引用元タイトル【業界事情】とあるアニメーターさんが闇を語る!「アニメ業界は岐路に立っている」
引用元url: http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/moeplus/1456815152/
とあるアニメーターさんがアニメ業界の悪しき現状について語っています。
そのアニメーターさんは「アニメーターの離職率は9割で、”ベテランになれば稼げる”というのは誤った認識であり、結果的に”稼げる人だけ”残っているのが現状」と語り、あるプロデューサーがある人にそれなりのお金を払ってアニメ製作を依頼したら、「クリエイターにあまり金を払うな、こちらも払わなければならなくなると色々なアニメ業界関係者から文句が来た」
という驚くべきエピソードを語っています。
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たんぐ
@34Fanson
アニメ業界は岐路に立っている
3:13 PM – 28 Feb 2016
https://twitter.com/34Fanson/status/703825249867943938
ベテランアニメータ見ていてベテランになったらそれなりに稼げると思っている人、それは逆です、それなりに稼げる人だけが残っているだけです、なんせ離職率9割ですから、
3:22 PM – 28 Feb 2016
https://twitter.com/34Fanson/status/703827519456169984
単価で稼いでいるアニメーター例に出してアニメータは単価でも稼げるという人がいますが、イチローを例に出してプロのバッターはみんな2000本以上ヒット打てると言っているようなものなので耳を貸してはいけない。こういうものいいがアニメ業界の改善を阻害してきた
3:26 PM – 28 Feb 2016
https://twitter.com/34Fanson/status/703828674408112129
昔聞いた話で衝撃的だったので何度もツイートしているが、あるpさんがある人にそれなりのお金払ってアニメ依頼したら、クリエイターにあまり金を払うな、こちらも払わなければならなくなると色々なアニメ業界関係者から文句が来たという話、、、
4:07 PM – 28 Feb 2016
https://twitter.com/34Fanson/status/703838903212515328
商業用セルアニメでは、原画・作画監督・動画・動画検査などが該当する。作画力とキャラクターに演技をつける演出者としての能力も必要で、アニメーターの力量は映像に顕著に現れる。新人は、動画マンを経て、原画マンで経験を積み評価されると作画監督に昇格する。色付けを行う工程は「仕上げ」といい、アニメーターとは別の役職である。
ストップモーション・アニメーションでは、人形等の動きの設計を担当する者、3DCGアニメーションの制作では動きをつける者のことを示す。
日本における労働環境
アニメーターの多くは、有名クリエーターを夢見て目指す者が多い。成功したときの見返りは多く、高い実力の持ち主が独立した場合などは、多くの収入を得ることも出来るが、そこまで行ける者は、ほんの一握りで、一般的なサラリーマンの収入を得られるようになるまでが厳しく、また基礎から育てられずに動画から原画に促成的に移行させられ挫折し、業界を離れていくケースも多いと言われている。
現在の日本のアニメーターの多くは契約社員かフリーランス(個人事業主)であり、正規雇用(正社員)でないため、健康保険や厚生年金などの福利厚生は無い。固定給制である制作会社はスタジオジブリ、京都アニメーションなど少数である。また、実力を認められたアニメーターが会社側から拘束をうけ、単価とは別の固定給を貰うという場合も存在する。新人アニメーターの担当する作業は低単価の動画であるが、原画から育成する方針のスタジオも存在する。
動画1枚・原画1カットの単価×出来高制の業務委託・請負形式であるが、アニメ作品の商業的な成功失敗が、請負金額に反映されることは無い。作画監督は1話の制作期間(2ヶ月程度)拘束されるため、作品の掛け持ちや、或は制作会社が拘束料を支払い専属の契約社員となる場合もある。
新人アニメーターの多くは契約社員であり、劣悪な労働環境と収入の問題から1年間で90%が辞めていく状態である。平均労働時間は約18時間、週2回は徹夜で月収約2~3万円(新人)。中堅クラスのアニメーターでも月収は約7万5000円~10万円、良くても約15万円といわれ、実家からの仕送りや副業により収入を得ていることも多い。
