
「米農家は老人が悪い」「大規模化すれば米は安くなる」──。そんな主張が飛び交う昨今、日本の米農業が抱える根深い問題は、単なる感情論では語れない複雑な背景を持っています。
【前提知識】「令和の米騒動」と構造的課題
2024年から2025年にかけて、日本では米の価格が大幅に上昇し、供給問題も発生しました。これは「令和の米騒動」として各メディアで報じられ、政府が備蓄米を放出する事態に発展しました。背景には、農家の高齢化や農地の細分化、そして長年の農政が生み出した構造的課題が存在しています。
夢見がちな大規模化論争、その実態は?
何故そうならないのか考えもしないのが信じられない
既得権を手放したくない人たちがおるからやろ
既得権なんか無いぞ
あるんだよなぁ だから「コメの値段」は下がらない…「転売ヤーのせい」にしたい農水省と、「利権」を守りたいJA農協の歪んだ関係
https://president.jp/articles/-/93166?page=1
JAと農家は全く別だけどね
JAは農家見下してるし
だから支配構造が出来上がってる事が問題なんやろ
スレ主の投げかけた「夢見すぎ」という一言から始まった議論は、早速、日本の米農業が抱える根深い問題、すなわち「既得権益」へと切り込みます。特に、JA農協と米価の関係性は、多くの識者が指摘するところであり、単純な効率化だけでは解決できない構造的な課題があることを示唆しています。
「大規模化こそ正義」か? 理想と現実のギャップ
でもそれようの公務員を大量に増やして税金上がると文句言うじゃん
財政法廃止して国債でええやん
欧州は自給率守るために実質公務員なのではって思うような補助金出ている国いくつかあるよな
1年で何日かしか稼働しない農機を節税のためと称してバンバン買う零細農家を守るから悪い
これやん
農機具メーカーから金もろてるのと違う?
そもそも飲食、食料品系の大手メーカーが農業に参入してボロカスで撤退してを散々やってる以上、利益の出ん業態なのは確定やからな日本人って言うほど食に感謝してないと思うで
公務員による農業や財政法の廃止といった大胆な提案が飛び出す一方で、大規模化が必ずしも万能ではないという現実的な視点も提示されます。特に、大手企業が農業参入に失敗し撤退する事例が多数報告されていることは、理想論だけでは解決できない業界の難しさを示しています。
農地の細分化と所有権問題、そして税制の矛盾
コメの生産コストは農地の規模で3倍も差が開く
本州は農地集約しやすい真っ平らな地域さえそりゃ赤字になるだろって生産性の低い細切れ農地の零細農家が乱立しすぎ
零細農家がそれぞれ小さな農機具を購入してチビチビ耕作してたら不効率にならざるをえない
大規模な農地で大型農機具を利用するコメ専業農家は現在でも普通に黒字で年収数千万台の農家も
https://www.mri.co.jp/knowledge/column/dia6ou000005cv5s-img/agrifood_20230707_2.pngまた「日本は平野が少なくてこれ以上農地集約は不可能」はよくある誤解
北海道と本州の中山間農地はどちらもほぼ同じ4割
なのに一戸あたり農地面積は10倍以上の格差
本州は区画整理しても無駄に細分化された零細農地が多い
零細農地は再度区画整理して大規模化が可能
中山間地でも平野のアホな細切れ農地より大規模化できたりする
https://www.pref.saitama.lg.jp/images/57572/6.png
https://www.pref.oita.jp/uploaded/image/2002332.png
民主党政権は政府の土地改良予算を削減したカネで零細農家への戸別所得補償というアホなバラマキ政策を実行
そしたら必ず補償金を貰えるからと
今まで農業法人に農地を貸していた零細地主による貸し剥がしが横行し農地集約に逆行する事態となった
区画整理出来ない大きな問題点は2つ
担い手がいない(あるいな担い手に予算がない)
所有権の法律が強過ぎてまともに名義を一本化出来ない
でも小規模でやってるところはほとんどが定年退職した老人が趣味でやってるようなもんで赤字前提で作ってるわけ
それに仮に今小規模でやってるとこ全部接収して大規模化しても収穫逓減生産コスト逓増からは逃れられんし営利企業がやるなら当然その分価格に反映してくる
だから大規模化したところで米の値段が安くなるとは一概には言えんと思うんやけどどうなん?
