『けんちくお仕事体験フェスタ』のニュースから始まったスレッドは、足場、鉄筋、解体という建設現場の主要な職種を巡る、過酷ながらもリアルな声で溢れかえりました。一体どの仕事が最も過酷で、どの仕事が「おすすめ」されるのでしょうか。現場の職人たちが語る本音に迫ります。

【前提知識】建設現場の3大職種、その概要と危険性
スレッドの議論をより深く理解するために、まずは足場、鉄筋、解体という3つの職種がどのような仕事で、どのような危険が伴うのか、基本的な情報から確認しておきましょう。
足場(とび職)
- 建物の骨組みを組み立て・解体する高所作業の専門職です。高所での転落リスクや重機操作も伴うため、専門技能や資格が有利とされます。
- 厚生労働省の統計によると、建設業全体で転落災害が最も多い死亡事故原因の一つです。
鉄筋工
- 構造体の骨となる鉄筋を加工・配置・結束する作業です。建物の耐震性に関わるため精密さが求められ、肉体的負担と同時に技術・知識も必要とされます。
- 重い部材の運搬と狭いスペースでの精密作業が重なり、身体的負担が大きいと評価されています。
解体工
- 建物や構造物を壊す作業で、粉じん(アスベスト等)のリスクが高く、様々な安全対策が要求されます。
- 解析では、解体作業も重大事故の発生件数が他作業に比べて高い傾向が示されています。
想像を絶する「きつさ」の洗礼 – 鉄筋・足場のリアル
https://biz.chunichi.co.jp/news/article/10/116542/
解体はアスベスト吸いまくり
てことで鳶かな
鉄筋は夏が地獄よ
照り返しの酷いスラブの上で配筋結束、型枠で囲まれた中での壁配筋、セコい元請けがクレーンケチって手運び
マジヤバい
鳶やってた奴でキツくて鉄筋工バックレたっての2人いたわw
型枠大工の事だろ?
全然違う
鉄筋工はコンクリ打つ時の骨組み組む
長い鉄筋を何本も担いで運んでバラして結束線をクルクル捻って組む仕事
熱い物に強ければ鉄筋
粉塵に強ければ解体
ただしどれも死ぬ時は悲惨
まあ死に様がマシなのは鉄筋かな
鉄筋屋さんも足場からの落下で串刺しあるから何とも
スレ主の提起したイベントから、いきなり現場の過酷な現実が突きつけられます。特に鉄筋の夏場の地獄や、鳶職人が逃げ出すほどのきつさ、そして危険な事故の可能性など、想像を絶するリアルが語られます。
危険と隣り合わせの解体現場、そして「人」の問題
ストレス解消にもなりそうだしな
真鍮のバルブとかもアツい
現金が出てくるなんて早々あるもんじゃないけど
残置物は処分してってので売れそうなモノはたまにあったりする
古いLP盤とか本とか
チャイナに旅行に行った時、おばちゃんが結構いたぞ。
女性の鳶とか居るぞ
超が20個位つくレベルのレアだが
あれ相当なチビじゃないと務まらんわ
まとめもな日本人の仕事じゃないぞ
解体現場に対する「ストレス解消」や「金目のもの」といった声がある一方で、「反社と外人ばっか」という厳しい意見も。また、女性の参入や体格による向き不向きなど、現場の人間模様が垣間見えます。
論争勃発!「底辺」と揶揄される職種、そして安全への意識
クロス屋は建築業カースト最底辺だろ
素人がDIYでやれる内容で他の奴らと同じ職人名乗るのがおかしいって笑われてるぞ
ナヨナヨしてるキョロ充臭い奴がやたら多いし
最も女が多いのはコーキング屋
女が1番多いのは「美装屋」だ
https://news.yahoo.co.jp/articles/42f2eb4f43b6d1d206dd30c5659b7ff1b1df45e7
https://www.chunichi.co.jp/article/1193743
ブラジル人?が現場を仕切ってて中年の日本人2人が作業をしてた
進捗状況を聞こうと思い話しかけたが知恵遅れスレスレみたいな人たちで
会話がほとんど成り立たなかった
年取ってから身の振り方を考えんといかん様になる
独立起業で人を使うなら良いけど
工場とかで定年まで働ける仕事の方が良いよ
2013年7月10日 10:45
2010年、岐阜市で解体中の工場の外壁が倒れ、下敷きとなった女子高生が死亡した事故で、
業務上過失致死罪に問われた工事会社「丸万後藤興業」(岐阜市)の元専務、後藤宣弘被告(52)と
