
中東の要衝、イラン。近年、その内部で燃え盛る火種が世界中の注目を集めています。経済の悪化、政治への不満、そして自由を求める声が、大規模な抗議活動へと発展。本記事では、一人の「スレ主」が投げかけた問いから、イランの知られざる現状と未来について深く掘り下げていきます。
【前提知識】イラン情勢を理解するための基礎
イランはかつて親米的なパフラヴィー朝によって近代化が進められたペルシャ文化圏の国ですが、1979年のイスラム革命により、シーア派イスラム法学者ホメイニ師が率いるイスラム共和制が樹立されました。この革命は、当時の国王モハンマド・レザー・シャーによる強権的な西欧化政策や独裁政治、そして経済格差への国民の不満が背景にありました。革命後、イランはアメリカを敵視し、厳格なイスラム法に基づく統治を行う一方で、核開発疑惑や周辺国への影響力拡大を巡り、国際社会から厳しい経済制裁を受けてきました。このような状況が続く中、2025年末から2026年1月にかけて、イラン国内では大規模な反政府抗議デモが激化しており、再びその動向が世界の注目を集めています。
高まる国民の不満:デモの背景にあるもの
ワイの前提知識としてはイスラム教で珍しくシーア派が優勢なことくらい
物価高、通貨没落、国民の弾圧、水不足、核開発、旗が気に入らない、自由の制限、イスラム教の強系、12日間戦争の敗戦、外国へのばらまき、大増税、イスラム体制への不満が主な理由やな
あとはインフラ設備の放棄や軍事費にお金を使いすぎてるのもあるな
あとは、デモで殺された人が沢山いるならその人ためにってのもあるね
旗が気に入らないってなに?国旗?
そそ、今のイランの国旗
これらの理由でもう、政府に一切期待出来ないってなってるな
今日買った卵が翌日には50円値上がりするようなスピードなみの、物価高
スレ主が語るデモの原因は多岐にわたりますが、物価高や通貨没落といった経済的な苦境が最も根深い不満の源泉であることが示唆されています。卵の値段が翌日には50円上がるという例えは、国民の生活実感としてその深刻さを物語っていますね。
イランの歴史と文化:ペルシャのアイデンティティ
元ペルシャだな
イランの中にペルシャがある感じや
そりゃ5割でしょー
イランが「元ペルシャ」であるという事実は、現代のイラン情勢を理解する上で非常に重要です。このペルシャという歴史的・文化的アイデンティティが、現在のイスラム共和制とは異なる国民感情の基盤となっていることが多々見受けられます。
国際関係とイランの立ち位置
勝ちやな
国民がいろんな通りの名前をトランプ通りやネタニアフ通りにしてるくらいやし
草 マジかよ
イラン国民の「トランプ通り」「ネタニアフ通り」という命名センスは、現在の政府とは異なる民意を示唆しており、国際社会への複雑なメッセージと捉えることができるでしょう。政権と国民の間に大きな隔たりがあることが見て取れますね。
深まる国内の溝:抗議活動と政権への不信
モスクや銀行、交番、軍事施設、役所に火をつける
革命防衛隊やバシジとの衝突
イスラム体制の終わりを叫んだり
パーレビ皇太子が戻ってくるように呼び勝てるな
身の危険感じる?
今はイランに住んてわ無いけど、イラン国内に知り合いは沢山いるな
一応してるみたいやな
革命前も王家は腐敗してないぞ
多分、革命後は立憲君主制か民主主義のどっちかやな
革命防衛隊の人を今車で轢くと国民の英雄扱いになるよ
革命防衛隊の人なんて人にあらず的な認識だし
デモ隊の抗議行動はモスクや銀行への放火といった過激なものにエスカレートしており、その背景には革命防衛隊への根強い不信感があるようです。車で轢くと英雄扱いされるという話は、国民の鬱積した感情がどれほど深いかを物語っています。
イランの日常と文化の意外な側面
宗教的にはカニ食べるのはダメらしいけどね
そんな話は聞いたことはないけど、賄賂渡すことはあるで
今の政権やな
昔はイスラム原理主義と共産主義を混ぜた団体も多かったけど今は解散してる
宗教的なタブーと賄賂、そして「今の政権がタリバンやイスラム国のようなもの」という衝撃的な発言。これらのレスからは、イランの複雑な社会構造と、政権に対する国民の厳しい視線が垣間見えます。一般に知られていないイランの日常が露わになりますね。
経済問題と国際情勢:石油と核開発の影
イランの石油輸出はうまくいってないんか?
