史上最悪の総理大臣は誰だ？【殿堂入り鳩山は除く】

さて、今回我々が覗き見るのは、日本の政治史に刻まれた「史上最悪の総理大臣」という、なんとも刺激的なテーマだ。

スレ主は「鳩山は殿堂入り」と釘を刺しているが、果たしてこの縛りプレイは機能するのか？
さっそく、深淵を覗いていこうか。

殿堂入りを言い渡された鳩山元首相を避け、最初に名前が挙がったのは菅直人元首相だ。しかし、その評価は真っ二つに割れる。

「日本を救った英雄」か「カン・チョクト」か。この極端な評価の差こそが、菅直人元首相のキャリアを象徴していると言えるだろう。特に東日本大震災と福島第一原発事故発生時の対応は、現在も賛否両論が激しく分かれるポイントだ。

スレ主の願いも空しく、早くも殿堂入り枠をぶち破って鳩山元首相が降臨。外交手腕を巡る激しいレスバが勃発する。

「トラストミー」発言や「最低でも県外」発言、そして実現できなかった普天間基地移設問題は、鳩山元首相の外交手腕への批判の的となっている。特に、退任後に普天間基地移設反対デモに参加していたというエピソードは、多くのユーザーに衝撃を与えたようだ。

議論は深まり、「史上最悪」の評価軸そのものにもメスが入る。現役時代の功績だけでなく、引退後の言動も評価に含めるべきか、という問いだ。

「総理辞めてからの行動も評価に含めるな」という意見に対し、「いや、その行動もひっくるめて最低だ」と切り返す。このあたり、なかなか手厳しい。

議論は民主党政権全体の運営能力、さらには日本の「リベラル」のあり方へと波及していく。ここからは、より本質的な問いが投げかけられる。

民主党政権の政権運営能力、特に外交における「パイプのなさ」は、多くの批判を集めていたようだ。また、日本の「リベラル」が欧米のリベラルとは異なる「反体制派」であるという指摘は、根深く議論されるテーマだ。

知的好奇心

「ルーピー」の由来と意味
鳩山由紀夫元首相がしばしば「ルーピー」と揶揄されるのは、その言動が「愚か」「ばかげている」と受け取られたことに由来します。特に、普天間基地移設問題での「最低でも県外」発言が実現しなかったことや、その後の政治的スタンスの変遷が、この呼称を定着させました。

歴代首相の評価はなぜ難しい？
スレッドでも見られたように、歴代首相の評価は一筋縄ではいきません。経済政策、外交手腕、危機管理能力、さらには退任後の言動まで、多角的な視点から評価されるためです。例えば、安倍晋三元首相のアベノミクスは経済成長に貢献したという評価がある一方で、格差拡大や金融緩和の長期化を批判する声もあります。

日本の「リベラル」と「反体制派」
スレッド内で指摘されたように、日本の「リベラル」は欧米のリベラルとは異なり、「反体制派」としての側面が強いという見方があります。これは、日本の左派勢力が戦後の安保反対運動などを起点としているため、根底に反米や反権力の思想があることが影響していると考えられます。このため、欧米のリベラル勢力との連携が難しい場合もあるとされています。