実的には:約7~10年
🔹 本格的な商業生産:2030年前後
と考えられています。
それまでレアアース無しでどーすんの?
今2026
最短で5年なのに本格的な商業生産が2030前後なの?
商業ベースは中国がぼったくり相場仕掛けない限りない
日本政府が補助金出して補填しないと中国と価格競争負けると思う
採掘後の精錬はどうするの?
「早ければ3年後」というスレ主の optimistic な見込みに対し、多くの人々は慎重な姿勢を見せています。現実的な商業生産には5年から10年、あるいはそれ以上かかるとの声が多数を占め、採掘だけでなく、精製やコスト競争力といった課題も山積しているようです。確かに、長期的な視点での開発は重要ですが、それまでの供給をどう確保するのかという、足元の課題もまた喫緊のものです。
レアアース精製、環境汚染と中国の影
わざわざ海底から取る意味がない
含有率が多くて放射性廃棄物が断然少ないことが解っている。
中国のレアアースは精錬の過程で物凄い環境汚染を引き起こしてるが中共が見て見ぬふりしてるんで問題ない
南鳥島のはレアアースの品質が良ければ精錬も難しくなくなるかもしれん
ていうか、そういう現場の人権無視でコストも圧倒的に低いのよね
結局はオーストラリアとか他国でとったレアアースも加工工程が整ってる中国で加工されるわけだし
緩やかに中国への依存度は下げていく方向だろうけど、現実的にはレアアースは中国に頼るという構図は変わらんと思うよ
多分、数年後は日本も中国も今回の件は忘れ去られたかのようにレアアースの取引は再開してると思う
その辺掘れば出てくる精製の方が問題だ
物凄く環境に良くないし、作業員の健康を害する
人権のない中国だから、あれだけ一手に精製・販売を引き受けられるこれが判ってない奴が多い
レアアースの本質は、その精製過程にあります。中国が世界の9割以上の供給を担ってきた背景には、精錬における環境汚染や人件費を軽視できるという「強み」がありました。南鳥島のレアアース泥は含有率が高く、放射性廃棄物が少ないという利点がありますが、精製技術の確立と環境配慮を両立させることは、中国が築き上げたコスト競争力にどこまで対抗できるかという大きな課題を突きつけます。
「また詐欺か?」過去の失敗と既視感
なんかいつのまにか話題にすら上がらなくなったよな
突っ込むべきは13年前に3年後までに試掘するはずだったのが13年経ってまだ試掘出来てないことだな
過去にはメタンハイドレートなど、日本の資源開発プロジェクトが「本格採掘」を謳いながらも、いつの間にか話題にならなくなるという経緯がありました。このため、「また同じことの繰り返しではないか」という懐疑的な見方も根強く存在します。スレでは、今回のレアアース報道が2012年のニュースの焼き増しではないかという指摘も挙がり、進捗の遅さへの不満が垣間見えます。
「安物買いの銭失い」経済安全保障としてのレアアース
でも政治カードで脅しに使われるくらいなら自前で採取した方がマシなんだよ
何より信用できない相手と取引などするべきではない、当たり前の事だよ。
割高になったとしても資源を自前で確保する方がトータルで安くつくんだよ
頭を下げてまで買うのは最悪の選択
今まで何を見てきたんだ
15年やってたのは「研究」であって今それがようやく終わった段階でフェーズが変わったんだよ
実際に資源があるかとか採掘できるかとかの基礎研究が終わって「事業」として商業化を目指す段階に入った
今までは国も民間も採算が取れないからと安い中国産にかまけて平和ボケしてたけど昨今の国際情勢は資源をちらつかせて恫喝する外交が主流になりつつある。ここに至って政府は危機感を持ってようやく経済安全保障の観点から重い腰を上げて大規模投資をすることになったわけだ
高市政権が国策としてリスクを肩代わりして一気に実用化へ加速させたということ
当初は「買った方が安い」とされてきたレアアースですが、中国が資源を政治カードとして利用する現状を受け、自国での確保の重要性が再認識されています。長期的に見れば、多少コストが高くても、信用できない相手に頭を下げるより自前で賄う方が賢明だという意見が多数を占めます。これまで「研究」段階だったものが、国際情勢の変化を背景に「事業」段階へと移行し、経済安全保障の観点から国策として推進され始めたという見方も示されています。
高コスト、環境問題、そして妨害の懸念
民間企業が自らの意思で国産レアアースを買ってくれるってことはないだろう
増加コスト分を税金で補填するってことになるんじゃないかな?