政府が中国に安値で売ってるだけやで
アメリカがイランの石油の半分をとっても今よりはかなりマシになる状態や
ほんの少しだけしたらしいな、その後は再建放置や
そんなもん作るなら海外にばらまきするのが今の方針や
日本語と韓国語ぐらいの差がある?
日本語とロシア語、中国語くらい違うな
石油を安値で中国に売り、復興を放置してまでも「海外にばらまく」という政権の方針には、多くの疑問符が付きます。国民の生活が苦しむ一方で、どこに富が流れているのかという不信感が、デモの燃料となっていることは想像に難くありません。
政権崩壊の可能性と未来への展望
内乱はまだじゃないか?
4割か5割かな
今3日くらいネットも電話回線も全て遮断されてるから何の情報してないんだよね
もし前みたいに色々反政府運動してるなら可能性は高い
歴史的に色々な血が混ざったから美人大国ではあるで
デモ隊が300万人超えてる話もでてるんだよな
ハマス、ヒズボラ、イエメンのフーシ派、イラクのフーシ派、アルメニア、ベネズエラ、シリアのアサド政権とかに兵器や軍人、政治指導、お金をばら撒いてるな
中東の戦争の大半の原因やな
あと、他のところにもばらまきはしてるらしいな
宗教としてはもう無いと思う
それよりかはファションとかシンボル的に人気あるな
つくる技術は前からある
ただ、スパイとかがかなり入り込んでいて邪魔されて作れないのと、作る作業だけでもかなりの脅威になるらしいな
この前のアメリカのバンカーバスターはあんまり効果無いとかなり言われてるらしいね
もう半世紀近いから覚えてる人も少ないやろけど
親から語り継がれてるからある程度知ってるし、今のイランの発展は国王時代のものだっても知られてるからなぁ
民主は国王自体の緩い感じを望んでるね
国民自体は親米、新イスラエルの人が多いみたいやな
政権崩壊の可能性が「4〜5割」と語られるイラン。デモ隊が300万人を超える規模に達しているという話は、その危機的状況を如実に物語っています。海外への莫大な資金援助と、国民の生活苦、そして核開発問題。これらの要素が複雑に絡み合い、イランの未来はまさに予断を許さない状況にあります。
周辺国との関係と情報統制の実態
イラン国籍取ってる人はデモ隊と一緒にデモしてるし
難民だった人は去年アフガンに大量送還されてるよ
あとは、革命防衛隊に雇用してるって話もあるらしいな
まだやな、国民的にはオイル代払わないでくれてありがとうって感じ
オイル代が兵器とかに変わるだけやから
これデモ側失敗したら天安門みたいになる?
政府は仲良しじゃない?岸田がイランにばらまきしてたし
石油も直通は輸入してないけど
他の方法で輸入してるのかな?
制裁前はトヨタの工場がイランにもあったらしいな
前まではベネズエラだったけど
テレグラム経由で色々情報得られるけど、ネットも電話も全て遮断されてるかな、ほとんど情報来ないで
テレグラム使うのもセキュリティ性が高いからやな、
あとは、Twitterでiranとかの検索かな
イランインターナショナルってニュースアカウントあるから、そこからリアルタイムの情報得られるみたい
「オイル代が兵器に変わるだけ」という言葉は、イランの対外政策と国民の生活が乖離している現状を端的に示しています。また、ネットや電話回線が遮断されているという情報統制の実態は、現地の正確な情報を得ることを極めて困難にしています。こんな状況下でも、SNSを通じて情報が流れているのは驚きですね。
食文化と宗教、そして政治の複雑な関係
美味しのもあるけど、味は少し薄いみたいやな
スイーツ系統は美味しいらしい
センクス
中東で薄味は珍しいなぁ
一度食ってみたいわ
昔から周りの国と仲が悪かったから味の強い香辛料がそんな国に入らなかったせいで味が薄い料理が多いな
王政はアメリカがダメ出ししそう
パーレビ皇太子が近々イランに戻るって声明だしたし
パーレビ皇太子がトランプと会談したみたいやで
アメリカの傀儡として、王家使うじゃないかな?