収入が少ない理由として、1枚の動画の単価が約150円~200円程度であり、採用されなければ0である。また原画動画の単価は昔から大きく変化もしていないこともあり、アニメーターの約25%は年収100万円以下であるといわれる(日本芸能実演家団体協議会の2008年における調査)。
また30年ほど前は月に、1000枚ほど生産していた動画アニメーターが存在していたのに対し、現在は制作体制が変化し、パソコンにスキャンして彩色する関係上作画の線を綺麗に描かなければならないこと、視聴者から求められている作画のレベルが上がっていることから、1人で多くの枚数を生産しにくい状況となっており、月に500枚描ければ動画マンは一人前とも言われる。
動画の仕事を覚えると原画の仕事に移行する。原画の場合は1枚では無く、1カットの単価が約2000円~5000円となり、責任者である作画監督になると、1話あたりの単価が20~40万円ほどになるといわれている。
また、広告代理店やTV局が制作費の多くを中抜きしており、制作会社に与えられる制作費が少ないため、アニメーターに十分な報酬がない理由のひとつともいわれている。 アニメ監督の山崎理は、アニメ制作の予算配分はおかしく、音響監督、脚本家、撮影は、もらい過ぎではないかと疑問を呈している。
劣悪な労働条件を改善するため、2007年(平成19年)10月13日に、スタジオライブ社長の芦田豊雄の呼びかけで、日本アニメーター・演出協会(JAniCA)が設立された。
2008年(平成20年)に株式会社ボンズ名義でアニメーターの個人情報が流出する事件が起こり、アニメーターの格付けが行われている実態が明らかとなった。その格付けによると「こいつはクビ」「戦犯」「会社の癌」などとされていた(ボンズ側は一切関係ないと否定)。
2012年に自殺したアニメ制作会社の元社員男性が、過労による鬱病が原因と労災認定されたことが伝えられた。通院先のカルテには「月600時間労働」との記載があり、残業時間は多い時で344時間に上ったという。アニメーター - Wikipedia
これからは苦しくなるんじゃないかと
淘汰が無ければ成長もしないんだけどな。
を上げてしまう。そして面白い脚本があれば、もはや日本のアニメ制作会社
は必要がなくなる。というか日本のアニメ産業終わり。って図式にならない
ようにね。なったら悲しいぜ。
>>8
そうなるよ
エンタテイメント映画は韓国が圧倒的
歴史ドラマは中国がおもしろい
家電と同じで馬鹿にしてた中韓に抜かれるのは時間の問題だと思っていい
>>14
マンガやアニメはそうはならないだろ
元々の蓄積が膨大だから
バブル家電やテレビ連中がガタガタになるだろうが
一緒にするのは間違い
マトモな会社はちゃんと生き残っている
コレはニダやアルヨは間違っても越えることはない
>>17
無限大の蓄積がある訳じゃないんだからすぐに枯渇するだろ。
日本が一から10年掛けて創造してきた技術も、真似てパクるだけなら1年で出来る。
日本の圧倒的な優位性なんて一瞬で消えるよ。
後は極僅かに優れている部分にしても価格競争力の点で惨敗なら、結局は敗北に終わる。
>>66
しょせんパクリじゃん
>>66
一瞬は言い過ぎ。
液晶テレビのような凋落はないにしても、
それなりに面白くて安ければ結論はその通り。
パクリは無価値とか、3Dの技術やコストが進歩しないとかは
現実無視の妄想でしかない。諸行無常。
現場が潤うように業界と収益構造を変えない限りムリ
やる気があればできる、ネット時代だ
いつまで突っ立ってんだ
そこから活躍成功する人がでてきた
その仕事を中韓にぶん投げたらもう日本のアニメは終わりだろ
ゲップが出ます
>>32
金のない業界なのによくこれだけのアニメが毎期放出されるもんだわ
>>37
自転車はこぎ続けていないと倒れちゃう
netflix,hulu,amazon,daisuki.net,クランチロール dアニメストア色々あるけどさ
>>44
中抜きされないということは糞アニメで円盤3ケタしか売れなかった時や放送中止になった時のリスクもすべて負うってことだからな
その覚悟があればできるよ
>>46
昔はリスクを取った玩具会社が潰れたりしてたな
アニメ制作会社も出資をして倒産してたりもしたけど、今の委員会方式によるリスクの分散でかなり減った
最近だとGONZOがリスク取って作ってたけどパンクしたね
>>51
今は京アニが自社出資増やして来てるけど
コンスタントにヒット作出さないといかんからしんどいだろうな
>>51
調子乗って新宿に自社ビルなんか建てるから
今見てるのは斜陽産業の最期の輝き
>>59
なんでそんな事言うの?