それなら民間企業も買えるが
採掘すればするほど税金垂れ流しという世界になってしまう
でもそんなダンピングはいつまでも続かない
放射性物件の汚染は人員にも土地にも周辺環境にも深刻なダメージを残す
それらを後から解決しようとしても費用がより大きくかかる上に素でに取り返しのつかないものもある
仮にコスト関係なく実用化できたとして、海底6000mまでパイプ伸ばしてるんだから、そのパイプを破壊されたら終わりだろ中国なんて敵対国の海底ケーブル切断しまくってるんだから
6000mのパイプを破壊しない なんてないだろ海底ケーブルですら白を切られたらそれ以上何もできないのに、深海のパイプライン なんてそれこそやりたい放題されるだけ
中国が海底ケーブル切断したって戦争になってないだろ
日本は遺憾砲ぶっ放すだけ
あのさ、南鳥島のレアアースの話ってまだ『◯◯から癌の特効薬になり得る細胞の抽出に成功!』というニュースのレベルだぞ
実用化に30年かかるかもしれない特効薬は引き続き研究して頂くとして、その間はどうすりゃ良いんだよ
結局のところ中国に回してもらうしか無いじゃん
さすがの『愛国者』もその理屈はわかるだろ?
最初は安いかもしれないが次第に難癖言いがかりをつけられてどんどん高くなる
最終的には富士山どころかエベレスト頂上の自販機でジュースを買うのと同じことになる日本人の海底レアアース掘削プロジェクト、中国人にめちゃくちゃ馬鹿にされてしまう…
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1768198570/l50>富士山の頂上にある自販機でジュースを買ってくるようなもんでしょ?
中国人に頭を下げれば、安く買えるのに
南鳥島レアアースの開発には、依然として高いコストや深海採掘に伴うインフラの脆弱性といった課題が指摘されています。特に、中国による海底パイプライン破壊といった妨害工作の可能性も示唆されており、国際情勢の不安定さがプロジェクトに影を落とします。一方で、「暴力団に頭を下げる」と中国を比喩するレスもあり、価格だけでなく、サプライチェーンの安定性や外交的圧力を考慮した戦略の必要性が浮き彫りになっています。
【深堀り!知的好奇心】南鳥島レアアース開発の現在地と未来
南鳥島沖のレアアース開発は、単なる資源開発に留まらず、日本の経済安全保障と国際的地位を左右する国家的なプロジェクトとして進行しています。最新の動向と、それを取り巻く様々な側面を深掘りしていきましょう。
📌 1.トピック最新情報:世界初の海底レアアース採取実証テスト
2026年1月より、地球深部探査船「ちきゅう」を用いて、南鳥島沖で本格的な「海底レアアース採取実証テスト」が開始されました。水深約6,000mの海底から連続的にレアアース泥を回収する世界初の試みです。これが成功すれば、2027年からは本格的な試験採取へ移行する計画が立てられています。
- 中国との緊張とレアアース供給: 中国政府は一部レアアース・デュアルユース品(軍民両用)の輸出禁止を発表し、日本政府はこれを強く批判しています。中国は軍用品転用防止と国家安全確保を理由に7種のレアアースの輸出管理を厳格化しており、この動きが日本のレアアース供給網に大きな影響を与えています。
- G7・米国との連携推進: 日本政府は米国やG7各国と協調し、レアアース供給確保と市場多様化の重要性について国際的な議論を進めています。2025年には日米重要鉱物枠組み協定が締結され、日本のプロジェクトは同盟国のサプライチェーン弾力性確保の礎石として位置づけられています。
📌 2.公式プロジェクト全体像:日本の年間需要数百年分を秘める
南鳥島周辺の海底泥には高濃度のレアアースが存在し、東京大学・JAMSTECの調査では、日本の年間需要の数十年から数百年分に達する莫大な資源ポテンシャルを持つとされています。特に、中国の陸上鉱山の20倍の品位を持つ「超高濃度レアアース泥」であり、EVモーターや防衛産業に不可欠な重希土類の含有比率が極めて高い点が戦略的に重要視されています。