現体制の前らかなり自由な国だったみたいだしその空気に触れたら国民も納得するかもな
国民自体も発展していい暮らしができるならアメリカ傀儡を受け止める感じやな
実際アメリカの傀儡とかの国は沢山あるがどこも発展してみんな暮らせてるし
実際衣食住が満ち足りたらある程度の不満はなくなるわな
それプラス今より自由になればアメリカ様々って感じになりそうやね
あとは、核の代わりになる米軍基地も置かれるだろうし
米軍基地を攻撃する国なんて片手で数えるくらいやし
イラン料理が薄味である背景には、意外なことに歴史的な国際関係が絡んでいるという指摘は興味深いですね。また、政権崩壊後のシナリオとして王政復古とアメリカの関与が語られる一方で、「衣食住が満たされれば」という国民感情は、非常に現実的で切実なものです。
宗派対立と地政学的戦略
スンニ派の連中が憎いから?
これもまた「名誉殺人」みたいなものなの?
利権争いやな
スンニ派の国をアメリカが支援してるからイラン政権にとっては敵国なんだよ
だからテロ活動とかで政権壊して、シーア派圏を作ってイランの保護化して資源や経済を自分のものにしようって感じや
金と権力と生存権のためだけ
スンニ派がイスラム人口の9割やな
シーア派は1割
他の派閥もいるから少し少ないかもだけど
シーア派が多数派の国はイラン以外だとどこなん?
イラクもシーア派多いな
あとはバーレーンとか、サウジアラビアのペルシャ湾沿い
アゼルバイジャン
ただイランとは関係微妙
そこもシーア派圏だったな
テヘランにNHKの支局あるはずやが
ほんと不思議だよね
なにかやましい事でもあるのかね
あと、多分イランが3日前くらいか色々遮断されてるから情報を送れないのもあると思うけど
しかも下手すると異教徒なんぞより余程ヘイトが高いって事も
フセイン政権下のイラクがブッシュの大量破壊兵器の言い掛かりを国際社会で明確に否定しなかった理由だったり
サウジ筆頭にスンニ系のイスラム主義国家がイスラエルに日和った態度取る理由だったりするのに
一部の人だけじゃね?
基本はどうでもいいやってニュアンスだし
中東のテロ活動が単なる宗派対立ではなく、「金と権力と生存権のための利権争い」という視点は、この地域の複雑さをよく表しています。また、国内メディアが大規模デモを報道しない「不思議」は、情報統制の強さと政権の焦りを物語っているでしょう。
情報遮断下のイラン:国民の願いと国際社会の動向
君も持ってる?
こう言う反政府運動の時は逮捕されることあるね
可愛い子もええで
可愛い子も美人な子もいるで
政権側の人は裕福
もしかして倒した後にホメイニ政権を目の当たりにして
「こんなはずでは・・・」だったとか!?
王朝自体はかなり裕福だったんだよ、国主導で富国強兵してたしね
でも、原理主義者や共産主義は王朝に対して反対でそこをアメリカの支援によって革命起こされたね
一応革命時は共和制になっても国王時代の自由は保障するし、なんなら電気光熱費、ガソリン代タダにするよって掲げていたけど革命したら独裁始めたね
独裁が加速した原因の一つがイランイラク戦争もあるけど
納得しました、有難う。
まあ、権力さえ奪ってしまえば・・・ってところですかね。
そーだな
実際多分そうなるだろうね、その後に世界各国にインフラ復帰とか最新施設の自注するだろうね
https://greta.5ch.net/test/read.cgi/poverty/1768059060/
アメリカに亡命してるこのオッサンが指導者になればイランは親米になるの?
軍や国民はいきなり親米国家になろうと従うのかね
皇太子がきたらかなりの親米国家になるね
国民自体も親米やで
反米は今の政権の人と今の政権で利益得てる人やな
今はアメリカにいるんだっけ?
そうなったとしたら中東はアメリカにほぼ制圧された感じやな
そしたら、ホルムズ海峡もスエズ運河も平和になるし
中国の影響力も下がるし
今、中国がたくさん原油や資源を輸入できる先なんてアフリカとイランくらいやし
イラン市場失うのもかなりの痛手だと思うで
中国とドローン提供してもらってるロシアは涙目になるね
確かになロシアも弱まるな
軍も二極化するだろうけど、米軍が滞在するなら変な事はしないだろう
シーア派からスンニ派に鞍替えして
なんG民みたいに勝ち馬に乗ろうとしないんか?
