今後、ジャパンタイムズは徴用工を「forced laborers (強制された労働者)」ではなく「戦時中の労働者(wartime laborers)」と表現する。慰安婦については「日本の軍隊に性行為の提供を強制された女性たち(women who were forced to provide sex for Japanese troops)」としてきた説明を変え、「意思に反してそうした者も含め、戦時中の娼館で日本兵に性行為を提供するために働いた女性たち(women who worked in wartime brothels, including those who did so against their will, to provide sex to Japanese soldiers)」との表現にする。
こうした編集上層部の決定に、それまでの同紙のリベラルな論調を是としてきた記者たちは猛反発した。
「反日メディアであることのレッテルをはがしたい。経営陣として『アンチジャパン(反日)タイムズ』ではとても存続できない」と説明する水野博泰・取締役編集主幹に、記者側からは「ジャーナリズムの自殺行為だ」、「ファクト(事実)が問題であって、リアクション(読者らの反応)が問題なのではない」などの批判が噴出した。
安倍晋三政権に批判的だったコラムニストの記事の定期掲載をやめてから、安倍首相との単独会見が実現し、「政府系の広告はドカッと増えている」と編集企画スタッフが発言すると、「それはジャーナリズム的には致命的だ」との声も。翌日に開かれた同社のオーナーである末松弥奈子会長とのミーティングでは、発言の途中で感情的になって泣き出す記者もいるほどだった。
変更の表明から1週間ほどたった12月7日、水野氏は紙面に編集主幹の名で異例の全面社告を掲載した。その中で、同氏は変更によって読者の信頼を損なったことを謝罪したものの、変更自体を撤回する考えは示さなかった。
<部数と広告が低迷、厳しい経営続く>
日韓が対立を繰り返す慰安婦、徴用工という論争的な問題について、ジャパンタイムズはなぜ長年続けてきた表現を変更したのか。ロイターは同社幹部、社員、関係者、学識経験者ら数十人に取材し、その実情を探った。
同紙は日本初の英字新聞として1897年に発刊された。他の多くの日本のメディアと同様、第2次世界大戦中は政府の戦争遂行に協力する紙面を続けたが、終戦後は日本の責任を反省する社説を掲載、民主的な編集方針にかじを切った。「All the News Without Fear or Favor(恐れず、偏らない報道)」とのスローガンを掲げた同紙の報道姿勢にはリベラルとの評価があり、1998年には同紙の慰安婦記事について、保守系雑誌「諸君!」が「国を売るのかジャパンタイムズ」と題する記事を掲載したこともある。
一方、同紙の経営は厳しい状態が続いている。
<「報道部の雰囲気が変わった」>
編集部門の新しいトップとなった水野氏は次々と新たな指示やメッセージを出し、その一方で記者の間には動揺も広がった。
同氏の就任後間もない2017年8月、東京新聞は、小池百合子東京都知事が慣例を破って関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典に追悼文を送らないと決めたことについて、「排外主義助長の恐れ」などとする批判記事を掲載した。水野氏はこの記事について、記者宛てのメールで「こういうイデオロギー情報戦に安易に乗っからないようにしたい」と注意を促すとともに、「これを世界に伝えたところで、日本にとっても世界にとっても何1つ生産的、建設的、未来志向の結果をもたらさない」、「この件、報じる価値はまったく無い」などとの見解を示した。
それまで使われていた「forced(強制された)」という単語を抜き、「日本の軍隊向けの娼館に従事した女性たち(women who engaged in brothels for the Japanese military)」という表現に変えたいという内容だった。また資料として、過去の同紙、共同通信、AP、ロイターなどの慰安婦関連記事やコラムの1つ1つについて、メモで「ほとんどが韓国側の視点」、「日本をこき下ろしたいだけ」などと批判した。
<外部の圧力は「断固として否定」>
「1年以上にわたって議論を重ねた末、編集主幹たる私と編集局幹部の判断において最終決定した」。同氏はロイターの質問に書面でこう回答した。修正点に関しては「より客観的な視点を反映した」判断であり、「編集方針の変更を意図したものではない」と明言。同時に、「あたかも政治的圧力を受けたかのように誤解される余地を残した。しかし、ジャパンタイムズは外部圧力に屈したといういかなる見方に対しても、断固として否定する」と答えている。
同紙に圧力をかけたかどうかに関して、菅義偉官房長官は1月24日の会見で、「官邸ではまったくない。プレッシャーが具体的に何を指すのか承知していないが、官邸ではあり得ない」と否定した。
<保守派は歓迎、一方で信頼性失ったとの声も>
同紙の表現変更について、同研究所は12月上旬、オンライン上に「ジャパンタイムズの英断を支持する」と題するコラムを掲載。その中で「歴史を歪める表現の是正を求め、提言や意見広告を発表してきた国家基本問題研究所は、同紙の英断を全面的に支持する」とした。また、朝日新聞に慰安婦に関する英文記事の表現の変更を求めてきた弁護士のケント・ギルバート氏は、ツイッターなどで「ジャパンタイムズの決断を応援するメッセージを送ってください」と呼びかけた。
法政大学社会学部メディア社会学科の別府三奈子教授は今回のジャパンタイムズの表現変更に関連し、一部のメディアが政権寄りの報道姿勢に変遷していると指摘。「政権が(メディアを)コントロールしているというより、社内で上の顔を見て、世論の方を見ている、今は言わないでおこう、というトーンダウンが起こっている。ここ数年急に変わった」と話す。また同教授は、こうした流れは国家の論理と経営者の論理が強くなっている「世界的な潮流かもしれない」と話した。
ジャパンタイムズは収益立て直し策の1つとして2013年にニューヨーク・タイムズ(NYT)と提携、自社紙面とNYT国際版の2部構成でのセット販売を開始した。ロイターの取材に対し、NYTの広報担当者はジャパンタイムズが慰安婦や徴用工についての表現を変えたことについて、「両社の編集オペレーションは完全に分離されている。ニューヨーク・タイムズはこの問題について正確な表現を使用しており、今後もその方針は変わらない」としている。 [/bq]
これ
プロパガンダとジャーナリズムを履き違えてた事にようやく気付いただけ
誰もが容易に一次情報にあたれるようになり誤魔化しが効かなくなったからだよ
それは違うと思うな
理由は?