- 深海採掘実証プロジェクト: JAMSTECが中心となり、内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の一環として推進されています。2026年1月には水深6,000mからの泥回収システムの技術開発に着手し、2027年1月には1日350トン規模の揚泥試験を予定。閉鎖型循環方式を採用することで、環境への影響を最小限に抑える試みがなされています。
- 精製施設の整備構想: 将来的には泥からレアアースを分離・精製する施設の整備構想もあり、日本企業との協働により、脱水、分離・精製技術の確立を目指しています。
- 米国との共同開発: 地政学的な意味合いも強く、日米両国は供給網の安全保障の観点から協力強化を進めています。
南鳥島のレアアース泥は放射性物質や有害物質が陸上鉱山より少ないとされています。これは環境負荷低減の大きなメリットとなるでしょう。
📌 3.スレ内の発言・噂の真偽判定
- 3年後に本格採取可能: 実証試験は事実であり、2026年1月から採取実験、2027年からの試験採取へ移行する計画ですが、商業生産ラインの確立はまだ未定です。
- 中国が完全に終わる: これは誇張表現です。中国依存脱却には長期戦略と国際協力が必要であり、数年で中国の支配力がなくなるわけではありません。
- 13年前の記事の焼き回し: 元々2013年調査を活用したプロジェクトですが、現在の動きは最新の技術実証試験開始であり、過去の「研究」段階から「事業」段階へフェーズが変わったと認識されています。
- レアアースの精製コストが勘違い: 海底採掘は技術的課題とコスト課題があり、精製負担も不透明な部分が多いです。中国産レアアースが安価なのは、精錬過程における環境汚染対策や人件費を軽視しているためという指摘があります。
- 中国が嫌がらせしてくる: 中国による輸出規制強化は現実ですが、具体的な採掘現場での妨害は公式には確認されていません。ただし、中国が南鳥島EEZに隣接する海域でレアアース泥の調査を精力的に実施していることは確認されています。
📌 4.FAQ:よくある疑問
- Q1. 「すぐに日本がレアアース供給国になるの?」
A1: 短期的には「実証試験」段階です。商業レベルで継続的に供給できるかは未確定ですが、政府は2028年以降の本格的な生産体制確立を目指しています。 - Q2. 「レアアースってどれくらいあるの?」
A2: 日本の南鳥島沖には、約世界3位の埋蔵量に匹敵する約1600万トンのレアアース泥があるとされる調査結果があります。特にハイテク製品に不可欠な重希土類元素が豊富です。 - Q3. 「中国からの輸入依存は本当に下がっている?」
A3: 過去の約90%から技術やサプライチェーン多様化で約60%に低減しています。オーストラリアや米国からの調達多様化も進められています。 - Q4. 「海底採掘って環境問題は大丈夫なの?」
A4: 深海生態系への影響が懸念されており、試掘段階では海洋環境影響評価のモニタリングシステムが使用され、同時に環境規制の整備も議論されています。環境配慮ガイドラインの作成も進められています。 - Q5. 「3年で中国は終わる?」
A5: これは誇張表現です。中国には依然として大規模な精製・供給インフラがあるため、数年で支配力がなくなるのは非現実的です。中国はコスト競争力の維持や市場ダンピングに注力することで対抗すると予測されています。
南鳥島レアアースの開発は、日本の未来を左右する壮大な挑戦と言えるでしょう。技術的、経済的、そして地政学的な課題は山積していますが、それでも日本がこの一歩を踏み出す意味は計り知れません。我々は、この「静かなる革命」が、真に日本の資源自立と経済安全保障の礎となる日を心待ちにしています。
関連リンク
- Japan sets sail on rare earth hunt as China tightens supplies – Reuters