重機オペレーター、松本安司被告(62)に、岐阜地裁(室橋雅仁裁判長)は10日、それぞれ禁錮1年2月の判決を言い渡した。
求刑は後藤被告が禁錧1年6月、松本被告が禁錮2年だった。
https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG10012_Q3A710C1CC0000/
鉄筋は田植え耐性
「クロス屋」に対する厳しい評価や、解体現場の粉塵問題、そして実際に発生した死亡事故のニュースが重く響きます。体力的な限界や、外国人労働者の問題、そして安全管理の重要性が改めて浮き彫りになります。
現場の人間関係とコンプライアンスの波
圧接屋とかもありかも
体力的には墨出し屋が楽そうに見えるんだけどな
現場が始まる前に駆り出されて朝6時とかから動いてるのは大変そうだが
うちの義父が自宅に小さい工場作って溶接請負してた いま90歳でもう仕事してないみたいだけど80代半ばまでたまに仕事依頼があって溶接してたよ 目がちゃんと見えてて手の動きがしっかりしてるから年食っても仕事できたんだろうな 酒好きでコップ酒片手に仕事してたw
鉄筋は突貫多いしせっつかれる
解体は体に悪いけど手元からオペまでいろいろある
だがガラが悪いわな
まぁヤバい人種でもできるしな
あと地味に嫌なのが毎日箱バンに詰め込まれて現場行くのマジで無理ww
嫌いな奴 ムカつく奴 タバコ吸う奴 屁が臭い奴 電話で女と喧嘩して怒鳴りまくる奴みんなクソwww
解体は壊すだけだから実は楽なのか?なんか大変そう。
鉄筋はクルクルしてるだけでやればやれそうに見えた。戸建て位ならの話。
昔型枠のバイトしてた時に鉄筋の若い兄ちゃんが怒鳴られて泣いてたな
鉄筋が終わらんと建込み出来ないからスピード求められるんよな
溶接工や墨出し屋といった他の職種の話題から、現場の人間関係や労働環境、さらには「底辺」という厳しい言葉まで飛び交います。特に、相変わらずの「夏は死ねる」発言は、現場の過酷さを物語っています。
職人の誇りと、現場を巡る知恵と情報
むしろ見えない方がいい仕事の証みたいな
親戚の家の近くのビルの足場組んでた業者が新人使えないのか
普通に頃すぞとか怒号浴びせてたな
一回じゃなく俺聞こえてただけで20回以上 トラック横の会社名検索したら評判はお察しでした
建設中の現場から怒鳴り声聞こえてくると俺全然関係ないのにブチ切れそうになるwww
元請けと警察に電話
お、いいこと聞いたぜw
マジで元請けに電話したろw
いま現場のコンプラ対策めちゃくちゃ力入れてるから外野から話が来れば一発
今までが酷過ぎたってのもあるだろうが現場も変わってきてるんだなw
解体は原型はとどめているが中身が化学物質で死んでる
アスベスト調査も完全義務化になったけど罰則がユルユルだもんな
手元は塵拡散対策でほぼ水撒きしてるから楽
ただ水撒くだけの仕事やったら夏場とかやったら楽しいで
重機がコンクリのはりを掴んで壊すのを間近で見れるから迫力あるし、立ち上がるコンクリートの粉塵をホースの水で消すのも気持ちいい
解体はアホの就職先(イメージ)
鳶は特に土工がキツイけど金は良いはず
んで暗黙の了解みたいに割とそのへんルーズだよね
見事なもんやで
物と人との区別が付いてない。
フルチャっす、フルチャで八万す
鳶は初心者の人が早く上に上がれって言われて上がれませんってなんだよそれw
ただまぁ、監督の代わりや呼び出し。宅配の振り分けや職人の顔憶えて「これ、急ぎでしたよね」とか直接来た宅配持って行くとか、ゲート管理しっかりして上手く時間被っても何とか運搬車両や作業車の現場入庫をパズルのように組み立てるスキルは必要だが
後、掃除
腰壊したら終わり
ガッチガッチにサポーターつけてるぞ
石膏ボードの搬入
なんというか外構屋だのハウスメーカーだのみんないい加減過ぎ
メールはすぐに返さないし、どんぶり勘定だし、よくまぁ仕事出来るなと
工場だのの生産管理やってた人間が施工管理なんかやったら発狂するんじゃないの?
ゼネコンから見た職人への尊敬の念から、現場の怒号問題、さらにはコンプライアンス意識の変化、弱者向け職種への言及まで。職人のプライドや現場の知恵、そして業界への厳しい眼差しが混在しています。
【深堀り!知的好奇心】ネットの噂、その真偽は?