イラン自体はシーア派が多数やで
あとは国民自体が宗教いらないって感じや
大まかなやけどシーア派とスンニ派の地図これ

大雑把な地図やけどこれ以外にイラクとイエメンにいるくらいやな
サウジアラビアのシーア派も多くに2割や
はえ~
トルコくらい緩いイスラムなんかな
政府の対応次第ではアンチ宗教になるかもだけどな
まあそもそもイランと言うかペルシアはゾロアスター教国だし
そーなんだよな
イスラム教に改宗した理由に節税ってのも大きいし、シャーナーメってのがあるくらいやし
あんな不安定な土地に投資するのは割りに合わんやろ
政府が転覆すればアメリカは在留するし
民主主義か立憲君主制のどっちかになってアメリカの傀儡になるから安定するで
今までがうまくいかなかったが政権が反米組織に色々と支援してたからだひ
今では装備が手に入らなくて、
オス猫からペルシャ猫になっているようだけどw
十数台しか動いてないらしいけどな
それらも少し前に起きたイスラエル戦で空港や基地ごと爆破されたんだよなぁ
あとは、かなりの革命防衛隊の幹部が暗殺されたな
国民は家で喜んでみたいやけど
例えばシリアのアサドはバリバリの世俗派やし
そこらへんってどうなんや?
独裁者って何かしら派閥の人使って国をまとめないと行けないのよ
東アジアは共産主義だし、ヨーロッパもそうやな
中東は共産主義はそんなに広まらなかったからイスラム原理主義者を使ってるだけ
さらに原理主義者を使うことによって、軍とかそう言うのも作りやすくなると言うメリットがある
使用を終えたテレカを穴をふさいで使用可能にする
いわゆる不正テレカを扱っているイラン人なる飲み仲間がいて、
そのイラン人がラーメン、特にチャーシュが好きで、
でも夜にならないとラーメンを食べなかったらしく、
何となく理由を聞いたら、「今アッラーフは就寝中」
とか言われたと、知り合いから話を聞いて大爆笑したw
イラン国内でも豚肉売られてるからね、アルメニアハムや脱法肉って名前らしいで、詳しくは知らないけど
憂鬱な作品多くてあんまり見てないンゴ
ロシアや中国にとって大きい市場が消えるし
中東から影響が無くなるし
同盟国も減るから残るレッドチームがロシア、ベネズエラ、中国、キューバ、北朝鮮になるね、キューバも近いうちに無くなるし、ロシアと中国もさほど仲良くないから打撃にならね
さらにロシアや中国に資源を格安で販売し無くなるから、ダメージを与えられる
ベネズエラも消えてたわ
ベネズエラももうレッドチームから抜けそうやし残るはロシア中国北朝鮮だけになるんか
北朝鮮も核は持ってるけど、使う勇気ないからほとんど影響力ないで
だから、主要国がロシアと中国になるけど、この2人がちゃんと手を組むとは思わん
あとは、カスピ海にアメリカの影響力が及ぶのもでかいね
数万人おるよ、なんならアフロマズダーの形をしたネックレスつける人多いで
イランが無くなれば一帯一路なんて、経済規模も軍事力も影響力も小さい小国ばっかになるから一帯一路失敗するね
今のところは40くらいか?
政権がデモ隊沢山殺したり、変なことするほど可能性は上がる
偶然スレを覘いて、イラン革命に興味を持って
ちょっと調べてみたんだけど、
革命から暫くは、最高指導者、大統領、首相が
いたんだってね。少し笑ってしましました!。
首相は反政府的だったから無くしたみたいやな
大統領も最高指導者が指定した数名のうちから選挙で選んで
決めるみたいやな
あとは、各国が政府批判するほど可能性はあがるんじゃね?
アプリじゃない方で
攻撃されないと思ってるんじゃね?
あとは、すぐにデモを弾圧したい気持ちもあるだろし
多分言い出した原因は重要モスクに火をつけたことだって噂されるみたいやで
今敬虔なムスリムって何%位おるんや?
その人達には都合の悪い暴動やないんか?
