夫は「今でも愛しております」と語り、2人の娘は「父は追いつめられていた。ごめんなさい」と悔やんだ。
妻(83)への嘱託殺人の罪に問われているのは茂原市の無職の夫。家族によると、軽度の認知症という。
起訴状などによると、夫は2014年11月2日、自宅で妻から殺してほしいと依頼され、ネクタイで首を強く絞めたとされる。
夫は自ら110番通報。その後、妻は死亡。生前、「家族に迷惑をかけたくない」とメモを残したとされる。
検察側によると、妻は13年秋ごろから、急激に足腰が弱まった。次第に転倒を繰り返すようになったという。
夫妻は二人暮らしで、長女は頻繁に帰省して様子を見るようになった。14年10月には腰などの骨折が判明。「痛みで眠れない」。こう漏らしていた。
法廷での被告人質問や長女と次女の証言によると、東京・浅草の職場で出会い、結婚生活は60年余り。3人の子を持った。
長女は「父は付きっきりで面倒を見ていた」と語る。買い物、庭の手入れ、トイレの連れ添い……。料理も妻に教わったという。
「妻から『何もできない。苦しいだけ』と言われた。もう断れない」
夫は殺害を頼まれた時の心境をこう明かした。
最期、2人は添い寝をした。靴職人として働き、妻と知り合ったころを思い出した。昔話を続けた。「妻はニコニコしていた。とてもきれいだった」
妻は介護サービスなどを受けるのを嫌がっていたという。長女は涙ながらに「私がもう少し気付いていれば。父にはおわびでいっぱい」と語った。
被告人質問の終わりに、佐藤傑裁判官から「どうすれば良かったですか」と問われ、夫は「冷静になるべきだった」と述べた。
17日の論告で、検察側は「殺害決意は想像を絶する苦悩だったと思うが、妻の弱音とも考えられて軽率」などと指摘し、懲役5年を求刑した。
夫は「私がしっかりした男だったら上手な対応をとったと思う。言うことを聞きます」と語った。
判決は7月8日に言い渡される。(徳永猛城)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150618-00000012-asahi-soci
なにがどうすればよかっただ裁判官
それがわかってればこんな悲しい事件は起きてねーよ
ご老体が介護に疲れきって金もない
政治の方こそなんとかしろよ、安楽死認めろ
見ず知らずの裁判官の正論と
数十年一緒に連れ添った夫婦間の理解。
どっちがより個人の尊厳を理解しているのかねぇ・・・。
婆さんの付き添いで来てたこれまたヨボヨボの爺さんが「お前はぁぁぁ!車椅子位乗れんのかぁぁ~!!!」って
必死で立ち上がろうとしてるばあさんに怒鳴ってて居た堪れなかった
俺が婆さんを立ち上がらせて座らせようとしてる間も「お前はぁ!ほんとにバカか!!!」って
ずっと婆さん罵倒し続けてた(´・ω・`)
爺さんも理性が失われつつあるな
老老介護の悲しいところや
悲惨だな
これから暫くこんな状況が増えていくんだろうな
これなぁ、ほんと最後は本人の気力で生きてるんだわ。連れ添いが罵倒しても何くそと思ってチカラを入れることが、以外と意味あるんだよ。
優しくしてるとアッというまに、脳や身体が衰えていく。
ぎっくり腰ってだけでも寝れないほど痛いのに
とくに老体で足腰も弱まってる上で腰骨折ってたら回復も難しいだろうし
苦しんでる姿見るのはきつかっただろうなぁ…
これからこういう事件は増えていくだろうね
2006年2月1日未明。当時54歳の片桐康晴被告が、認知症の母親を殺害し心中を図るという事件が起きました。この事件の裏には涙なくして語れない悲しいエピソードがあるのです。
引用先:温情判決(京都介護殺人事件) ~もう生きられへん。此処で終わりやで~ | 感動まとめサイト – 「kokoro堂」
>>1
> 最期、2人は添い寝をした。靴職人として働き、妻と知り合ったころを思い出した。昔話を続けた。「妻はニコニコしていた。とてもきれいだった」
泣けて仕方ない
こういう思い出話できるのって素敵やねん
本当に軽率だと思うんなら何の考慮もせず10年くらい求刑しとけばいいものを、
5年なら思う所あったんだろ?だったら軽率なんて爺の心残りになるような事言うなよ
「殺害決意は想像を絶する苦悩だったと思うが、妻の弱音とも考えられて軽率、懲役5年を求刑する!(医療刑務所で長生きしてくれよ…)」
そういう意図があったと思いたいよな
ほんとに苦悩の末やってしまって、お前軽率だねとか軽く言われたら爺さんも自殺しちゃうよ・・・
罪じゃないだろこれは…
>佐藤傑裁判官から「どうすれば良かったですか」と問われ
おいおい裁判官それを聞くか?
夫も殺したくて殺したわけじゃないだろ
一緒に死ねと言ってるんだよw
爺ちゃんはは妻を殺したという罪をちゃんと償いたいから
110番したんだよ 逃げずにな
>>53
一応説明しておいてやる
裁判官はこの質問の答えをもって「反省の態度が見られる」にしたいの!
裁判官も検察も弁護士もこの哀れな爺さんを救いたくてそれに向けた裁判を粛々と進めているだけなのさ
恐らく執行猶予がついて控訴もなし
この結果を全員が理解して手続きを踏んでるだけ
執行猶予ついても後の生活が辛いというか何と言うか言葉にできん・・・。
いっそ懲役食らった方が何も考えず淡々と生きて行けそうな気もする。
最後は刑務所で手厚く介護されながら死ぬんだろうな
家事全部こなして介護までするのは高齢だとキツいだろうしな
安楽死を認めておくれよ…。
辛く人に迷惑をかけないと生きていけないならどっかで楽に死にたい。
50過ぎた子供が生活捨てて介護してお互い壊れることにしかならないんだよね
限界きて親殺すってニュースも時々あるように未来はないよ
年寄りには老後を安らかに過ごしてもらって
若者には未来を信じてもらえる社会にしないと
本人が死にたいというなら法律で認めてやれよ
こんなん残酷過ぎるわ
だから高齢夫婦で入居する介護スタッフ付のマンションとかもあるんだけど
月々の経費が高くてそのくせ夫婦ともに死亡する事故なんかも起きてる
これからこの手の話がどんどん増えると考えると鬱になるな(´・ω・`)
今現在介護ノイローゼになってる年寄りもごまんといそうだし
現実問題年寄りが年寄りを介護せざるを得ないんだよねぇ・・・
だよなぁ…
元気ならいいんだけど
爺婆と孫が同じ食卓囲んでるような生活ならいいんだろうけど
寿命が延びて豊かっていうけど、代わりに何かを捨ててきたよね
検察は殺人の下限である5年以上の求刑しかできない
判決は3年以下になって執行猶予が付く出来レース
刑が軽くなったって爺さんはうれしかないだろうけどな
社会のシステムがどこか不健全なんだろうな
同意
寿命が延びることによって起きる弊害なんだわな
早く死ねばいいって問題じゃないが、60歳超えたら社会のお荷物にいきなり切り替わる現状もおかしい
じゃあ働かせたらどうかというと、年齢的なもので脳みそが硬直化して逆に邪魔になる人材も多い
子孫を作れないという時点で生物としては用済みってことなのかもしれん・・・嫌な現実ではあるが
動けなくなっても長生きするのに意味なんてない
医者が儲けまくって笑うだけ
涙とまらん。
93歳でも投獄されるんだな
確実に獄中死じゃん