単価を上げても描けない人が稼げないのは変わらないから
離職率9割が8割5分くらいに変わるだけだと思う
>>62
そんな事はないよ。普通にこなせる人も稼げなくなってるのが問題だし。
>>75
そこは単価の問題というか制作システムの問題でもあるな
ラフ原のみ、二原のみじゃ原画の単価の約半分しか稼げないから
もっと少なくして質を上げて、プロダクションの統廃合を進めよう
今みたいに粗製乱造のアニメ供給環境はいらない
コミケという空間で同じように本を売っててても
片方は5000部売り切れて、片方は1冊も売れないサークルがある
これはアニメスタッフでも言えること
>>65
これだな
昔、押井が安くて余ってる人材を集めて何か作ろうとしたが、あまりに使えなくて断念した
とっくに試してるんだよ
アニメーターは高度で専門的な技術者だから
才能無い人が淘汰されて離職してくのは別に構わないだろ
業界には年収1,000万円以上稼いでるトップアニメーターだっているじゃない
名前売って同人誌でも刷ったら良い
>>76
そういう問題じゃないよ。
>>76
選びに選びぬかれた業界の頂点レベル天才アニメーターでも年収1000万円代。
年取って体力落ちてきたり、画風が古くなってきたらそれだけ稼げなくなるだろうし、
夢のない世界だな。
>>76
原画マン年収200万台ぐらいの人が沢山居ると思うけど
才能無いから淘汰されても仕方ないって言ったらやる人居なくなると思う
労働環境が改善しないことが知れ渡れば人材不足になる
それがこまるなら労働環境は改善される
いずれ妥当なバランスに落ち着くんじゃない?
両業界とも大部分の人間は脱落するんだろうけど、
漫画家の頂点はすごい稼げるし
>>96
漫画家は絵が上手いだけじゃなれないから
>>102
ネタがないとね
絵よりネタのほうが大事だよ
アニメの楽しいイメージで若い人を大量に集めて
一部は生き残り大部分は脱落し
また次の世代を大量に集めてってビジネスモデルなんだろうな
芸能界、美術系、音楽系も似たようなもんなんだろうけど
>>99
スポーツ・芸術・技能系・芸能等々
才覚で食ってく業界は皆こんなもん
他の才能系職業と違ってこういった技能職は凡人でも頑張れば付いていけそうな幻想があるからこんな戯言が漏れるんだろ
いちいちTVに流さなければいけない訳でもなし。
志望者にもチャンスが増える。
>>115
ジャンプが本来そういう雑誌だったはずなんだけど
すっかりメンツが固定化してしまったね
ようはドコで儲けを出すのかが厳しくなってきたから
現場にしわ寄せがきてるって話ね
昔の特にロボットアニメなんかはプラモ(玩具)を売るための宣伝で制作・放映してて
アニメがヒットすれば億単位の売り上げが見込めるから制作費もそれなりに出せた
今のアニメはDVDの売り上げが収益源だからDVDが売れそうなオタ向けタイトルばかり作らされる
ガンダムとか一部のタイトル以外はカツカツのギリギリでやってる
つまりアニメを作って何か儲かる仕組みがあればもちっとマシなクオリティーが出せる
>>117
玩具売るアニメが制作費潤沢だったとは必ずしも言えないんじゃね
今は大半が低予算とはいえハイクォリティーな深夜アニメも極一部にあるし
ぶっちゃけアニメ業界に夢見る家畜がゾクゾク専門学校から送り込まれてくるから使い捨てる兵隊には困らん
今後アニメは製作サイドがクラウドファンディングで資金を集めて
観たい人だけが優先的または限定的に観られる仕組みが流行ると思う
金が集まらなかったらその企画はお流れ
金が集まったら制作スタート
顧客に直接要望を聞けるからマーケティングリサーチも兼ねるし
非オタ系ジャンルにも手を出せる
クオリティーが悪ければ次の機会はないからカス人員は淘汰できるし
資金問題だけじゃなく間に入ってる吸血鬼みたいな連中を排除できるのが最大のメリットね
>>126
結局それってOVAのスタイルが形を変えてるだけな気がする
>>127
誰が資金集めのプレゼンするかってことだからな
結局今と構造は変わらんか、むしろ悪化する可能性が高いな
安定などはない。保護しておもしろい作品が生まれるかといったらそうではないし
業界が衰退するなら衰退する運命だったとしか言えない
その進路に進んだ時
どのくらい淘汰されて、どのくらい残れて、残った時どの程度の収入なのか
そういったことが世の中に知れ渡ることだな
そのうえで
本人も家族もいろいろ検討すればいい
世の中なんとかなるもんだね
安い賃金で働くアニメーターがいくらでもいるのに
わざわざそいつらの賃金を上げようとは思わないわな
何でユニオン作んないんだろう
>>140
スタジオ・イースターの裁判を支援してた映演労連ってのはある
ただ、社員じゃないアニメーターはこの話のように
残業代不払いを要求するのは無理なんだよな
中韓に追い抜かれるって言ってるのは現場を知らない連中だろ。
韓国に任せられるのは背景くらいで原画も動画も問題外。
中国の方がまだましだけどそれでも動画まで。
シナリオや絵コンテなんかは絶対に無理だし。
まぁアニメーターの給料が安いのは昔から言われてるのに、
業界は動く気が無いんだからそのうち滅びるのは間違いないがな。