そんなデータはないから何とも言えないけど
3割以下とかって話もあるで
基本、政権よりの人は敬虔な人みたいやな
ネット上と現地のレート違うけど、ネット上もかなり下落してるで
通貨価値検索してみるとおもろいよ
95%マイナスってヤバいな
現地レートではもっとやで
ヒェ…
これが日本で起きた想像してみてよ
反政府運動するでしょ
政権崩壊の可能性、アメリカの介入、そしてロシア・中国への影響まで、イラン情勢は世界全体のパワーバランスに深く関わっています。そして、通貨価値が95%も下落しているという現実は、デモがこれほどまでに拡大する理由を雄弁に物語っていると言えるでしょう。国民の「反政府運動するでしょ」という言葉が、この国の未来を象徴しているのかもしれません。
【深掘り!知的好奇心】激動のイラン情勢:歴史から紐解く現在と未来
イランでは2025年末から2026年1月現在にかけて、高インフレや通貨暴落に端を発する大規模な抗議デモが続いています。この動きは経済苦を背景に、現体制への不満、政治改革要求、さらには一部で王政復古を求める声にまで発展しています。政府はインターネット遮断などの情報統制と強硬な鎮圧で対応しており、複数の死者や数千人規模の拘束者が報じられています。
📍 最大規模の抗議運動が続行中
2025年12月以降、テヘラン、マシュハド、イスファハーン、シラーズなどの主要都市で大規模な集会・抗議行動が展開されています。最高指導者ハメネイ師は、これらの抗議活動を外国勢力が誘導していると強調し、政府は警戒を強めています。
📍 抗議の発端は経済危機
デモは高インフレ、通貨リヤルの過去最低水準への暴落、基本必需品の物価急騰が主な発端です。この経済不満が、すぐに政治不満と結びつき、国民の怒りを爆発させました。
📍 政府による強硬対応と犠牲
政府は全国的なインターネット遮断を行い、情報統制を強化しています。複数の権利団体や通信社によれば、抗議活動中の死者は数十人規模、拘束も数千人に及んでいると報じられています。政府高官はデモ参加者に対し厳罰を警告しており、死刑が言及されたケースもあります。
多くのSNSやネット掲示板で流れる「革命確実」「内乱」といった楽観的・陰謀論的な内容は、裏付けが不足しているとの指摘が専門家からはなされています。情報源を吟味することが重要です。
🇮🇷 歴史的背景と現在の情勢への影響
現在のイラン情勢を理解するためには、1979年のイスラム革命とその後の歴史的経緯が不可欠です。
- イスラム革命(1979年): かつての親米的な世俗主義国家パフラヴィー朝は、国王の強権的な西洋化政策と富の不公平な分配に対する国民の不満から崩壊。シーア派指導者ルーホッラー・ホメイニーが権力を掌握し、イスラム共和制を樹立。これにより、アメリカとの関係は決定的に悪化し、経済制裁が発動されました。
- イラン・イラク戦争(1980-1988年): 革命直後の混乱に乗じたイラクの侵攻により、長期の戦争が発生。これは革命政権の基盤を固めつつも、経済的・人的に甚大な被害をもたらし、国内の引き締めを強化しました。
- 核開発問題と経済制裁: 1970年代から進められていた核開発計画は、革命後も自主開発が続行。2002年の秘密核施設暴露により核兵器開発疑惑が浮上し、国連、米国、EUなどから厳しい経済制裁が科されました。2015年のイラン核合意(JCPOA)で一時解除されましたが、2018年のアメリカ離脱で制裁が再開・強化されています。
- 宗派対立: イランはシーア派イスラム教徒が多数を占める数少ない国であり、イスラム世界の多数派であるスンニ派との間には歴史的対立があります。これは中東地域の政治的・地政学的な権力争いと密接に結びついており、イランがレバノンのヒズボラやイエメンのフーシ派など、地域のシーア派系武装勢力を支援する背景にもなっています。
これらの歴史的経緯は、現在のイランが直面している経済的困難、政府への根強い不満、そして国際社会との緊張関係の根源となっています。国民の間には、革命前の「緩い」時代への回帰を望む声や、欧米諸国との関係改善による経済発展を期待する意見も少なくありません。
イラン情勢の根底には、経済格差、情報統制、そして歴史的な背景が深く絡み合っていることが改めて浮き彫りになりました。しかし、この混沌の中にも、国民の「自由」と「より良い生活」を求める声が確かに存在しています。我々は、この国の未来がどのように紡がれていくのか、注視し続ける必要があります。
関連リンク
- Reuters: イラン、抗議拡大で正当性危機と指摘 — 全31州で不満広がる
- Reuters: 抗議拡大で政府が強硬な対応を示唆
- Reuters: インターネット遮断、死者数増加
- CNN Japan: 抗議・死者・拘束報告と混乱した状況
- Guardian: 制圧強化、国際的非難広がる
- Wikipedia: 2025–2026 Iranian protests(抗議運動の背景・経緯)
- Wikipedia: 2026 Internet blackout in Iran(通信遮断状況)
- Wikipedia: Killing of Mohammad Nouri(抗議中の死者事例)
- 世界史の窓: イラン革命 (イラン革命の背景・経過)
- Wikipedia: イランの核開発問題 (核開発の経緯)
- Wikipedia: イランに対する制裁 (制裁の歴史と影響)