スレッド内で語られた様々な「あるある」や「イメージ」。これらは本当に正しいのでしょうか。公式情報や専門家の見解を基に、その真偽を検証します。
| 主張 | 科学的・公式な評価 |
|---|---|
| 足場が一番ラク | 部分的に誤解 — 足場は高所作業が常で、落下事故リスクが大きい。転落災害が建設業全体で最も多い原因の一つ。 |
| 鉄筋は鳶が逃げるほどきつい | 体力面では正当 — 鉄筋作業は重い部材運搬と狭いスペースでの精密作業が重なり負担が大きい。 |
| 解体は粉塵で体に悪い | 科学的裏付けあり — 解体現場では粉じん・アスベスト等の曝露リスクがあると専門論文でも指摘あり。 |
| 解体は現金・金属クズが取れる | 裏付けなし — 個人利用や盗難は法的に禁止・違法であり公式情報では安全性・法令遵守が強調されます。 |
【用語解説・Q&A】足場、鉄筋、解体の「ホントのところ」
建設現場の仕事について、よくある疑問に専門的な知見を交えてお答えします。
Q1.「足場、鉄筋、解体ってどれが楽?危険は?」
- 足場 — 高所作業がメインで、転落・墜落事故が建設業全体で最多の死亡事故原因です。墜落防止策が進んでいますが、依然リスクは高いです。
- 鉄筋 — 鉄筋は重量と精密作業の両方が要求され、体力と技能が必要です。重い材料による身体的負担が大きいという評価が複数紹介されています。
- 解体 — 粉じん、騒音、構造物崩落の危険があるため、現場管理と安全対策が必須です。解体だけを楽と断定する根拠はありません。
まとめ: 体力・危険性の種類は異なり、どれが「楽」と単純に断定できるものではありません。
Q2.「どの仕事が将来性・就職に強い?」
- 足場・鉄筋・解体いずれも建設現場で常に需要があり、建設需要がある限り安定した仕事です。
- 足場・とび職は多用途で技能者不足が指摘されているため、資格をとれば給与面で有利な場合もあります。
Q3.「現場は外国人ばかり・反社が多いって本当?」
- 公式統計では、建設業では外国人労働者の割合が増えているというデータがありますが、反社会勢力が多いという公的な裏付けはありません。
- 労働者不足の中で外国人労働者が増えているのは事実であり、これは労働力の確保という構造的な事情によるものです(法令順守が前提)。
Q4.「高所作業が苦手だとどれが向いてない?」
- 足場(とび職) — 高所作業の比重が高いため、高所恐怖症には不向きです。
- 鉄筋・解体は比較的地上での作業が多いですが、現場状況によって高所作業が発生するケースはあります。
【肯定派・メリット】
- 足場は高所に強く、バランス感覚に優れる人には向いている。
- 鉄筋工は複雑な図面を読み解く知識と技術、体力があり、完成した時の達成感は大きい。
- 解体は水撒きなど比較的楽な作業もあり、力仕事が苦手な人でも関われる可能性がある。
- 解体現場では、運が良ければ売れる残置物が見つかることも。
- 鳶職は現場で発言力が強く、元請けに意見が通りやすい。
【否定派・デメリット】
- 鉄筋は鳶が逃げ出すほど過酷で、特に夏の照り返しや手運びは地獄。
- 解体は粉塵(アスベスト含む)のリスクが高く、体に悪い。死亡事故も多発している。
- 足場は高所作業の危険性が非常に高く、落下事故や串刺し事故の可能性もある。
- 建設業全体に共通して、人間関係のトラブルや怒号が飛び交う環境がある。
- 特定の職種が「底辺の集まり」と揶揄されるなど、社会的なイメージが低い場合がある。
【独断と偏見】建設現場「きつさ」ランキング
スレッド内の声や公式情報を総合すると、それぞれの仕事が持つ「きつさ」の性質が見えてきます。あくまで独断と偏見ですが、ランキング形式でまとめてみました。
- 1位:鉄筋工
体力的なきつさ、夏の過酷さ、精密作業、スピードへの要求など、複合的な負担が非常に大きい。鳶が逃げ出すという声も頷けます。 - 2位:足場(とび職)
高所作業という精神的・肉体的負担に加え、常に落下という命の危険が伴います。バランス感覚や度胸が必要不可欠です。 - 3位:解体工
粉塵や騒音、アスベストといった環境リスク、そして構造物崩壊の危険性が常に付きまといます。人間関係の面でも「ガラが悪い」というイメージがつきがちです。
どの職種も想像を絶する大変さがありますが、それぞれ異なる種類の「きつさ」があることが分かります。
今回のスレッドで浮き彫りになったのは、建設現場という仕事のリアルな厳しさです。体力的な過酷さ、危険性、人間関係、そして社会的なイメージ。しかし、その中でも職人たちは誇りを持ち、日夜私たちの社会を支える建物を築き、壊しています。
どの仕事を選ぶにしても、そこには覚悟と、それを乗り越えるための知恵と仲間が不可欠でしょう。この議論が、これから建設業界を目指す人、あるいは現場で働く人にとって、少しでも考えるきっかけになれば幸いです。
関連リンク
- 足場・とび職の概要と仕事内容 — CareerPark
- 建設現場の仕事内容を解説 — note.com
- 鉄筋・足場作業の実務知識 — Hanabusa-co blog
- 解体作業の事故と安全対策 — ResearchGate
- 建設業の墜落・転落災害統計 — 厚労省 PDF
- 建設現場安全教育の一般指針 — 厚労省 PDF
- 建設業の儲かる仕事ランキングと独立後の年収 — garden-job.net