- Japan condemns China’s dual-use export ban as rare earth curbs loom – Reuters
- Japan to explain stance on China’s export controls in US next week, finmin says – Reuters
- 南鳥島レアアース最新情報:2026年採掘開始と中国規制への対抗策 | トレンドニュース
- レアアース供給多様化 豪に追加出資・米産確保 | 鉄鋼・非鉄金属業界の専門紙「日刊産業新聞」
- 南鳥島レアアース泥・マンガンノジュールを開発して日本の未来を拓く | 東京大学基金
- 南鳥島レアアース開発:日米協力の歴史的経緯と多角的影響|Takumi – note
- 岡本硝子、南鳥島沖レアアース泥試験で「江戸っ子1号」を活用 – 財経新聞
- 期待が強まる国産レアアース。南鳥島沖に眠るレアアース泥の開発は「中国依存」脱却の切り札になりうるが、壁は高い – 東洋経済オンライン
- レアアースとは?スマホ・電気自動車・再エネを支える希少な金属の正体|用途・環境問題・自由研究にもおすすめ – MOANAVI
- レアアースを含む重要鉱物の安定供給が使命!JOGMECの役割と理事長に聞く今後の展開
- 日豪連携で強める重要鉱物供給網(1)資源大国オーストラリアの潜在可能性 | 高まる経済安全保障リスク、各国・地域の自律性向上と不可欠性確保に向けた戦略とは – 特集 – 地域・分析レポート – 海外ビジネス情報 – ジェトロ
- なぜ南鳥島周辺にレアアース泥が集積しているのか?中国の独占状態に楔を打ち込むレアアース泥の可能性 – JBpress
- 期待感が高まるレアアース関連銘柄をピックアップ! | 株のことならネット証券会社【三菱UFJ eスマート証券】
- レアアースの供給と課題 – JOGMEC金属資源情報
- 中国による新たな輸出規制措置、選択肢が限られる中で日本が対抗する方法とは? – 東洋経済オンライン
- レアアース泥の環境影響を調べる
- 国産レアアース試掘へ 地球深部探査船「ちきゅう」が南鳥島近海へ向け出航 – YouTube
- 南鳥島レアアース採掘の可能性と課題~日本の経済安全保障の強化に貢献できるか
- 中国の対日レアアース輸出規制 – 日本金融経済研究所
- 【2026年を南鳥島レアアース開発の元年に】深海の静かなる革命の実現で「資源の定義」が変わる!21世紀の「宝の島」を現実にするために日本がすべきこと – Wedge ONLINE
- 南鳥島レアアース試験掘削:採算性と経済規模の展望|オーカズ – note
- 海洋研究開発機構ら、国産レアアース採鉱試験で南鳥島域へ出航 – MOTOR CARS
- Vol.42 「日本の生命線」南鳥島沖レアアース:経済安全保障と産業競争力強化の鍵 – エネフロ
- 忘備録 日本のレアアース事業の肝|Seizougyou – note
- 【徹底解説】中国の軍民両用規制 vs 日本の南鳥島レアアース開発!高市政権が狙う「保守銘柄」法案と解散シナリオとは? – 選挙ドットコム
- 「日本の海に眠るレアアース」は誰のものか?外国企業が採掘した場合の“税金の行方”【国際税務の専門家が解説】 | ゴールドオンライン
- 脱レアアース関連株 本命株 出遅れ株 一覧 – かりんの株レポ
- 「日本の海に眠るレアアース」は誰のものか?外国企業が採掘した場合の“税金の行方”【国際税務の専門家が解説】 – ライブドアニュース
- 国内海洋資源開発の推進に向けた方針
- 日本のレアアース資源確保への挑戦 | Ocean Newsletter | 海洋政策研究所 – 笹川平和財団
- 【杉村富生の短期相場観測】 レアアースの確保が日本の命運を左右する! – Yahoo!ファイナンス
※本記事は掲示板の投稿をまとめたものであり、その内容は個人の意見に基づいています。