ネットで正しい一次情報を探すのが簡単だとは思わないというだけだよ
例えば慰安婦問題で正しい一次情報はどこにあるんだ?
元々全然騒ぎもしていない問題だったのを朝日新聞がわざわざ火をつけた
例え問題として存在していたとしても日韓協定で全ては解決済みだった
ってなことが日本国民もすぐに知れるようになったんじゃねーの
当時の慰安婦募集広告画像をネットにアップしたのが20年近く前
わざわざ画像に取り込みアップロードしてたんだよ
それからだね、朝鮮の嘘がボロボロと明るみに出た
よくわからんが 当時の一次資料=慰安婦募集の広告と言いたいのか?嘘だとは言わないが無限にある事実の一つに過ぎないだろ
それで、慰安婦がみんな自分の意志で、あるいは家族の意思で「慰安婦」というものが、どういうことか理解して募集に応じたというのは無理があるだろ
少なくとも慰安婦たちが軍人さん並のお給金を頂いていたことは分かったからね
もちろんアップロードされたのは広告のみじゃない
間違った報道の記事は廃れていく
それが全て
衰退はしゃーない
こいつらの反権力なんて、ただの自己美化商売文句だからな
北朝鮮拉致には冷淡だった人権屋連中と同じよ、騙されちゃあいけない
それな
中国や北朝鮮のように報道の自由や人権もなく、現在進行形でチベットやウイグルの人たちを弾圧、抹殺してるのにそのことを報道しないリベラルwジャーナリズム
へんな記者がいるんだな
路線転換は必然
そら編集方針変わるわ。
ただし、「歴史上の事実」と「彼らの信じる真実」との整合はとれないけどな。
日本のマスゴミは印象操作ばかりだから見放されるんだよ。
従った所で金にならないし
ただ、たぶんこの編集主幹はそれ以上に踏み込んでリベラル的な記事「ネットウヨが批判するような記事」は書かないように
方針転換するつもりだろうな
いずれにしてもネットで外国の記事が読める時代にジャパンタイムズの需要は減るばかりだろう。政府からのお金が増えても
購読数減少は止まらない まあこれは日本の他の新聞にも当てはまるけどね
少なくとも事実に反する要素はないだろw
のだから、社論を変えれば社員記者から反論が出るのは仕方がない。
記者は自分の思想に合う会社に転職したらいいのだけど、日本は終身雇用だから・・・
思想を広めるのが記者の仕事じゃないし、ジャーナリズムでもない。
より正しい情報を伝えるのが本来の仕事。
それを理解してない馬鹿記者は必要ないだろ
中立なんてないよ 「偏向」が当たり前だと思うべき
だから批判するなら「偏向」ではなく「正しくない」とか「説得力に欠ける」とか「事実でない」とかにすべき
慰安婦などその手の活動家の資金源に利用されただけで
ジャーナリズムの権力が悪用された典型例になった。
読んでるやつなんかおらんだろうし、
英字新聞毎日読む必要があるやつもこのスレにはいない
これはファクトである
反日リベラルメディアが正義というわけでもあるまいし
でも、相変わらず日曜日版は反日一色なのが気になる
それを調子に乗って無理な要求をするから嫌われるんだよ
人を相手にしていると思っていたが、そうではなかった
それに嘘ばかりつかれて、信じるに値しない生物だと
思っている。
二度と関わらないと思うよ。日本人は怒っているんだよ
好き勝手やりたいなら自分の城と金を持てばいい
気骨のあるジャーナリストはそうしている
これだよなぁ
広告と読者でメシ食ってるんだから、それぞれの意に沿う事しなきゃ
それが嫌ならネオジャパンタイムスでも立ち上げて広告主と読者募れよ
徴用工もこれから文句言ってくるって言ってたしその直後の変更だから
結局アメリカ人が言うと強いんかね
徴用工も慰安婦も日本だけじゃなくて欧米にも有った事だからねぇ
「強制された労働者」とか「性行為の提供を強制された」なんてヘンテコな説明にしたら欧米各国にも問題視されるだろ
WW2で敗戦した日本と違ってWW2以降でも米国やフランスなんかは戦時売春婦制度活用してたし、戦時下に徴用やら徴兵の義務が国民にあるのは当たり前なのに、その義務を強制と説明したら国のシステムが成り立たなくなる
>ウィキペディア見たら2017年に自民党の支援者が買収して自民新聞になってるんだな。
正しくは宮澤喜一で有名な宮澤家と新オーナーの家が昔から懇意な間柄ってだけ。ハト派と懇意ならハト派路線になるんじゃねーの?おぱよさんww