小規模農家は家族や親類のためにボランティアみたいな時給で文句言わずに米作ってるだけだしな
↓大企業が人を雇ってやった結果がこれ
>安倍政権以来、自公政権が“新農政の柱”と肝いりで推進してきた「大規模化」と「企業化」(企業の農業参入)が大きな壁にぶつかっている。
>オリックスが赤字を理由に、昨年の長野県内での野菜生産に続き、兵庫県養父市の国家戦略特区で展開する農業事業から全面撤退したのがその代表例である。
>大手企業では、ここ数年だけでも、ニチレイや東芝など退場の動きが相次ぐ。
>広く農業事業全般で見た場合、これまでにユニクロ、NTTドコモ、オムロン社、吉野家、名だたる大手日系企業が参入し、大きな代償を払って、事業売却・撤退に追いやられています。
いや今まで通り作って好きに値付けしていいよ
関税撤廃してくれってお願いしてるだけで
楽なんて言ってない
時給10円で売値5000円じゃないと儲からないって言う状況に消費者はお付き合いできないけど
高値で売りたいのはわかったからどうぞと
ただ関税撤廃の安い米買える選択肢残すのは当たり前の話でしょ
今だってカルローズ価格が数年前より上がってんのに今関税有り価格で売れてるコメを海外農家や中間業者が関税撤廃した価格のままほっとくわけないやろw
なおトランプ関税をやったアメリカでは中・下流・貧困層が安い輸入品で耐えてたのにトランプ関税で値上がりしたために
トランプの支持率急落したとさw
俺の主張は大規模化は何十年かかるか分からんし、中抜きピンハネ事業増やすだけやから関税撤廃したほうが早いって話よ
小規模を守って山地でも分散水源キープしつつ食料自給率をキープしつつなら分かるが
小規模潰して大規模化は正直意味不明よな
食料自給率も減るし
小規模の棚田とかも一応水源キープを兼ねてるのに
自分は何度も言ってるんだけど立地だの技術だの担い手だの収益だの以前の問題でまず所有権周りの法改正が行われないと効果的な集約は不可能だぞ
ただそれは農業のみならずありとあらゆる業種に影響及ぼすから難易度がかなり高い
そもそもこの付近の問題は政治家もまともに触れようとしないし
あちこちに点在してる農地を一社で管理するだけじゃ全然効率化されないっていつになったら理解出来るんやろか
そんなもんもう限界見えてる
どうにもならない細切れ田んぼの方が圧倒的に多くて
でもそのどうにもならない田んぼが日本の米の4割担ってる
生産総量が増えるわけではない
一番の問題は、去年品薄でなかったはずの去年産の米がなぜか今年たくさん出てきたり、米が問屋で余ってるのに値下げしようとせずに政府に助けを求める米問屋の存在よな
大規模化すれば解決するような嘘を言って大規農家と問屋や商社が結託できる流通システムの欠陥を隠そうとしているのが問題なわけで
卸業者は1年分確保して次の新米の時期まで計画的に一定量を流通し続ける社会的義務をもってやってる
そこに後から備蓄米が割り込んできたから必然的にその分は余るわな
個人「ほな山林タダで寄付するわ」
政府「あっ、お金かかるんでお断りします」これさぁ・・・
クソオブクソ
そのくせ相続の時に山林は普通に資産計上されて相続税結構かかるんだよな
山林なんて売れないのに何故か木は高く資産計上される
固定資産税払えないレベルで金ないから物納させてくれ言うても断られるのが本当にクソゴミ
知らん間に山相続しててずっと無駄金払わされとる
機械移動がロスだし2人でやってるから限界や
基本は果菜類よな
面積あたりの収益が段違いや
農業やってて思うけどコメはほんま農業というより工業やもん
農作物触ってる時間なんて種蒔きくらいであとはずっと機械触ってるもんな
収穫ですらコンバインから乾燥調整までコメ触らんでも済む
日本の農地は細分化され、所有権の問題が大規模化を阻む大きな壁となっています。さらに、山林などの固定資産税と相続税の矛盾、そして物納の拒否といった税制の不合理さが、農家を苦しめ、後継者不足の一因となっている現状が浮き彫りになりました。
【深掘り!知的好奇心】日本の米農業を縛る「構造的障壁」
日本の米農業における大規模化は、単に「やればできる」という単純な話ではありません。その背景には、地理的制約を超えた複合的な「構造的障壁」が立ちはだかっています。
GHQによる農地改革の光と影
第二次世界大戦後、GHQ指導による「農地改革(農地解放)」は、小作農を自作農に変え、民主主義の浸透に貢献しました。しかし、同時に全国に小規模で分散した農地を大量に生み出す結果となりました。この細分化された農地は、現代において企業が効率的な大規模経営を行う上での最大の足かせとなっています。
農地法と「自作農主義」の原則
日本の農地法は「農地はその耕作者自らが所有する」という「自作農主義」を原則としています。これにより、企業が農地を直接所有することは原則禁止されており、賃貸契約や農業法人設立といった限られた方法でしか参入できません。これが、大規模な土地集約を極めて困難にしています。
JAグループの絶大な影響力
全国農業協同組合連合会(JA全農)を中心とするJAグループは、農産物の流通において絶大な影響力を持ちます。肥料や農機具の購買から農産物の販売、さらには金融や共済まで多岐にわたる事業を展開しており、農家にとっては安定した収益確保のメリットがある一方で、企業が独自に販路を確保したり、価格競争を仕掛けたりする際の大きな障壁となっています。
「減反政策」の廃止後も米価が高騰しているのは、JA農協が米不足を見越して概算金(仮払金)を引き上げ、組織の利益を優先している側面が指摘されています。これは、市場原理ではなく、組織の意向が米価を左右する構造を示唆しています。
これらの要因が複雑に絡み合い、多くの大手企業が農業参入に挑戦しても、分散した圃場による非効率性や収益性の低さから撤退を余儀なくされているのが現状です。日本の農業の「大規模化」は、単なる効率化の理想に終わらず、社会全体で支えるべき食料安全保障の問題へと深く繋がっていることを、私たちは直視しなければなりません。
関連リンク
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- Japan’s rice shortages and price hikes (WashPost)
- “令和の米騒動”概説(中国語Wiki)
- 農業経営規模国際比較(MAFF統計)
- 農協(JA)の役割と論争点(英語Wiki)
- 減反政策廃止と米政策の変化
- 日本の食と農守る緊急集会議論