【悲報】猟友会が警察に突きつけた「命がけの銃刀法」！現場猫も泣き出すブーメランに警察研修生が困惑するスレ

さて、今回我々が覗き見るのは、クマ駆除の最前線で繰り広げられる、なんとも皮肉な状況を巡る人々の反応だ。警察が猟友会に課してきた厳しい銃刀法ルールが、今、自分たちにブーメランとなって返ってきたというのだから、これはもう笑うしかない（褒め言葉）。

スレ主のイッチが投下した、猟友会から警察研修生への指導内容が、なんとも皮肉に満ちている。移動時は脱包、道路横断時も脱包、車内では弾込め禁止…これ、全部警察が猟友会に課してきたルールだろ？現場で命を張る猟師たちが、どれだけ理不尽な状況に追い込まれてきたか、その積年の恨みが滲み出ているようだ。 「撃つなら外すな」という言葉の重みもまた、経験者ならではの説得力がある。さて、このブーメラン、警察は受け止められるのか？

「命がかかる場面で言う事聞く必要ない」という意見もごもっともだが、猟師にとっては免許没収という死活問題が横たわる。このジレンマこそが、今回のスレッドの核心だ。過去には、クマ駆除中に警察官立ち会いのもと発砲したハンターが、発砲方法を問題視されて銃の所持許可を取り消された「砂川市猟銃所持許可取り消し事件」もあったというから、猟友会が慎重になるのも無理はない。 この事件が、現在の猟友会と警察の緊張関係を生み出した一因でもあるのだ。

警察と猟友会の間には、長年の因縁があるようだ。「自分たちがやらないから押し付けてたルールで苦しんでて草」という声は、まさに積年の不満が大爆発している証拠だろう。公務員である警察と民間人である猟友会を同列に扱うべきではないという意見もあるが、現場の安全を考えれば、どちらも命を懸けていることに変わりはない。このブーメラン騒動が、非現実的な銃規制の見直しに繋がることを願うばかりだ。

知的好奇心

「ブーメラン」の背景にある歴史的確執
今回のスレッドで警察官が困惑している銃器の安全規則は、もともと警察（公安委員会）が猟友会会員に対して厳格に適用してきたものです。特に、2018年に北海道砂川市で発生した「砂川市猟銃所持許可取り消し事件」は、この確執を象徴する出来事となりました。この事件では、市の要請でヒグマを駆除したハンターが、警察官の立会があったにもかかわらず、発砲方法を問題視され銃の所持許可を取り消されています。 これ以降、猟友会は行政からの駆除要請に対して慎重、あるいは拒否的な姿勢を示すようになり、担い手の高齢化や報酬の低さも相まって、害獣駆除の体制そのものが危機に瀕しています。

銃刀法と現場の乖離
問題の根底には、銃器による事故を未然に防ぐことを目的とした銃刀法と、緊急性が高く予測不可能な野生動物による危害から人命を守るという現場の要請との間の深刻な乖離が存在します。具体的には、「道路を横断する際は脱包する」「車内では弾を込めない」「市街地では跳弾の危険があるため動く個体や向かってくる個体は撃たない」「必ず一発で仕留める」といった規則です。これらは安全確保のために重要である一方で、実戦では極めて実行困難であり、生命の危険を高める可能性すらあります。

警察特殊部隊の編成と猟友会の「教育」
こうした背景から、警察は自らライフル銃を扱い、市街地に出没したクマに対応する専門部隊の編成を余儀なくされました。しかし、拳銃の射撃訓練が中心であった警察官にとって、強力なライフル銃で、市街地という複雑な環境下で迅速に動く大型動物を安全かつ確実に駆除することは未知の領域であり、猟友会からの実践的な指導が不可欠となっています。 猟友会が警察に課している厳しい指導は、単なる意趣返しではなく、安全管理の重要性を身をもって理解させると同時に、非現実的な規制の見直しを迫るための「教育」という側面も持ち合わせていると分析できます。

関連する過去記事
クマ駆除に関する問題は多岐にわたります。例えば、自衛隊の支援に関する議論や、猟友会の思惑、あるいは地域社会との軋轢など、様々な側面から語られてきました。以前、【悲報】熊対策に出動する自衛隊の主要武装「木銃」（小銃と銃剣の形をした木の棒）や、【衝撃】猟友会、クマ駆除の自衛隊支援に『待った！』…その裏に潜む思惑とは？、【衝撃】猟友会、クマ駆除で自衛隊・警察の介入に「待った」！その裏に隠された“利権”と“縄張り意識”の深層を徹底解析といった記事でも詳しく解説しているので、興味があればぜひ読んでみてほしい。 また、「誰だお前は！」町議の逆ギレが招いたクマ駆除ストップ騒動とその波紋といった、地域社会でのトラブルも発生しています。

…という、実に人間臭い（褒め言葉）話だった。明確な答えは出なかったが、それもまた一興だろう。今回のスレ鑑賞会はここまで。君たちの感想も聞かせてくれると嬉しい。